就職対策Vo.069~入社する企業を決める際は、人も見よう
キャリアコンサルタントのサイトウです。今回は、内定を取得した企業に入社する際の注意点を記載いたします。
あなたが就活をしていて、複数社からの内定を取得したと想定しましょう。
あなたは、その中から入社する企業1社を選ばなくてはいけません。
大事なのは、
モノサシとなる基準があるかどうかです。
モノサシについては、
「就職対策Vo.046~企業を選ぶ判断基準を考えよう(後編)」の記事を参照ください。
企業を選ぶモノサシは、当然人よって、内容も優先順位もそれぞれ違います。
そんな中でも、
重要なモノサシをお伝えいたします。
それは、
一緒に働く人(社員)は、自分に合っているか、ということです。
これだけ聞くと、自分勝手に聞こえますが、そういう意味ではありません。
長い時間を過ごす会社ですので、働く人との相性はとても大事なのです。
中には、面接官と相性が合うので大丈夫です、という人もいるかもしれません。
よく考えてください。
面接官=一緒に働く人とは限りませんよね。
面接官は、人事担当者や、他部署の人の可能性もあります。
また、社長との相性も大事ですが、実際のところ、社長と一緒に働くことは、そう多くはありません。
だからこそ、
一緒に働く人との相性を確かめる必要があるのです。
それを確かめるためには、
内定面談の機会をもらうことが一番です。
内定面談では、面接官の他にも、一緒に働く人や上司になる人と会って話す機会が多く、顔を見て話をすることができます。
もちろん、完全に相性が合うケースは多くはないと思いますが、どんな人かは、会って話すことで何となく分かります。
ただし、こればかりに偏ってはいけません。
あくまでモノサシですので、他とのバランスも大事です。
実際は、内定面談を経て、一緒に働く人や上司に会っていても、入社後にGAPが生じることもあります。
人間ですから、分からないことや見抜けないことも、当然ありますよね。
そんな時は、相手のことに対して文句を言うのではなく、
自分が変わることが大事です。
相手に変化を求めるではなく、自分の行動を変えるのです。
そうすることで、結果として、相手が変わる可能性もあります。
企業を判断するモノサシは、人それぞれありますが、働く人に関する相性を考えることで、働きやすさも変わってくるでしょう。
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