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卒業生インタビュー

Hope for the best, but expect the worst.

Pスク卒業生インタビューVol.059~三田七美さん

   

【Pスク95期 三田七美さん23歳】

●Webエンジニアさんとの出会いがあり、「プログラミングの勉強をしてみないか?」と言われたことがきっかけでした。

――三田さんのこれまでの経歴を教えていただけますか?

看護師を目指して、医療系の大学に通っていましたが、コロナの影響もあり、改めて自分のやりたいことや、将来のことを考え直す機会がありました。じっくり考える中、自分が目指す医療の道に、なんかしっくりこなくて、2年時に中退しました。その後は、将来を模索しつつ、何をやるでもなく、飲食店と家庭教師のアルバイトをしていましたが、いつまでもフリーターではいられないとも思っていました。

――どうして、Webエンジニアになりたいと思ったのですか?

実をいうと、どうしてもWebエンジニアになりたかった訳ではないのが本音です。もともとパソコンが好きとか、そういうのもなかったです。大学中退後も、特にやりたいことは決まっていない中で、その頃たまたま、Webエンジニアさんとの出会いがあり、「プログラミングの勉強をしてみないか?」と言われたことがきっかけでした。

それからは、ほぼ独学でプログラミングの学習をやっていくうちに、できることが増えたり、わからないことの検索方法や、エラー解消方法のコツがわかってきて、だんだんとプログラミングに面白さを感じるようになっていきました。そして、「自分にできることが増えてきた」と感じてきた時に、本格的にWebエンジニアとして就職しようと決断しました。

――Webエンジニアになろうと決めた後はどうされていたのですか?

私は、独学で、HTML/CSS、JavaScript、PHPを使って、Webアプリを作りながら勉強していただけで、学習サイトやプログラミングスクールなどを使っていませんでした。そのため、就職したいと思っても、現状の自分のスキルレベルがどれくらいなのか、全く分からなかったんです。

しかも、未経験エンジニアとして就職するためには、どれぐらいのスキルレベルが必要かさえも、わからずにいたので、「やり方を変えなくては!」と思っていました。そこで、まずはプログラミングスクールに通うか、就職エージェントなどを活用して就活をするか、どちらが良いのかを検討するために、ネットで情報を集めたり、エンジニアとして働く方と会ってみて、相談にも乗ってもらいました。

 

●一番の決め手は、スクール卒業後に就職支援がついていることでした。

――「無料PHPスクール」を知ったきっかけは何だったのですか?

たまたま、プログラミングスクールや就職エージェントを調べているときに見つけました。当時のホームページは、手作り感満載の文字びっしりって感じで、万人受けはしなさそうといった感じでした(笑)。ですが、カリキュラムを見ると、しっかりしていると思いましたし、何より熱意がすごく伝わってきましたね。

――他ITスクールもある中、「無料PHPスクール」に参加してみようと思った決め手は何だったのですか?

一番の決め手は、スクール卒業後に就職支援がついていることでした。それに加えて、23日間という短い期間で技術を学べるのは、早く就職したいと思っていた私にとって、ありがたいことでした。しかも、費用は実質無料で、言語もこれまで独学で勉強してきた、PHPだったので、大きな不安もなく、何もかも私にとって好条件でした。

 

――かなりハードだったと思いますが、「無料PHPスクール」に参加してみて、率直にいかがでしたか?

スクール期間中は、エンジニアが書いたコードが読め、アウトプットの時間があり、他の人に自分の言葉で説明する機会があったので、とても身につきました。中でも一番良かったと思うのは、スクール卒業後の就職支援です。自分一人の力では、こんなにスムーズに就職まではいかなかったと断言できますので、いろいろと助かりました。

やり取りが基本メールなところは、慣れるまでに少し時間がかかりましたね。でも、これも就職後に役に立つことなので、あって良かったと思います。

――面接用の成果物(自作Webアプリ/ポートフォリオ)は何を作ったのですか?

皆さんと同じように、生PHPで、オブジェクト指向かつMVC式のコードで、お酒の口コミ掲示板サイトを作りました。気をつけたことは、ユーザーが使いたい機能が、どこにあるのかわかりやすいように作ることです。それから、作り始める前に、簡単な設計書と画面仕様書を作って、アプリ全体を通して一貫性があるように気を付けました。

また、拘ったポイントは、お気に入りの投稿を管理できるブックマーク機能を作ったことと、お酒に合う料理やおつまみも一緒に投稿できるようにしたことです。私自身、お酒が好きなので、いつでもお気に入りのお酒を見返せたり、お酒に合う料理も知りたいと思ったからです(笑)。

●お酒(ビール/焼酎/ワイン/ウイスキー)の口コミ掲示板サイト開発(2ヶ月)

・ユーザー機能:ログイン(バリデーション)/ログアウト、ユーザー登録、口コミ一覧(カテゴリー/文字検索/ブックマーク登録)、口コミ作成(下書き保存/投稿)、マイページ(口コミ管理/ブックマーク管理)、チャット機能

・管理者機能:ユーザー管理(一覧/編集/削除、CSVダウンロード)、口コミ管理(一覧/削除)

・共通:ページネーション、レスポンシブ対応


――企業面接はどうでしたか?

これまで、アルバイト以外の面接経験がなかったので、最初はすごく緊張しました。それでも回数を重ねることで、だんだん緊張しなくなっていきましたね。やはり、緊張しないためには、自分の考えや希望を整理していき、事前準備をすることが重要だと思います。また、企業分析や想定質問に対する回答の用意には、十分に時間を割くようにしていました。

――企業面接の結果はいかがでしたか?

え~っと、14社との面接を受けて、7社から内定を頂きました(笑)。普通、ありえない成果ですね。

 

――企業との面接が始まる前に、企業を選ぶ上で、拘っていたことがあれば教えてください。

正直、こだわりはそんなになかったですね。しいて言えば、将来的に自身の成長につながる環境かどうかを見極めるようにはしていました。でも、これは見えづらい部分なので、何を見聞きすればわかる、というものではありませんが、自分が働いているイメージをしていって、近い将来と数年後の自分の働く姿を想像するようにしていました。

――拘っていたことは、面接を受けていく中で、変化していきましたか?

漠然とですが、のびのびと開発がしたいと思うようになりました。納期は大切なのは理解していますが、ギスギスした環境は避けたかったですね。そのほかに、インフラに関する知識や技術に興味が出てきたので、そのあたりも身につけられる会社だと、なお良いなと思うようになりました。

――最終的に、株式会社●●に入社を決めた理由はなんですか?

これまでに、未経験の方が多く入社している実績があるというところでしょうか。それから、プログラムの開発に加え、AWSを使うということだったので、将来的にも有用なスキルが身につけられるのではないかと思ったからです。あと、内定面談でオフィスにお邪魔させていただいたとき、社員さんの雰囲気が穏やかで、そこも良かったですね。

――面接をして内定を勝ち取ったわけですが、どこを評価されたと思いますか?

正直わかりません(笑)。ただ、どうあがいても、経験もスキルも圧倒的に足りないことはわかっていましたから、目の前のことを全力でやり抜く姿勢は見せていました。こだわりがないがゆえに、どんな仕事でもとりあえずやるし、わからないことや使ったことがない言語であっても、調べることや勉強は苦に感じないし、むしろそれが自分の糧になると信じているということを伝えました。

――「無料PHPスクール」含め、就職活動に、ドリーム・シアターを使ってみて、良かった点はどんなところですか?

内定2社以上にコミットしているという、就職支援が手厚いところです。面接の事前準備やスケジュール調整、入社手続き、アフターフォローまで充実しているので、怒涛のスクール期間が終わって、成果物の制作をしているときも、就活に関しては何の心配もする必要がなかったです。就活期間に入っても、スケジュール調整などは、ドリーム・シアターさんに完全にお任せして、私は企業分析や面接の個人練習、成果物のブラッシュアップに注力することができましたので、良い結果を出すことができました。

 

●具体的には、DB設計やAWS環境の構築、Python(Django)でのプログラム開発を行っています。

――入社当初は、どのようなお仕事からスタートしたのですか?

入社当初は、事業内容に関する研修を受けながら、学習サイト(プロゲート/スキルビルダー/YouTube)を活用して、HTML/CSS、JavaScript、Python、VBA、SQLの学習をしていました。期間は、明確に決まってはいませんでしたが、2023年12月からプロジェクトに入っていきました。

――入社当初、不安はありましたか?

入社したばかりの頃は、学習の時間が大半だったので、いつプロジェクトに参加できるのだろうか、という不安はありました。それ以外には特になかったですね。

――今現在は、どのようなお仕事を担当されているのですか?

現在は、Excelで運用している社内サービス(新電力小売り事業者向けシステム)を、今後の運用に向けて、AWS上に切り替えていく業務を担当しています。具体的には、DB設計やAWS環境の構築、Python(Django)でのプログラム開発を行っています。

 

――入社後の良い意味でも、悪い意味でも、ギャップはありましたか?

ギャップは、ないですね。割とのびのびと開発できていますし。基本、リモートですが、私は、希望を出して、毎日出勤していて、出社しているエンジニアは3名程度で静かですが、コミュニケーションも問題なく取れています。

――実際に仕事をやってみて、自分が「Webエンジニアに向いているかもしれない」と思うときはありますか?

まだまだ経験は浅いので、エンジニアに向いているかどうかはわかりません。正直、向いていようがいまいが、今は目の前のことをやるだけです!そんなことを考えるよりも、まずやることが大事だと思って行動しています。

――エンジニアとして、ビジネスパーソンとして、大切にしていることは何かありますか?

レスポンスは、できるだけ早くするように心がけています。それから、常に学び続けるという気持ちも大切にしています。チームで仕事をするので、相手が困らないように気をつけています。

――エンジニアにとって、プログラミング以外に大切なことって、何だと感じていますか?

考える力だと思います。言われたことだけではなく、そこから実際にどんな人が使うのか、どんな状況で使うのか、どうすればユーザーが使いやすくなるだろうか、どうすればエンジニアにとっても運用上の手間が最小限になるのかを考えることが、サービスづくりの根幹かなと思います。エンジニア寄りの思考だけに偏らず、常にその先を考えていくことが大切ですね。

――現在、プログラミング以外に勉強していることは何かありますか?

仕事で、AWSを使うので、学習のためにもAWS認定試験を受けようと勉強しています。資格取得が目的ではなく、あくまで、技術のキャッチアップ、スキルアップすることが目的です。

 

●スクール卒業後も就職支援を含め、手厚いフォローを受けられるので心配しなくて大丈夫です!

――ちなみに、三田さんは、小学生の頃、どんな子供だったんですか?

好奇心旺盛な子供でした。加減を知らずにしょっちゅうケガもしていました(笑)。

――今後は、どのようなエンジニアになりたいですか?

日々経験を積んでいき、フルスタックに活躍できる、ジェネラリストとして社内外に貢献していきたいです。どちらかというと、バックエンドに強みを持ち、スキルに捉われないエンジニアを目指しています。食わず嫌いにならないように、多くを経験して吸収し、それをマルチに活かしていきたいです。

――今後、どんな人と働き、どんなことに挑戦していきたいですか?

今は先のことまで考えられていませんが、今もすべてが挑戦なので、目の前のことに最善を尽くしたいです。それをやり抜くことで、次のことが見えてくると思っています。

――ありがとうございました!最後に、これからIT/Web業界に就職しようと考えている「PHPスクール生」に、先輩として、何かアドバイスをお願いできませんか?

23日間は、良くも悪くも、あっという間です。課題の量も多く、内容も難しいですが、「無料PHPスクール」には分からないことや、不安があれば、いつでも質問できる環境があります。ドリーム・シアターさんでは、Pスク卒業後も就職支援を含め、手厚いフォローを受けられるので、心配しなくて大丈夫です!皆さんのやりたいことが実現できるように、がんばってください!

 - Pスク卒業生インタビュー

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