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卒業生インタビュー

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Pスク卒業生インタビューVol.058~小畑理久さん

   

【Pスク83期 小畑理久さん26歳】

●実は、(大学時代の)就活中に、IT企業への就職が内定していたのですが、コロナの影響で、2月に内定取り消しの連絡があったんです。

――小畑さんのこれまでの経歴を教えていただけますか?

新卒で、機械系エンジニアリング会社に入社しました。実は、(大学時代の)就活中に、IT企業への就職が内定していたのですが、コロナの影響で、2月に内定取り消しの連絡があったんです。正直、かなり焦りましたが、そこから急いで就活して、今の会社に入った感じです。ホントはIT企業に入りたかったのですが、就職浪人はしたくなかったので、当時は選んでいる時間はなかったですね。

――どうして、IT/Webエンジニアになりたいと思ったのですか

元々、ITに興味を持っていたこともありましたが、友人がプログラマーとして働いていて、仕事内容や日々の過ごした方を聞く内に、興味を持ちました。大学の授業で、Pythonやオブジェクト指向の講義があったので、馴染みもあり、もっと知りたいって思いました。

――IT/Webエンジニアになろうと決めた後はどうされていたのですか?

まずは、どんなものなのかを知るために、独学してみました。そしたら、けっこう面白くて、しばらく継続しました。そうしていくうちに、「IT企業に就職したい!」「ソフトウェアの開発エンジニアになりたい!」という気持ちが再燃してきて、もっと力をつけるためにスクールを探し、「無料PHPスクール」に参加しました。

 

●他の無料スクールは、「内定=入社承諾」で、それが嫌だったですし、そもそも職業選択の自由がないのは、ダメじゃん!って思いました。

――「無料PHPスクール」を知ったきっかけは何だったのですか?

プログラミングスクールをネットで探していて見つけたことがきっかけです。確か、検索したワードは、「PHP」「スクール」「無料」だったと思います。

――他ITスクールもある中、「無料PHPスクール」に参加してみようと思った決め手は何だったのですか?

一番は、無料(デポジット制)ってところで、お金がかからないのと、職業選択ができるところだったからです。他の無料スクールは、「内定=入社承諾」で、それが嫌だったですし、そもそも職業選択の自由がないのは、ダメじゃん!って思いました。

――かなりハードだったと思いますが、「無料PHPスクール」に参加してみて、率直にいかがでしたか?

基礎の基礎から、PHPを一通り学習できるため、PHPを使用する企業に就職すると、学んだことをスグに活かせるところは良いですね。ただ、23日間と短期集中型なので、働きながらは、しんどかったですね。

 

――面接用の成果物(自作Webアプリ/ポートフォリオ)は何を作ったのですか?

だれが見ても分かりやすく、オシャレな見た目にして、ECサイトに最低限必要な機能を実装しました。拘ったポイントは、ユーザー機能で商品の絞り込み機能、管理者機能でユーザーの絞りこみ機能を実装したところです。

●珈琲豆/器具販売ECサイト開発(Web/スマホ)

・ユーザー機能:ログイン(ID/Pass、認証/PWリマインド/ユーザー登録/ログアウト)、マイページ(住所/メアド/電話番号/PW変更/退会)、商品カテゴリー検索、ECカート(数量変更/商品問合せ/削除)

・管理者機能:ユーザー管理(一覧/CSVダウンロード)、商品管理(一覧/詳細、登録/編集/削除)、注文/発送管理、売上管理(月別/総合計/CSVダウンロード)

――企業面接はどうでしたか?

もちろん、最初は緊張しました。それでも、面接を重ねるごとに徐々に慣れましたね。慣れることで、余裕がうまれ、毎回、改善していきました。気を付けたところは、結論ファーストで、説明が長くならないように、簡潔に話すことです。

――企業面接の結果はいかがでしたか?

自分が希望した、入社したい会社から内定をもらえたので、良かったです。これでWebエンジニアとしてスタートできると思いました。

――企業との面接が始まる前に、企業を選ぶ上で、拘っていたことがあれば教えてください。

プログラミング言語には拘っていませんでしたが、Web開発には興味がありました。あとは、やりながら、自分が働いてみたいと思える企業を探そうと思っていました。

――基準にしていたことは何ですか?

受け身な意味ではないんですが、入社後の研修期間があることを一つ基準にしていました。いきなり実務となると、迷惑をかけてしまうと思っていたので、少しでも勉強できる研修期間があるといいなと考えていました。他には、いろんな業務や工程にチャレンジできることです。

――最終的に、株式会社●●に入社を決めた理由はなんですか?

最終面接の時に、「うちではいろんなことやれますよ!」と言われたことが大きいですね。また、具体的な案件の話や、業務工程の話をしてもらえたので、ここでは「やりたいことができる」と感じました。

――面接をして内定を勝ち取ったわけですが、どこを評価されたと思いますか?

将来どのようになりたいかが、マッチしたんだと思います。面接では、「いろんなことができる、フルスタックエンジニアになりたい」と伝えました。あとは、そのためには、いろんなことを知っていないといけないので、インフラの経験も必要だと伝えたことも、その重要性を理解していると思ってもらえたかもしれません。

――「無料PHPスクール」含め、就職活動に、ドリーム・シアターを使ってみて、良かった点はどんなところですか?

一番は、面接が上手くいって、就職ができたことです。また、自己分析や面接練習用のQAシートがあったことも大きいですね。面接がやりやすかったですし、事前準備ができたので、本番ではあまり緊張せずに臨めました。

 

●ISMSの仕事と、病院向けのWeb予約システムの開発をしています。

――入社当初は、どのようなお仕事からスタートしたのですか?

入社後は、アルゴリズムの研修を2週間行い、それと並行して、ネットワーク系、AWS、SQLの動画を視聴していました。それがだいたい約1.5ヶ月間くらいです。それから、同期4名と一緒に、2週間かけて、簡易的な転職サイトを実装しました。

――入社当初、不安はありましたか?

特になかったです。やるしかないですからね(笑)。

――今現在は、どのようなお仕事を担当されているのですか?

ISMS(※)の仕事と、病院向けのWeb予約システムの開発をしています。外部監査向け資料作成、内部監査用資料は、去年のフォーマットを参考にして、二人で作りました。予約システムはPHP(Smarty)で書いています。

※ISMS:情報セキュリティマネジメントシステム

――入社後の良い意味でも、悪い意味でも、ギャップはありましたか?

面接前と後で、雰囲気は同じなので、ギャップはないですね。自分が所属している開発部は、テレワークが中心なので、私が出社しても他の方と直接会うことはほとんどないんですが、聞きたいことが聞ける環境なので、働きやすいです。でも、将来的にずっとテレワークになると、何となくつまらなさを感じるかもしれないですね。

――実際に仕事をやってみて、自分が「エンジニアに向いているかもしれない」と思うときはありますか?

機能面を考える時に、割とアイデアが出てくる方なので、そういう時に楽しいと感じます。言われたことだけをやるというよりも、考えることがある方が楽しいですし、やりがいがありますね。

――エンジニアとして、ビジネスパーソンとして、大切にしていることは何かありますか?

日々新しい業務が増えるので、少しの時間でもよいので、業務後に勉強することと、コミュニケーションは、積極的に取るように心がけています。

――エンジニアにとって、プログラミング以外に大切なことって、何だと感じていますか?

やっぱりコミュニケーションですね。仕事以外の時間とかでも、話をしておくと、仕事の相談なんかがしやすいんです。あとは、定期的な飲み会があるので、こちらも参加しておくと、関係が作れます。飲み会のペースは、月1回くらいなので、今のところほぼ参加していますよ。

――現在、プログラミング以外に勉強していることは何かありますか?

今のところ、業務を覚えることに必死なので、特にやっていないです。これからは、Dockerを使用することが多くなるので、勉強はしていく予定です。また、API関係のことも勉強していきたいですね。

 

●プログラミングは、長期で学習するより、短期で学習する方が上達しやすい

――ちなみに、小畑さんは、小学生の頃、どんな子供だったんですか?

いたって普通の子です(笑)。友達の家に行って、DS、PSPなどゲームをよくしていました。

――今後は、どのようなエンジニアになりたいですか?

直近だと、バックエンドを極めたいです。今は、PHP(Smarty)を使用しているので、今後は、Laravelをやっていきたいですね。フロントは、JavaScript(Vue.js)のスキルを身につけたいです。

――今後、どんな人と働き、どんなことに挑戦していきたいと考えていますか?

常に新しい技術を追い求める人はすごいなと思いますし、そういう人と一緒に働きたいです。その上で、コミュニケーションがうまく取れる人、話しやすい人と働きたいですね。いくら技術レベルが高くても、質問がしづらいと意味がないと思うんです。挑戦したいこととしては、フロント側の実装です。機会があれば、挑戦していきたいので、業務外の時間を使いながら、自分で勉強していこうと考えています。

――ありがとうございました!最後に、これからIT/Web業界に就職しようと考えている「PHPスクール生」に、先輩として、何かアドバイスをお願いできませんか?

プログラミングは、長期で学習するより、短期で学習する方が上達しやすいと思います。「無料PHPスクール」は、課題の量が多く、大変だと思いますが、自分の力になりますし、入社後の実務で、必ず役に立ちますので、頑張ってやりきってください!

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