【通信保守作業員⇒Webエンジニアへ】Pスク卒業生インタビューVol.060~宝関龍太さん
【Pスク88期 宝関龍太さん30歳】
●調べていく中で、未経験就職には、ポートフォリオが必要だということが分かり・・・。
――宝関さんのこれまでの経歴を教えていただけますか?
はい、人事総務、経理、社内SEなど、管理部を6年5ヶ月、通信塔や建物設備の点検・保守を3年8ヶ月、経験してきました。これまでにやってきたことは、プログラミングとは程遠い業務でしたね。
――どうして、ITエンジニアになりたいと思ったのですか?
社内SEをしていたときに、業務システムの開発で、外部のITエンジニアさんと関わることが多々あり、その仕事内容自体に興味を持ちました。元々、IT分野に興味があったことも大きいのですが、チャレンジしたいと思うようになり、年齢的にも、最後のチャンスだろうと覚悟の上、思い切って転職に踏み切りました。
――ITエンジニアになろうと決めた後はどうされていたのですか?
全くの未経験だったので、まずはネットで情報を集めることから始めました。目標は、IT企業に就職することなので、今の企業から転職するために有利になりそうな情報を片っ端から、調べ回っていました。独学で勉強することが前提だったのですが、調べていく中で、未経験就職には、ポートフォリオが必要だということが分かり、だったら、プログラミングスクールに通うことの方が、最短なのでは?と考えました。
●「無料PHPスクール」は、就職実績、口コミの評価が一番高いと感じたため、ここにかけてみようと思いました(笑)。
――数あるITスクールの中、「無料PHPスクール」に参加してみようと思った決め手は何だったのですか?
プログラミングスクールを調べていく中、Webサイトの内容や就職実績、その他、外部掲示板などの口コミを、事細かくチェックしました。本当に自分の将来を任せて大丈夫なスクールなのか、慎重に調べましたね。総合的に比較した結果、「無料PHPスクール」は、就職実績、口コミの評価が一番高いと感じたため、ここにかけてみようと思いました(笑)。
――かなりハードだったと思いますが、「無料PHPスクール」に参加してみて、率直にいかがでしたか?
基礎以前の入門的な部分から教えてもらったので、個人的に良かったですね。コードの写経の量が多くて、大変に感じましたが、入社後、プログラミングを仕事にするので、当然かなと思います。それと就職に関して、強くバックアップしていただけたのが、何よりも心強かったです。
――面接用の成果物(自作Webアプリ/ポートフォリオ)は何を作ったのですか?
フレームワークを使わず、生PHPで、MVCかつオブジェクト指向で、珈琲豆を販売するECサイトを開発しました。気をつけたことは、保守性を高めるために、パーツ毎に分割して作成し、各機能の修正を手早くできるようにした部分でしょうか。また、拘ったポイントは・・・・ココ!というポイントはありませんが、実装したいと思った機能は片っ端から盛り込んだので、機能の多さは割と自慢できるかなと思います。ちなみに、時間を掛けたくなかったので、デザイン面は後回しです。
●スペシャルティ珈琲豆専門ECサイト開発(ページネーション/レスポンシブ対応済み、3ヶ月)
⇒ユーザー機能:ログイン(ID/Pass、認証/ユーザー登録/ログアウト)、マイページ(住所変更/PW変更/退会)、商品一覧(カテゴリー検索)、ECカート(数量変更/削除)、お問合せフォーム
⇒管理者機能:ユーザー管理(一覧/詳細/お問合せ内容、編集/削除、CSVダウンロード)、商品管理(一覧/詳細、登録/編集/削除)、注文/売上管理(日別/週別/月別/総合計、売上CSV抽出)
――企業面接はどうでしたか?
前職で、人事として、面接官を数多く経験していたので、逆の立場ですが、経験則で何とかなるかなと、比較的楽観的に捉えていましたね(笑)。また、ポートフォリオを作り込んだお陰で、自信にもなっていたので。ただ、各企業からの想定質問は、回答を事前に準備し、声に出して練習していましたよ。
――企業面接の結果はいかがでしたか?
今までで考えうる、最良の結果をいただいたと思います!確か、15社の選考を受けて、(最終選考)辞退3社、内定2社でした。就職ができて、本当にありがたいです。
――企業との面接が始まる前に、企業を選ぶ上で、拘っていたことがあれば教えてください。
「ご縁を大切にする」ということでしょうか。正直、年齢も年齢だけにあまり拘りはなく、面接をしていただけるのでしたら、全てお話をお伺いするスタンスでした。チャンスを無駄にしたくはなかったので、自分から選り好みはしませんでしたね。
――最終的に、●●株式会社に入社を決めた理由はなんですか?
未経験の私を(給与面で)すごく評価してくれたんです。その条件の良さは、大きな決め手になりました。必要としてくれる企業で働きたいと考えていたので、お世話になると決めました。
――面接をして内定を勝ち取ったわけですが、どこを評価されたと思いますか?
正直、自分でも分かりません。。。できること、答えられる内容を伝えただけですが、経験値からくることもあったのかもしれません。
――「無料PHPスクール」含め、就職活動に、ドリーム・シアターを使ってみて、良かった点はどんなところですか?
もちろん、就職することができたことです。事前に調べた通り、就活支援に対する強さがあり、また、プログラミングに関しては、根本的なところから指導いただいたところが大きかったです。
●テストサーバの管理に加えて、既存システムのバグ修正や、新機能の追加開発を担当しています。
――入社当初は、どのようなお仕事からスタートしたのですか?
入社当初は、まずはできることからということで、交通情報を扱う、自社サービスのテストサーバの整備から担当しました。
――入社当初、不安はありましたか?
多少ありましたが、転職自体は初めてではないので、そこまで心配、ということはなかったです。そんなことよりも、目の前のことをやることに必死でしたね。
――今現在は、どのようなお仕事を担当されているのですか?
テストサーバの管理に加えて、既存システムのバグ修正や、新機能の追加開発を担当しています。分からないことは、上司に確認しながら、報連相を意識して行動しています。
――入社後の良い意味でも、悪い意味でも、何かギャップはありましたか?
そもそもどんな感じの会社なのか、大枠のことは事前の面接時に聞いていました。実際の雰囲気は、お伺いしていた通りだったので、ギャップは感じませんでしたね。
――実際に仕事をやってみて、自分が「ITエンジニアに向いているかもしれない」と思うときはありますか?
仕事を終えた後に、そう感じることはありますね(笑)。まだまだ経験は浅いですが、担当する業務にやりがいを感じるので、転職して良かったと思います。
――エンジニアとして、ビジネスパーソンとして、大切にしていることは何かありますか?
「誠実さ」でしょうか。ITエンジニアに限った話ではありませんが、仕事をしていく上では、とても重要なことだと思っています。相手の立場になり、考えて行動することが大切ですね。あとは、それを行動で示すことですね。言葉で伝えることも大切ですが、全て行動が物語っていると思います。
●「プログラマー35歳定年説」というものがありますが、アレはどう考えても、アテにならない虚言なので、年齢を気にせず、挑戦してください。
――ちなみに、宝関さんは、小学生の頃、どんな子供だったんですか?
偏屈で、意味不明なところがあると、よく言われました(笑)。
――今後、どのようなエンジニアになりたいですか?
臨機応変に、手広く対応できるエンジニアになっていきたいと思っています。「これしかできない」ではなく、何でも卒なくこなす、万能なエンジニアになりたいですね。
――今後、どんな人と働き、どんなことに挑戦していきたいですか?
望外な幸せに巡り合えたので、このご縁を大切にして生きていきたいですね。誠実さを持った人と一緒に、自分を成長させていき、会社に貢献したいと考えています。
――ありがとうございました!最後に、これからIT/Web業界に就職しようと考えている「PHPスクール生」に、先輩として、何かアドバイスをお願いできませんか?
「プログラマー35歳定年説」というものがありますが、アレはどう考えても、アテにならない虚言なので、年齢を気にせず、挑戦してください。まずは、目の前の(コードの)写経を頑張り、インプット(講義受講)とアウトプット(講師へのコード説明)を繰り返すことで、必ず理解度が上がり、力が身につくはずです。自分が望む目標に向けて頑張ってください!