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卒業生インタビュー

Hope for the best, but expect the worst.

Pスク卒業生インタビューVol.044~山添美智子さん

   

【Pスク84期 山添美智子さん28歳】

    ●「無料PHPスクール」に通えば、目標が立てやすく、最短で就職できると思いました。

 

――山添さんのこれまでの経歴を教えていただけますか?

直近5年ほど、劇団に所属しながら、芸の肥やしのため、鍼灸師や納棺師補助、オフィスビル警備のアルバイトをしていましたが、コロナの影響もあり、2020年12月に劇団が解散してしまいました。

その時、自身の年齢を考え、役者の道を諦める決断をして、仲の良い劇団仲間が役者廃業後、プログラミングをやっていることに影響を受け、Pythonの独学を3ヶ月やってみたことがきっかけで、今後の人生、IT/Webエンジニアとしてやっていきたいと考えるようになりました。

役者もエンジニアも、「表現する」「具現化する」という意味において、親和性があると感じました。

 

――どうして、IT/Webエンジニアになりたいと思ったのですか?

友人がプログラミングを行なっていて、活き活きと、自分のスキルを身に付けて働いている姿が、素直にかっこいい!と思ったからです。

 

――IT/Webエンジニアになろうと決めた後はどうされていたのですか?

まずは、独学しようと思い、本を買って読んでみました。それから、面白そうだな!と思ったので、サンプルソースコードを書きながら、Pythonでレトロなシューティングゲームを作りました。制作には、3ヶ月くらいかかったのですが、正直、出来栄えは微妙でした(笑)。

 

――「無料PHPスクール」を知ったきっかけは何だったのですか?

Pythonを学習していたことを友人に相談したところ、初学者には、PHPの方が習得しやすいと言われたことがきっかけです。少し独学をしてみて、PHPも面白いと感じたので、今度は独学ではなく、基礎から学べるスクールを探していました。

独学での学習には、私にとっては限界があると思っていましたし、自分だけだとスキルレベルが分からず、面接に進めるかどうかも不明でしたね。

 

――他ITスクールもある中、「無料PHPスクール」に参加してみようと思った決め手は何だったのですか?

23日間で、集中して学べることが一番の決め手でした。1日でも早く転職したかったので、短期間が前提でした。他にも、実質無料(デポジット制)で、就職までサポートしてもらえることは、とても大きい理由です。

「無料PHPスクール」に通えば、目標が立てやすく、最短で就職できると思いました。

 

●事前の企業研究を徹底しました。

 

――かなりハードだったと思いますが、「無料PHPスクール」に参加してみて、率直にいかがでしたか?

良い点は、だらける暇がないので、集中できること(笑)。悪い点というか、講師は手厚く指導してくれますし、同期の仲間も親切なのですが、当たり前ですが、自ら学ぼうと予習・復習しないと、授業についていくのが、非常に大変なところですね。当たり前か・・・(笑)。

 

――面接用の成果物(自作Webアプリ/ポートフォリオ)は何を作ったのですか?

20代女性を想定した、お菓子を販売するECサイトを開発しました。盛り込む機能は当然ですが、20代女性をターゲットにということで、見た目や操作性にも拘り、直感的で分かりやすく、ごちゃごちゃしないようにしました

 

●20代女性向け、お菓子販売ECサイト開発(開発期間:(働きながら)2ヶ月)

・ユーザー側:ログイン/認証/ログアウト、ユーザー登録(PWハッシュ化)、マイページ(編集/退会、購入履歴)、商品一覧(カテゴリー/文字検索/ページネーション)、商品詳細、ECカート、問合せフォーム、レスポンシブ対応

・管理者側:ユーザー管理(一覧/変更/削除、CSVダウンロード)、スタッフ管理(追加/変更/削除)、商品管理(追加/変更/削除、CSVダウンロード)、カテゴリー(追加/変更/削除)、問合せ管理(一覧/詳細/削除、CSVダウンロード)、売上管理(日別/月別、CSVダウンロード)


――企業面接はどうでしたか?

事前の企業研究は、徹底しましたね。面接する企業が、どんな分野(BtoB/BtoC/BtoBtoC)なのか、顧客は誰なのか、プログラミング言語は何が多い(PHP?Ruby?Java?)のか等、時間をかけて調べました。それを基に、質問することで、会話のキャッチボールが自然とできました。また、役者時代のオーディションの経験を活かして、明るく話すようにしましたね!

 

――企業面接の結果はいかがでしたか?

常に、温かい言葉をかけてくださった、□□さんに入社を決めました。

 

――企業との面接が始まる前に、企業を選ぶ上で、拘っていたことがあれば教えてください。

になかったです。未経験の私でも雇っていただける企業であれば、ぜひお世話になりたいと考えていました。本当に、ご縁があればぜひ!という気持ちでしたね。まずは、実務優先にして、スキルを身に付けたかったです。

 

――最終的に、□□株式会社に入社を決めた理由はなんですか?

面接官である、社長と社員さんの人柄が決め手です!Web面接時の印象は、優しいということでしたが、対面時には、「未経験でも大丈夫です。私たちが責任を持って教えます!」と言われたので、ここまで言っていただけるなら、「自分でもやっていけるかな?」と思ったんです。それと同時に「貢献したいな!」とも思いました。

 

――面接をして内定を勝ち取ったわけですが、どこを評価されたと思いますか?

おそらくですが、学ぶことに関して好き嫌いをしないところじゃないでしょうか。私は何でも習得したいタイプなので、挑戦したい、意欲的な姿勢が伝わったんだと思っています。

 

――「無料PHPスクール」含め、就職活動に、ドリーム・シアターを使ってみて、良かった点はどんなところですか?

やっぱり就職できたことが一番です。私はこれまで、面接のある、きちんとした就職活動というものをしたことが無かったので、履歴書や経歴書すら書き方に困っていました。そんな書類作成もアドバイスをもらえて、準備がスムーズにできたので、とても助かりました!

講義に関しては、周囲のレベルが高いと感じたので、自分のヤバさが分かったことです(笑)。すぐに気持ちを入れ替えて、時間を有効に使い、ダラダラせずに修正できたので、目標に向かって学習を進めるうことができました

 

●Pスクでは、分からないことが多く、詰まることも多いと思いますが、自分一人で抱え込むのではなく、周囲も味方につけていくと良いと思います。

 

――入社当初、不安はありましたか?

実務未経験なので、当然、不安しかなかったですよ(笑)。

 

――入社当初、どんな研修からスタートしたのですか?

入社後の研修では、SQLの基礎を学び、Oracleブロンズ、ITパスポートの資格取得を目指しました。結果的に、2ヶ月で取得できて良かったです。勉強方法は、書籍が中心だったんですが、毎晩、先輩が4時間横について、基礎知識、Oracleを触って、マンツーマン指導していただけたので、そのお陰で取得できました!

 

――今現在は、どのようなお仕事を担当されているのですか?

今現在は、SAP BWから、SAP Analytics Cloudへのデータ移行に伴う、調査や基本設計、指示書の作成を行っています。具体的には、顧客とのWeb会議で出た情報を調べて、取り扱い説明書のような資料を作り、先輩に確認を求めて、問題がなければ、清書するという流れです。

 

――入社後の良い意味でも、悪い意味でも、何かギャップはありましたか?

想像していたよりも、すごく手厚くフォローしていただけていることが、良いギャップかもしれません!

 

――実際に仕事をやってみて、自分が「エンジニアに向いているかもしれない」と思うときはありますか?

具体的な実感は、あまりありませんが、分からないことを調べて学習することが好きなので、向いていると思いますね。

 

――エンジニアとして、ビジネスパーソンとして、大切にしていることは何かありますか?

常に、機嫌良くしています(笑)。感情に左右されず、一定のモチベーションを維持することで、周囲との関係も円滑になると思います。以前の職場では、先輩がイライラしていて報告できず、結果的にトラブってしまった経験があったので、自分はそうなりたくないと、意識して行動しています。

 

――エンジニアにとって、プログラミング以外に大切なことって、何だと感じていますか?

知ったかぶりをしないことです。自分で調べた上で、分からないことは、すぐに聞くようにしていますね。今はまだ知識が少ないので、変な情報ではなく、正しい知識を吸収することが大事だと思っています。

 

――現在、プログラミング以外に勉強していることは何かありますか?

英語と簿記の勉強をしています。業務で、会計ソフトを扱っているので、簿記を学ぶことで業務知識に厚みを持たせたいと思っています。英語は書籍を購入し、分からない英語はメモして、ググって調べています。簿記は、3級を目指して、書籍で学んでいるところです。

 

――ちなみに、山添さんは、小学生の頃、どんな子供だったんですか?

本を読むのが好きでした。図書館に行き、ジャンルに拘らず、本棚の端から端まで、読んでいましたね。それが今でも、「書籍で調べる」という習慣になっていると思います。

 

――今後は、どのようなエンジニアになりたいと思っていますか?

人に教えられるくらいの知識と語彙力のある人になりたいです。後輩指導も含めて、自分の知識をアウトプットしていきたいですね。

 

――今後、どんな人と働き、どんなことに挑戦していきたいと考えていますか?

知識や経験が豊富な先輩の横で働き、上流工程もできるエンジニアを目指していきたいです。そのためには、クライアントの意図が上手く汲み取れ、素早く仕事ができるようになることが必要なので、業務知識を増やしていきたいです。

 

――ありがとうございました!最後に、これからIT/Web業界に就職しようと考えている「PHPスクール生」に、先輩として、何かアドバイスをお願いできませんか?

Pスクでは、分からないことが多く、詰まることも多いと思いますが、自分一人で抱え込むのではなく、周囲も味方につけていくと良いと思います。

午後のアウトプットの時間がありますので、同期のコード説明も聞くなりしていくと、自分にはない知識も吸収できると思います。足元を見るのではなく、目標を見ることで、前に進めると思いますので、頑張ってください!

 

 - Pスク卒業生インタビュー

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