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卒業生インタビュー

Hope for the best, but expect the worst.

Pスク卒業生インタビューVol.045~小國雄生さん

   

【Pスク87期 小國雄生さん31歳】

●独学では、ある程度理解できていたので、これからは本格的なスキルを身につけるために、スクールで学ぶことにしました。

 

――小國さんのこれまでの経歴を教えていただけますか?

大学卒業後、SaaS型ERPベンダーに入社し、営業や導入コンサルを2年4ヶ月、経験しました。退職後は、個人事業として、ダイニングバーを運営しながら、(以前から個人で行っていた)映像編集や楽曲制作を2年3ヶ月、行っていました。

そんな時、友人からの依頼で、動画配信サービスのコンテンツ企画や、制作ディレクションを経験する中、システム開発スキルが欲しいと考え、独学をしていく内に、楽しさとやりがいと感じ、本気でエンジニアを目指すことにしました。

 

――IT/Webエンジニアになろうと決めた後はどうされていたのですか?

最初は、中古のMacBookを買って、本やネット、Youtubeで独学したり、簡単なWebアプリの開発をしていました。ただ、実際の業務レベルと乖離があると思っていたので、2~3ヶ月くらい体系的に学んで、それから業務で通用するWebアプリを開発しようと思っていました。

 

――「無料PHPスクール」を知ったきっかけは何だったのですか?

当時、池袋周辺に住んでいたので、ネットでスクールを調べていたところ、ちょうど池袋に教室がある「無料PHPスクール」を見つけました。独学では、ある程度理解できていたので、これからは本格的なスキルを身につけるために、スクールで学ぶことにしました。

 

――他ITスクールもある中、「無料PHPスクール」に参加してみようと思った決め手は何だったのですか?

決め手は大きく4つあります。最初は、名前を見て半信半疑だったのですが(笑)

①Webサイトを見て、就職・転職支援に力を入れていること

②教えている言語が、今までやっていた言語の仕様と近かったこと

③オンラインだけではなく、対面でも授業に参加できること

④在職でも通えそうだったところ

がポイントです。

 

拘って開発して、ホント良かったです! 

 

――かなりハードだったと思いますが、「無料PHPスクール」に参加してみて、率直にいかがでしたか?

カリキュラムがよく練られていて、23日間という短い期間でも、実際にサイトの開発まで、自力でしっかりできるところが、とても良いと思いました。サポートも手厚いので、つまづきも少ないです。

特に気になる点はありませんでしたが、学習が進んでいる人とそうでない人の差が、かなりあったのが、印象に残っています。予習・復習の時間を確保できないと、ついていくのが、大変なように感じましたね。

 

――確かに、その要素はありますね。面接用の成果物(自作Webアプリ/ポートフォリオ)は何を作ったのですか?

アクアリウムが趣味なので、アクアリウム用品を販売するECサイトを開発しました。内側の処理やデータベースの構造をできるだけ簡潔に、後から見返しても分かるように、という実装を心掛けて作りました。また、ウォッチリストの登録・解除、部分一致のページ内検索を、ペジネーション込みで実装した部分に拘り、個人的に、うまくできたなと思っています。

 

アクアリウム用品販売ECサイト開発(期間:1ヶ月)

機能:ログイン/認証/ログアウト(PW保存)、ユーザー登録、商品一覧/詳細、カテゴリー(水槽/水草/薬剤/フード)/サイト内検索、ページネーション/レスポンシブデザイン、マイページ(編集/退会、ウォッチリスト)、ECカート、問合せフォーム、ユーザー管理(一覧/詳細/削除)、商品管理、売上管理、ページネーション、レスポンシブ対応

 

 

――企業面接はどうでしたか?

新卒ぶりのちゃんとした企業面接で、最初は、若干緊張しました(笑)。ただ、自分のルーツややりたいこと、将来像などが明確で、裏付けもあったので、話す内容は文章など用意しなくても、自分の言葉で話すことができましたね!

自己評価ではありますが、緊張による硬さはなく、面接官とのキャッチボールもできていたので、受けも良かったように思います。大変だったことは、在職中だったので、業務の合間に、面接対策や事前準備を行っていたので、時間に追われていたことです。

 

――企業面接の結果はいかがでしたか?

16社の面接をセッティングして頂き、6社の企業から内定をいただきました。

 

――企業との面接が始まる前に、企業を選ぶ上で、拘っていたことがあれば教えてください。

新卒で入社した会社がBtoBだったので、その知見が活かせるところが良かったです。強いて言うならば、自社開発製品があり、かつ、受託開発をやっているところを希望していました。

 

――最終的に、ハングリード株式会社に入社を決めた理由はなんですか?

エンジニアとしては、実務未経験なので、入社後のサポートが手厚そうだったことが大きいですかね。他には、面接官である、ユニットのマネージャーの人柄や雰囲気が良く、「この人とだったら、やっていけそうだ」と感じたことも理由の一つです。マネージャーは、理知的という印象で、社員へのサポートも重要視していたので、働きやすそうに感じました。

 

――16社の企業との面接から、6社の内定を勝ち取ったわけですが、どこを評価されたと思いますか?

未経験とはいえ、当然、最低限のスキルは必要で、数社から、生PHP版のポートフォリオを褒めてもらったことを記憶しています。拘って開発して、ホント良かったです。また、論理的な思考ができるところも、評価されたと思いますね。

 

――「無料PHPスクール」含め、就職活動に、ドリーム・シアターを使ってみて、良かった点はどんなところですか?

一番良かったのは、最初からエージェント的な側面があるところです。PHPをはじめとした、プログラミングを教わるだけではなく、就職サポートがあり、最低内定2社取得がコミットされていて、そのためのサポートがあります。

講義という部分では、カリキュラムが短く、濃い内容だったので、自分の学習方法に合っていました。

 

●TOEIC650点を取らないと、減給になってしまうことになったんです(笑)。

 

――入社当初は、どのようなお仕事からスタートしたのですか?

入社1ヶ月は、イニシャル研修で、ユニット毎に何をやっているのかを含めた、ECに関する業務知識の勉強や、課題に関する調査、ドキュメント作成、社内プレゼンの練習をしました。

2ヶ月目には、社内で使用しているフレームワーク(Laravel)に慣れるために、ポートフォリオを作りました。

現在は、PHP+Laravelで、社内向けの「サンキューメッセージシステム」を2人で構築しています。要件定義から実装、コードレビュー、テストまで一気通貫でやっているので大変ですが、貴重な経験をさせてもらっています。

所属している部署は、社内の情報システム部の側面もあり、運用想定で新しいシステムをどんどん開発しています。

 

――入社当初、不安はありましたか?

ありましたね。会社からは、どれくらいのレベルを求められているのかが分からなかったんです。また、当初1ヶ月は、コードに触ることがなかったので、何かできることがないか、という焦りもありました

 

――入社後の良い意味でも、悪い意味でも、何かギャップはありましたか?

う~ん、そこまで違和感はなかったですね。むしろ、想定していたよりも、サポートが手厚く良かったです。その分、自分できっちりスケジュール管理して、詰めないといけないので、そこは特に気をつけています。

 

――実際に仕事をやってみて、自分が「エンジニアに向いているかもしれない」と思うときはありますか?

そうですね、ロジックを考えている時に思います。どのような動きで実装するか、できるだけ簡潔に実装するためには、どう書くかを考えている時は、面白いと感じるので向いていると思います。

 

――エンジニアとして、ビジネスパーソンとして、大切にしていることは何かありますか?

報連相が一番大事かなと思います。毎日タスクの進捗報告をするのですが、上手くいかないこともあるので、常に報連相をしています。進捗に加えて、仕様の検討などもあるため、納期を相談することも多いです。

 

――エンジニアにとって、プログラミング以外に大切なことって、何だと感じていますか?

面接をしてもらったマネージャーである上司も言っていたのですが、想像力が大切だと思っています。言われたこととただやるのではなく、こうした方がいいのではないか、という思考を持って考えたり、時にはこっちから提案するくらいの行動力が必要だと思います。

 

――現在、プログラミング以外に勉強していることは何かありますか?

英語を勉強しています。グループ会社での公用語が英語ということもあり、ドキュメント、ミーティングの言葉も7割が英語です。社内でも英語力アップへの取り組みがあり、TOEIC650点を取らないと、減給になってしまうことになったんです(笑)。

もちろん、すぐにではないので、勉強する時間はあるのですが、時間があれば勉強するようにしています。業務中もチームで時間を作って取り組んでいて、始業後15分は、英語の学習時間です。

グループ会社に所属しているエンジニアの約半分は、外国籍なので、コミュニケーションを取る意味でも必要ですね。

 

――ちなみに、小國さんは、小学生の頃、どんな子供だったんですか?

本をたくさん読んでいた記憶があります。学校の個人ロッカーは、本でギチギチになっていて、授業中も読書していて、先生に注意されたことを覚えています。同時に、運動も好きで、外で体を動かしていました。

 

――今後は、どのようなエンジニアになりたいと思っていますか?

面接時にも伝えたのですが、PM(プロジェクトマネージャー)的なことをやりたいですね。まず3~4年、開発実務を積んで、その後は、プロジェクトを管理する立場になりたいです。

過去、営業も経験しているので、コミュニケーションを取りながら、諸々の調整をしていくことにも適性があると思っています。私が経験してきたことと、今やっていることを融合させると、PMの仕事になりますね。

 

――今後、どんな人と働き、どんなことに挑戦していきたいと考えていますか?

現在の環境で、スキルを積んでいき、英語力を身に付け、PMの業務に挑戦していきたいです。海外の人と働ける土壌なので、英語とプログラミングのスキルを高めていき、価値を高めていきたいです。今の環境は、ユニークな環境ですが、とても魅力的だと感じています。

 

――ありがとうございました!最後に、これからIT/Web業界に就職しようと考えている「PHPスクール生」に、先輩として、何かアドバイスをお願いできませんか?

エンジニアは、自分から学ぶ姿勢を大事にしていかないといけない職業です。それは、「無料PHPスクール」でも同じで、カリキュラムを学ぶ上でも、その姿勢は必要です。

スクール卒業はスタートであり、エンジニアになった後は、一生勉強なので、その覚悟と強い気持ちを大事にしていってください。その思いがあれば、きっと目標は達成できるはずですので、ぜひ頑張ってください!

 

 - Pスク卒業生インタビュー

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