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卒業生インタビュー

Hope for the best, but expect the worst.

Pスク卒業生インタビューVol.052~山中捺那さん

   

【Pスク92期 山中捺那さん29歳】

 

●私の性格上、どこかに定住する考えは一切なく、いつでも動ける状態にしておきたいので、合っているのかなと(笑)。

――本日はお時間をいただきまして、ありがとうございます。早速で恐縮ですが、まず、山中さんのこれまでの経歴を教えていただけますか?

海外旅行が趣味で、大学卒業後も、派遣で1~2年働き、お金を貯めては、1~2年、海外旅行や語学留学に行く、といった生活を繰り返してきました。

――バックパッカーだったのですね。そんな中、どうして、Webエンジニアになりたいと思ったのですか?

まず、前職で「SAPを導入して売上拡大のための業務効率化を行う」というプロジェクトの担当になり、毎年微増だったチーム売上が年8億円から、一気に10億円(社内1位)まで、急成長したことで、システム化自体に興味を持ちました

で、その後、ProgateとYouTubeで、HTML/CSSやJavaScriptの独学を始めて、毎日ちょこちょこでしたが、面白いなと。バックエンドにPHPも必要なのねと、8ヶ月も学習を継続できたので、、、面白かったので、だったら、本気で、Webエンジニアを目指そうと思いました。

あと、プログラミングはポータブルスキルで、私の性格上、どこかに定住する考えは一切なく、いつでも動ける状態にしておきたいので、合っているのかなと(笑)。今スグではなくても、近い将来、場所や時間を選ばずに、自由に働けるようになりたいと思っていましたね。


●ハロワで紹介された企業が、ブラック企業っぽかったんですよ(笑)。

――なるほど、いつでもどこでも、日本の仕事でも海外の仕事でも、できますもんね。どういった経緯で、「無料PHPスクール」に入学することになったのですか?

えーっと、先ほどの通り、ProgateとYouTubeで、一通り、独学して、そのあと、ハロワの職業訓練校でも、PHPを含め、Webプログラミングを学びました。で、カリキュラム修了後、ハロワで紹介された企業が、ブラック企業っぽかったんですよ(笑)。

まぁ、当時の自分のスキルを考えると、妥当だと思いますが、永遠にテストだけやらされそうだったり、ITとは全く関係なさそうなコールセンターだったり、(システム開発に関わる可能性が低いので)、やりたいことができないし、成長できないと、、、そんな会社しかないのかと、不安でしたね。

プログラミングスクールを探していたわけではないのですが、たまたま、「無料PHPスクール」をネット広告で見て、「内定2社(以上)にコミット!」とか、「23日間の最速学習!」とか、確か、卒業生の7割が自社内開発(2023年8月現在:73.2%)で、テスターから業務をスタートした人は5%しかいない(2023年8月現在:3.3%)と記載があったので、興味を持ちました。

当然、その時は、まだ疑ってましたけどね(笑)。余裕がないというか、不安MAXな状況なので、全ての情報に対して、疑心暗鬼ですよね。

――当然、他ITスクールも比較検討されたんですよね?

はい、「無料スクール」自体が怪しかったので、「有料スクール」も話を聞きましたし、ネットの口コミを見ました。授業料40~50万円も掛かるのに、卒業しても、経験を活かせる企業へ就職できない事例があったので、「う~ん」って、感じでした。

調べていくと、かなり、いろんなタイプのITスクールがあって、あと、比較サイトを中心に、どの情報が正しいのか、正直、よく分からなくなりましたね(笑)。

「無料PHPスクール」は、WebサイトのTOP画面(旧Webサイトのこと)から、怪しさMAXで、大丈夫かな?と思っていましたが、説明会で、社長自ら、丁寧に熱っぽく説明してくれて、あと、個別面談で、同じ質問をしても真摯に対応してくれて、「ここなら大丈夫!万が一、失敗しても、デポジットの数万円だけだ」と思っていました。

――かなりハードだったと思いますが、「無料PHPスクール」に参加してみて、率直にいかがでしたか?

講師の方々が、ホント親身になって、サポートしてくださったことに感謝です。できなくても、分からなくても、強いられるわけではなく、寄り添ってくれたので、続けられました。

Pスクでは、「あえてフレームワークを教えていない」ことの意味を、入学前はそれほど理解していませんでしたが、オブジェクト指向やMVCは、今後もずっと必要な知識なので、「生のPHP」で学べたのは、良かったです。悪い点は、「卒業生の声」にも書きましたが、小テストが難しすぎるところです!(笑)


――面接用の成果物(自作Webアプリ/ポートフォリオ)は何を作ったのですか?

筋トレメニュー毎に、記録・管理ができるWebシステムを開発しました。

●筋トレ(有酸素運動)記録管理システム開発
⇒機能:ログイン/認証/PWリマインド、会員登録/編集/退会、筋トレメニュー登録/編集/削除、トレーニング記録入力(日時/場所/コンディション/種目/部位/メモ)、トレーニング記録一覧(週別/月別/種目別グラフ表示)/詳細、カテゴリー(種目別)検索

面接用の成果物とはいえ、多くの人に使ってもらいたかったので、機能はできるだけシンプルに分かりやすく。ソースコードは、オブジェクト指向かつMVCで、誰が見ても分かりやすく、を意識しましたね。

(私は)普段、紙のノートに記録しているのですが、システムを作るからには、ノートでは再現できない、グラフ表示や、過去トレーニングを一覧表に纏めて見られるようにしました。今のプロジェクトが落ち着いたら、サーバにアップして、ジムの仲間にも使ってもらいたいですね!


――企業面接はどうでしたか?

面接自体が、昔から苦手意識があったので、事前にいただいた会社情報を基に、徹底的に企業研究を行い、準備+練習して臨みました。どうしても受かりたい会社(現職の会社)の面接前日には、営業の方に、模擬練習をして貰い、とても感謝しています。

アドリブでは絶対ダメなので、想定質問に対する、自分の返答内容をすべて書き出し、「笑顔」かつ「棒読み」にならないよう気を付けました。

――企業面接の結果はいかがでしたか?

面接8社、内定2社でしたね。社内の風通し(人間関係)が良いこと、自分にあったペースで成長できる環境があること、将来的に自由な働き方ができることは、絶対に譲れないと思っていました。

特に、挑戦させてもらえる環境を望んでいました。ずっと同じことをやり続けるのは、大事な経験だと思いますし、楽かもしれないけど、私の場合、たぶん、つまらないと感じると思います。エンジニアは、どんどん新しいことを学ばないと、ついていけないと思いますので、少しずつ難易度を上げてもらえるような環境が理想でした。

――最終的に、株式会社□□に入社を決めた理由はなんですか?

面接してくださった〇〇さん(役員)が本当に素敵な方で、「この方のところで働きたい!」と思ったことと、「成長できる環境が整っている!」と会社説明を聞いて感じたからです。同じ女性ですが、とても優しい雰囲気があり、一緒に働けたら成長できると思いました。

――面接をして内定を勝ち取ったわけですが、どこを評価されたと思いますか?

「向上心」と「行動力」と「人柄」を見てくださったのですかね?正直わからないです(笑)。

――「無料PHPスクール」含め、就職活動に、ドリーム・シアターを使ってみて、良かった点はどんなところですか?

入社後スグに、エンジニアとしての実務が積める会社を紹介してくださったので、本当に選んで、良かったです!ハロワの職業訓練校や、他に検討したITスクールもそうだったのですが、例え、勉強して就職しても、未経験では、実務に携われず、エンジニアとしては、成長できないんだろうな~、と思うことがありました。

その点、Pスクでは、0から、しっかりプログラミングを教えてくださり、実践的なスキルを身につけられたので、今に活かされていると思います。

 

●少しずつ、やれることのハードルを上げてもらいながら、設計から実装、テストまで一貫してやらせていただいています。

――入社当初は、どのようなお仕事からスタートしたのですか?

大手高速道路会社さんで使用する、データベース管理システムのテストから始まり、2ヶ月目から、バグ修正や、軽微な追加開発をしました。現在は、同じく、大手高速道路会社さんで使用する、(トンネルや橋梁の)保守・点検管理Webアプリケーションの改修を行っています。

少しずつ、やれることのハードルを上げてもらいながら、設計から実装、テストまで一貫してやらせていただいています。

――入社当初、不安はありましたか?

不安より、ワクワクの方が大きかったです。

――どんなワクワクですか?

「ついにエンジニアになるんだ~」と。独学含め、学習期間が長かったので、「やっと、やりたいことのスタート地点に立てる!」という喜びです。

――入社後の良い意味でも、悪い意味でも、何かギャップはありましたか?

想像以上に、先輩方が優しく丁寧に教えてくださり、申し訳なさと感謝で、いっぱいです。この前なんか、5時間も付きっきりで、、、缶コーヒーで御礼させてもらいました。すごい恵まれているな、と思います。

あと、必要な時は話しますが、業務後に飲みに行くとかは、ほとんどなく、かなりあっさりしていて、それもそれで、心地いいです。以前の業界とは、雰囲気が正反対ですね(笑)。

役員の〇〇さんは、面接の時と変わらない、優しい雰囲気で、人柄が良いですね~。話す機会が多いわけではないのですが、入社当初、体調を崩した時に、夜間にも関わらず、すぐにメールに反応して、リモート対応に変更してくれたので、とても感謝しています。

 

●エンジニアとして、常に学んでいく「向上心」は当然として、「コミュニケーション力」でしょうね。

――実際に仕事をやってみて、自分が「エンジニアに向いているかもしれない」と思うときはありますか?

まだ向いているかは正直わかりませんが、生涯ずっと何かを学んで向上していきたいと思っているので、そういう意味では、ずっと勉強し続ける必要のあるエンジニアは向いているかもしれません。止まっているより、成長するために走り続けることの方が、私に合っていますからね。

――エンジニアにとって、プログラミング以外に大切なことって、何だと感じますか?

エンジニアとして、常に学んでいく「向上心」は当然として、「コミュニケーション力」でしょうね。仕事は、チームでやっているので、みんなで切磋琢磨するためには、丁寧さと、スムーズな対応が必要で、それができると、気持ち良く、仕事ができますよね。

また、お客さんは当然のこと、社員、パートナーのエンジニアの方々に対して、常に敬意を払って、コミュニケーションを取ることを意識しています。特に、社内チャットでは、相手の立場や状況を理解した上で、伝わりやすい文面を、なるべく心がけています。

――プログラミング以外に勉強していることは何かありますか?

基本情報技術者試験の勉強をしています。語学の勉強も再開したいのですが、時間管理が難しく、今は、あまりできていないです。。。


Pスクでは、皆さん自身が諦めなければ、最後までしっかりサポートしていただける

――ちなみに、山中さんは、小学生の頃、どんな子供でしたか?

週6で習い事して、たくさん遊んで、活発な子供だった気がします(笑)。母がスポーツ女子で、私もその影響があって、運動が好き+行動することが好きでしたね。

――将来的に、どんなエンジニアになりたいですか?

世界中のどこでも働けるスキルを身につけ、会社や社会に貢献できるエンジニアになりたいです。海外に渡航した時、世界をみて、感動しました。新しい発見もあり、これを何らかの形で、エンジニアとしてのスキルに活かせたら良いなと思います。

また、自分がどう生きたいのかを考えた時に、自分が欲しいのは「自由」なんだと思いました。自由を得るためには、ある程度お金が必要で、そのためには、まず仕事をすることが第一です。そして、自由の中に幸せがあり、人と話して価値観を広げていきたいと思っています。

――今後、どんな人と働き、どんなことに挑戦していきたいですか?

今後も、今と同じように、仲間と楽しく切磋琢磨して、協力して働いていけたら良いですね。長期的には、プログラミングスキルを向上させていき、場所と時間を選ばずに働ける実力を身につけていきたいと考えています。

そのためには、プログラミングスキルと語学力、ビジネススキルなど、いろいろ学んでいく必要がありますので、業務外の時間を上手く使って身につけていきたいです。

――ありがとうございました!最後に、これからIT/Web業界に就職しようと考えている「PHPスクール生」に、先輩として、何かアドバイスをお願いできませんか?

Pスク講義期間中は、小テストが難しく、全然解けませんでした(笑)。でも、必死に勉強して、自分のペースで後からキャッチアップした結果、今の会社にエンジニアとして採用していただき、将来が開けました!Pスクでは、皆さん自身が諦めなければ、最後までしっかりサポートしていただけるので、是非、最後まで頑張ってみてください!

 

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