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卒業生インタビュー

Hope for the best, but expect the worst.

Pスク卒業生インタビューVol.057~葉山一馬さん

   

【Pスク88期 葉山一馬さん22歳】

●プログラマーが最も自分の性格上、向いているなという結論に至りました。

――葉山さんのこれまでの経歴を教えていただけますか?

自分は、家庭の事情で高校を中退し、その後、接客のアルバイトをしてました。アルバイトは、単調な仕事だったこともあり、それだと長く続かないということが身に染みて実感できたんです。何がやりたいのかと考えた時に、創造性があり、かつある程度、頭を使う仕事だ!と思うようになりました。

元々、独学でプログラミングをやっていて、ある事情で中断してしまってたので、いつか再開させる、と思っていました。ある程度、生活に余裕が生まれたので、そのタイミングで独学を再開し、本格的に学ぶために、ドリーム・シアターさんの「無料PHPスクール」に入学しました。

――どうして、Webエンジニアになりたいと思ったのですか?

仕組みを知るのが好きなのと、モノ作りみたいな創造性のある仕事の方が、自分に合っていると考えたからです。もちろん、プログラマー以外の道も考えてはいたんですが、やっぱりある程度、頭を使いたいというのと、創造性のある仕事、つまりプログラマーが最も自分の性格上、向いているなという結論に至りました

――Webエンジニアになろうと決めた後はどうされていたのですか?

まずは、どういう職業なのかを知るところから始めました。一通り仕事の種類とか把握した後は、コーディングのやり方を調べて、早速コードを自分で書いてみるというところから始めました。

 

●紹介企業の基準を明示化している点と、スパルタという言葉に惹かれたのが決め手でした(笑)。

――「無料PHPスクール」を知ったきっかけは何だったのですか?

プログラミングスクールを探していたんですが、その中でも、オンラインで受講できるスクールに絞って検索し、その過程で「無料PHPスクール」を知りました。独学も視野に入れて道のりを考えていましたが、一人でやるより、スクールの方が就職まで最短だろうと考え、参加を決めました。

――言語はなぜPHPだったのですか?

希望する条件に合うスクールが「無料PHPスクール」だったので、そもそも、プログラミング言語に拘りはなかったですね。他に、他言語を教えている規模の大きいITスクールもあったんですが、対応する職員が多い分、忙しくて生徒へのバックアップが手薄になるだろうな、と思っていました。実際そういう内容の口コミもあり、特に30代の生徒への扱いが雑で、こういうスクールってどうかな?と思い、参加しませんでした。

――他ITスクールもある中、「無料PHPスクール」に参加してみようと思った決め手は何だったのですか?

紹介企業の基準を明示化している点と、スパルタという言葉に惹かれたのが、決め手でした(笑)。今はもう変わっていますが、Pスク参加当初は、派手な色合いの文字とたくさんの情報を詰め込んだような、昔のスーパーのチラシのようなWebサイトで、個人的には着飾ってない、まっすぐな印象と熱意を感じ、「このスクールは最後まで支えてくれそうだな」と思いました。

また、年齢を問わず、「あなたが諦めない限り、弊社が諦めることは一切ない!」という言葉があったことが印象に残っています。実際、卒業生の口コミを見た時に、年齢が高い人も満足していたので、本人のやる気次第だなと思い、それなら自分にもできる!と思い、参加しました。

――かなりハードだったと思いますが、「無料PHPスクール」に参加してみて、率直にいかがでしたか?

講師含め、全体的に話されている内容に建前が無く、正直にまっすぐ話されていたところと、授業において、ビデオ通話(顔出し)が出来ないと参加不可、といったことが無かった点が良かったです。逆に、講義は個人ではなく、全体で同時進行するので、体調を崩したり、理解できなかったり、OSの問題で先へ進めなかった場合があると、授業中、多少置いてきぼり状態になってしまうかなと感じました。

――面接用の成果物(自作Webアプリ/ポートフォリオ)は何を作ったのですか?

MVCになるように気を付けながら制作して、Laravel版も同様に制作しました。拘ったポイントは、コメントを追加する時、文中の好きな位置に画像を挿入するという機能です。

――(アルバイトをしながらですが)、ガッツリ時間を確保して、学びは多かったみたいですね?

はい、生PHP版とLaravel版を制作したこともあり、オブジェクト指向に対する理解が増しました。また、成果物は自由度が高い分、難易度も高かったので、自分の知っている知識を組み合わせて、なんとか期待する挙動へ修正し、完成させることができたことは自信になりました

●GitHubリポジトリ共有SNSサイト開発(生PHP版3ヶ月、Laravel版3ヶ月)

・ユーザー側:リポジトリ共有機能、いいね機能、お気に入り機能、フォロー/フォロワー機能、コメント機能(投稿/返信/削除)、通知機能(設定変更可)、リポジトリ一覧/文字検索、マイページ(変更/退会)、ランキング表示、ECカート(クレカ決済)

・管理者側:ユーザー管理(一覧/詳細、ソート/検索、編集/退会、CSVダウンロード)、投稿コメント管理(一覧/詳細、削除)

――企業面接はどうでしたか?

まずは、慣れることを優先しました。自分は本番に弱いタイプなので、そこが一番苦労しました。面接には、営業の方が同席し、終わった後にフィードバックをいただけて、次回に活かすことができたので、非常にありがたかったです!

それにより、自分が納得できる内容を話すことができました。一人で練習するときは、自己紹介や、想定質問に対する回答を文章に纏めて、声に出して噛まないようにしていました。回りくどい言葉も避けて修正していましたね。

――企業面接の結果はいかがでしたか?

企業から不採用通知をいただくことは無く、全ての企業から2次・3次選考の通知、または内定をいただき、予想よりありがたい結果となりました。

――企業との面接が始まる前に、企業を選ぶ上で、拘っていたことがあれば教えてください。

住んでいるのが関西圏なので、出来れば、引越し手当てのある企業、もしくはフルリモートワークが可能かどうかという点に拘っていました。業種に関しては、面接を通して、どのような業種の企業で働くかを決めていきました。

――拘っていたことは、面接を受けていく中で、変化していきましたか?

途中でとても悩みました。ただ、先の人生も考慮して、どの道を選択するかを考えた結果、変化することはなかったです。

 

――最終的に、株式会社●●に入社を決めた理由はなんですか?

フルリモートという点は大きかったですね。最終的に決め手となったのは、企業理念が建前とかじゃなく、本気で社長自身が考えていたところです。社長の考え方や想いに惹かれましたね。

――面接をして内定を勝ち取ったわけですが、どこを評価されたと思いますか?

2次Web面接中に、コーディングテストがあったのですが、正直、上手く行かなかったんです。だから、終了後には、内定は無理だろうと諦めていました。でも直後に社長から、「技術力が高い!」と言ってもらえたので、そこを評価してもらえたのではないでしょうか。ただ自分では、もっと書けたと思っているので、今でも悔しいですね(笑)。あとは、自分は建前とか嘘は苦手なので、とにかく正直にまっすぐ話すことを心掛けたので、そこもあるかもしれないです。

――「無料PHPスクール」含め、就職活動に、ドリーム・シアターを使ってみて、良かった点はどんなところですか?

一番実感したのは、面接時のフィードバックです。一人だと内定どころか、2次選考すら怪しいと思うので、そこが非常にありがたかったです。あと、ドリーム・シアターのPスクに関する実績を、企業側は知っているので、そこの信頼部分も非常に大きいと感じました。

 

●酒気帯び運転対策として、酒気帯びをチェックするアプリのバックエンド部分を開発しているところです。

――入社当初は、どのようなお仕事からスタートしたのですか?

入社までの1週間は、Pythonを勉強していました。入社後は、フルリモートで研修からスタートし、AWSに慣れるところから始めました。そこから、LambdaやDynamoDBを使用し、業務で行う仕組みの再現を目指して、コーディングとインフラ整備を行いました。具体的には、社長が作ったスライドを再現する課題で、車のエアークッションの衝撃の値を取得して、デバイスへ保存する仕組みを作っていました。

――入社当初、不安はありましたか?

もちろん、ありました。それでも、入社後に行う実務は、難易度が非常に高いだろうと想定していたこともあって、意外とすんなり業務に馴染むことができたので、不安は初日だけでした。

――今現在は、どのようなお仕事を担当されているのですか?

今は、酒気帯び運転対策として、酒気帯びをチェックするアプリのバックエンド部分を開発しているところです。バックエンドは、React Nativeで制作しています。23年12月から、公用車を乗る人に義務付けられているので、急いでアプリを開発しています。

――入社後の良い意味でも、悪い意味でも、何かギャップはありましたか?

入社前に想定していたより、ホワイトでビックリしています。良くも悪くも平和過ぎて、このままで大丈夫かと、逆に心配してます(笑)。

――どんなところがホワイトなんですか?

社長は、従業員を監視するタイプではなく、個人の裁量に任せた上で、ある意味自由を与える方でした。昼休憩も、自由に時間をズラして良いと言われましたし、有休を尊重して連休にしてくれます。面接時に、エンジニアファーストと言われましたが、本当にそのままでしたね。他にも、業務の都合で残業している社員は、全くいないのもすごいですよね。

――実際に仕事をやってみて、自分が「エンジニアに向いているかもしれない」と思うときはありますか?

インフラ整備含め、フロント・バックエンド問わず、すべてに楽しさを感じているので、エンジニアとして長くやっていけるだろうなと思っています。特に、悩んでいたことが解決した時や、自分の力だけで動いた時に楽しいと感じます。もちろん、どうしても分からないことがあり、辛いときもありますが、そういう時は、シニアエンジニアに相談したり、違う方法で解決していくので、それも結果的に楽しさに変えていっています。

――エンジニアとして、ビジネスパーソンとして、大切にしていることは何かありますか?

完璧を求めすぎないというところです。精神面も重要な職業だと思っていますので、長く安定した業績を出せるように、ある程度手を抜くべき所と、徹底してやる所を見極めながらやってます。

――エンジニアにとって、プログラミング以外に大切なことって、何だと感じていますか?

業務に限定するなら、問題や全体を把握する能力だと思います。検索が大事だとよく言われていますが、そもそも検索の仕方が間違っていたり、問題をピンポイントで把握していないと、検索しても問題解決に至るまで時間がかかったりして、非効率になってしまいますからね。

――現在、プログラミング以外に勉強していることは何かありますか?

業務で使用するため、GoogleのFirebaseについて学習していたのですが、つい昨日、相性が悪いことが判明し、使用が中止になってしまいました。なので、これから使用する、AWSのCognitoを勉強していきます。

 

●あまり人がやりたがらい分野も出来るような、フルスタックエンジニアになりたいです。

――ちなみに、葉山さんは、小学生の頃、どんな子供だったんですか?

山を探索したり崖のぼりとか、危ないことばかりしていました(笑)。

――今後は、どのようなエンジニアになりたいと思っていますか?

とにかく出来ることを増やしていって、インフラ整備など、あまり人がやりたがらい分野も出来るような、フルスタックエンジニアになりたいです。まずは、AWSに詳しくなりたいですね。

――今後、どんな人と働き、どんなことに挑戦していきたいと考えていますか?

年齢とか気にせず、先入観に左右されないような人達と一緒に働き、新しい情報にも柔軟に対応していけるような、質の高い仕事を目指して取り組んでいきたいです。

――ありがとうございました!最後に、これからIT/Web業界に就職しようと考えている「PHPスクール生」に、先輩として、何かアドバイスをお願いできませんか?

これは企業によるんですが、クラウド(AWS/GCP/Azure)を扱う企業の場合は、成果物をクラウド上にデプロイできると、成果物の質と面接の評価が上がります。もちろん、スキルが身につくので、入社後のためにもなってオススメです!

面接では、事前に練習をした上で、最初はメモ帳に言いたいことをカンペとして表示させても良いと思います。慣れてきたら、きっと自分の言葉で言えるようになるはずです。あとは、ドリーム・シアターさんが、各個人に合った方法で、就職成功まで支援してくれると思うので、安心してください!体調管理もとても大事なことなので、決して無理はしないように頑張ってください!

 

 - Pスク卒業生インタビュー

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