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【大学中退⇒Webエンジニアへ】Pスク卒業生インタビューVol.046~大岸僚さん

   

【Pスク88期 大岸僚さん19歳】

●一番の決め手は、最低内定2社にコミットしているところです!

 

――大岸さんのこれまでの経歴を教えていただけますか?

高校の授業で、「Webサイトの仕組み」を学ぶ機会があり、プログラミングに触れ、卒業後は、防衛大学校(理工学専攻情報工学科)に進学しました。大学1年目は一般教養のため、PythonやJavaScript、HTML5/CSS3を7ヶ月ほど独学していましたね。

情報工学の体系的な学びが、重要なことは理解していましたが、一日も早く、実務でシステム開発を経験したいと考え、両親とも相談の上、中退し、IT/Webエンジニアを目指すことにしました。

 

――どうして、IT/Webエンジニアになりたいと思ったのですか?

一番は、プログラミングを独学していて、楽しいと感じたことです。のめり込んでいたので、本格的に仕事にして、やっていきたいと思うようになりました。やればやるほど、力がついていくことも魅力ですよね。

 

――なるほど。IT/Webエンジニアになろうと決めた後はどうされていたのですか?

1日でも早くスキルを身に付けて、就職したいと思っていたので、株式会社ドリーム・シアター主催の「無料PHPスクール(Pスク)」に入学しました。

独学だと、キャッチアップに時間がかかることも多かったので、短期間で実務レベルのスキルを身につけるには、スクールに入学することが一番だと考えたんです。自分でポイントを掴みながらも、人に教わることで効率良く学び、就職したいと思っていました。

 

――「無料PHPスクール(Pスク)」を知ったきっかけは何だったのですか?

え~っと、ネットで、PHPを学べるスクールを検索していて、見つけました。言語は、PHPが良いかなと思っていたので、すぐに見つかって良かったです。

 

――他ITスクールもある中、「無料PHPスクール」に参加してみようと思った決め手は何だったのですか?

一番の決め手は、最低内定2社にコミットしているところです。スクールに入学した目的は、スキルの習得に加えて、就職することでした。なので、ただ学ぶだけではなく、就職に関してもサポートしてくれるスクールを探していました。

その他にも、言語がPHPだったこともピッタリでしたし、実質無料(デポジット制)だったことも決め手になりました。

 

対面での面接は、オンラインと違い、緊張感がすごかったです。。。


――かなりハードだったと思いますが、「無料PHPスクール」に参加してみて、率直にいかがでしたか?

講義は、丁寧な指導で、授業が分かりやすく、アウトプットを通して理解度を上げるカリキュラムの方針が良かったですね。

就活活動では、キャリアコンサルタントの方が、親身になって話を聞いてくれて、モチベーションを高く保った状態で面接することができました。褒めてくれた上で、改善点をアドバイスしてもらえるので、修正も速かったです。

悪い点は・・・強いて言えば、小テストの難易度が非常に高かった点ですかね。あれ、むっちゃムズいですよ~(笑)。

 

――面接用の成果物(自作Webアプリ/ポートフォリオ)は何を作ったのですか?

プロテインやサプリメントなど、ヘルスケア製品を販売する、仮想のECサイトを開発しました。MVCかつオブジェクト指向は当然のこと、自分が買いたくなるような、ユーザー視点を意識して、出来るだけ見やすく、操作しやすいように画面設計することに気を付けました。

 

ヘルスケア製品(プロテイン/サプリメント)販売ECサイト開発(開発期間:1ヶ月)
⇒ユーザー:ログイン/認証(PWハッシュ化/PW再設定)、ログアウト、会員登録/編集(PW変更含む)/退会、商品一覧(検索/カテゴリー)、ECカート、問合せフォーム、ページネーション、レスポンシブ対応

⇒管理者:ユーザー管理(一覧/編集/削除、問合せ)、スタッフ管理(一覧/変更/追加/削除)、商品管理(一覧/詳細、登録/変更/削除)、売上管理(日別/月別/年別、CSVダウンロード)


――企業面接はどうでしたか?

正直な話、面接練習は、あまり時間を取れなかったので、面接を進めていく中で、修正していったという感じです。何社かの面接を進めていく中で、自分が話す内容が少しずつ纏まり、質問に対しての返答が自然にできるようになっていきました。

また、キャリアコンサルタントの方に、面接同席してもらい、面接後、フィードバックをもらいながら、次に活かしていきました。ただ、対面での面接は、オンラインと違い、緊張感がすごかったです。。。

対面で行う方が、相手の顔を見て、表情などで読み取れることが多くあったんですが、緊張から言葉に詰まったり、頭の中が真っ白になってしまうこともありましたね。

 

――企業面接の結果はいかがでしたか?

ありがたいことに、6社から内定をいただきまして、自分が一番成長できると思った、PTSに入社することに決めました。

 

――企業を選ぶ上で、拘っていたことがあれば教えてください。

初めて社会人として就職する会社でしたので、最も成長できる環境を探していました。IT業界は、日々勉強なので、自らに負荷をかけつつ、チャンスがある企業が良かったですね。

 

――拘っていたことは、面接を受けていく中で、変化していきましたか?

ほとんど変わらなかったです。色々な企業のことを見ていく中で、働く環境や勉強会の有無、社員の雰囲気などを踏まえて、士気が高い企業を選ぶようにしていました

 

――元・防大の大岸さんらしいですね(笑)。最終的に、株式会社PTSに入社を決めた理由はなんですか?

新人でありながら、設計から携わることができる環境があったことが、一番の決め手です!また、日本人だけでなく、中国、韓国、ベトナムなど、グルーバルな人材が働いていることもあり、学ぶことが多く、先輩からスキルや知識を吸収して、成長していけると考えたからです。

 

――面接をされて、6社の内定を勝ち取ったわけですが、どこを評価されたと思いますか?

成果物で、最低限のスキルはアピールできたと思います。プラスして、自分の方向性、やりたいことを明確に言葉で伝えることができたことだと思います。面接では、緊張しすぎることはなく、面接官に対して、言葉や態度、想いを伝えた結果、内定をいただけたと思っています。

 

――「無料PHPスクール」含め、就職活動にドリーム・シアターを使ってみて、良かった点はどんなところですか?

そうですね~。

・初歩から丁寧にプログラミングを教えてくれ、質問に対して、丁寧に分かりやすく、素早く返答してくれる。

・決して、「高圧的に課題をやらせる」という方針ではなく、「参加者全員でカリキュラムを進めていく」という雰囲気があったこと。

・私の希望をしっかり聞いてくれた上で、それにマッチした企業18社との面接の機会を作ってくれたこと。

・面接後は、ダメ出しするのではなく、まずは面接で良かったことを褒めてくれ、さらにアドバイスをしてくれることで自信がついたこと。

ですね。本当にお世話になりました!

 

●チームは7名で、週1出社で、週4日はテレワークです。

 

――入社当初は、どのようなお仕事からスタートしたのですか?

C#で作られた、道路や橋脚等の施工管理システムの、保守開発や機能追加開発を行いました。先輩社員に教えてもらいながらではありますが、いきなり、一人で、設計から開発、テスト、ステージング環境への反映まで、行うことができたのは、とても良かったですね。

 

――入社当初、不安はありましたか?

不安はたくさんありましたね~。「どういう人が働いているのか」「自分自身、仕事が全然できなかったらどうしよう」など、社会人としての就業経験もなかったので、余計に心配でした。

また、中途入社になるので、「同期で入る人がいたら良いな!」なんてことも、考えていましたね。実際、1名の同期がいて、大変心強いです。

 

――今現在は、どのようなお仕事を担当されているのですか?

現在は、入社後からアサインしているプロジェクトの、別システムを担当しています。エンドユーザーは同じなのですが、システムが複数あるため、優先度の高い修正や追加開発から、取り組んでいるという感じです。

チームは7名で、週1出社で、週4日はテレワークです。Web会議ツールは、特に指定はありませんが、Microsoft Teamsを使用することが多いですね。

 

――入社後の良い意味でも、悪い意味でも、何かギャップはありましたか?

良い意味でのギャップはありました!入社前は、レベルが高く、自分ではついていけないような仕事内容で、ピリピリした雰囲気で、仕事していると思っていました(笑)。

実際、入社してみると、穏やかな雰囲気で、分からないことは優しく教えてくれ、自分のレベルにあった仕事を割り振ってくれるので、とても働きやすいと感じています

 

――実際に仕事をやってみて、自分が「エンジニアに向いているかもしれない」と思うときはありますか?

あります。業務で分からないことや、難しいことに直面した時に、自分で調べたり聞いたりして、解決に持っていくことができることや、それが全然苦に感じないことが、エンジニアに向いているのでないかと思います。考えることが好きなので、その辺が合っていると思いますね。

 

――エンジニアとして、ビジネスパーソンとして、大切にしていることは何かありますか?

報告・連絡・相談、言葉遣い、礼儀という部分をとても大切にしています。スキルは当然、大切ですが、仕事はチームで行うため、これができないと迷惑をかけてしまうことになりますからね。

 

――エンジニアにとって、プログラミング以外に大切なことって、何だと感じていますか?

今、感じることは、文章力です。以前は、エンジニアというと、ひたすら、コードだけを書いている仕事だと思っていたのですが、

顧客との打合せに必要な書類や仕様書など、「日本語」を使って、誰が読んでも理解できるような文章・構成で書くことが、とても大切だと感じています。相手に伝える力といってもよいと思います。

 

――現在、プログラミング以外に勉強していることは何かありますか?

深層学習(AI)とAWSについて、勉強しています。会社が主催する勉強会があるので、活用させていただいています。

 

――ちなみに、大岸さんは、小学生の頃、どんな子供だったんですか?

外に出て体を動かして遊ぶのが、とても好きな子でした。色々なことに興味を持ち、何かあれば、すぐ両親に聞くなど、好奇心旺盛な子だったと思います。

 

――今後は、どのようなエンジニアになりたいと思っていますか?

りから頼りにされる存在になり、リーダーとして引っ張っていけるような、スキルと知識が豊富にあるエンジニアになりたいと考えています!そのために、業務外でも勉強を継続して、力をつけていきます。

 

――今後、どんな人と働き、どんなことに挑戦していきたいと考えていますか?

もっと自分のスキルを高めるために、エンジニア経験の長い人と働きたいです。自分にない知識や経験を間近で見ることで、吸収することができます。そして、目の前のことを完璧にこなしつつ、ゆくゆくは、世界で通じる力を身に付けて働いていきたいと考えています。

 

――ありがとうございました!最後に、これからIT/Web業界に就職しようと考えている「PHPスクール生」に、先輩として、何かアドバイスをお願いできませんか?

IT/Web業界は、日々勉強が絶えない業界なので、毎日、少しでも自分のための時間をとって、勉強をしていくことが必要です。プログラミングを学んでいると、ミスやエラーで、前に進まないこともありますが、深く落ち込む必要はありません。

目標に向かって前を向いて、進んでいくという気持ちを持っていれば、必ず道は開けるはずです。大変なことも多いと思いますが、ぜひ頑張ってくださいね!

 

 

 - Pスク卒業生インタビュー

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