ブロック ブロック

Blog

卒業生インタビュー

Hope for the best, but expect the worst.

Pスク卒業生インタビューVol.055~恩田貴之さん

   

【Pスク93期 恩田貴之さん33歳】

●サービスの作り手側にまわってみたいという思いが強くなったというのが大きな理由になります。

——恩田さんのこれまでの経歴を教えていただけますか?

大学卒業後、ASPサービス会社に新卒で入社し、2年勤務していました。その後、大手IT企業の広告事業部の営業担当として、さらに1年勤務しました。それからは、学生時代から不完全燃焼で終わっていた「音楽活動をやり切りたい」という気持ちが強くなって、脱サラして音楽活動に耽っていました。Pスクに入学するまでは、ずっとアルバイトで繋ぎながら、生活をしていました。

——どうして、Webプログラマーになりたいと思ったのですか?

社会人になってから、IT企業の営業担当として勤務していたのですが、実際にサービスの作り手側にまわってみたいという思いが強くなったというのが大きな理由になります。やはり、音楽もそうですが、自分は物作りが好きということもあり、もう一度、就職しなくては、というタイミングで、その気持ちが強くなりました。

——Webプログラマーになろうと決めた後はどうされていたのですか?

まずは、触ってみようと思い、プロゲートやドットインストールなどのオンライン学習を始め、PHPなどの各言語の基本的な部分を勉強しつつ、プログラミング初心者用の書籍などを読み漁っておりました。

 

●この年齢でも受け入れてくださり、しかも実質無料という点が魅力的でした。

——「無料PHPスクール」を知ったきっかけは何だったのですか?

自己流でやっていては、時間がかかると考えていました。入学費用が無料で、就職までを斡旋してくれるプログラミングスクールがあるということは、なんとなく知っていたのですが、いざ調べると年齢が年齢ということもあり、入学条件で、ほとんど突っぱねられてしまう状況でした。。。(泣)。そんな中で、必死にググっている最中に発見した一筋の光明が、Pスクさんだったという感じですw。こんなギリギリの年齢まで受け入れてくださる懐の深さに本当に感服です!

——他ITスクールもある中、「無料PHPスクール」に参加してみようと思った決め手は何だったのですか?

やはり、この年齢でも受け入れてくださり、しかも実質無料(注釈:デポジット制)という点が魅力的でした。また、就職率が圧倒的な高さだったり、カリキュラムの濃密さにも惹かれましたね。どんなスクールなのか、Webサイトを読み込んで、確認しました。あと、これは僕だけだと思うのですが、スクールの名前が、僕の大好きなというか、バイブル的な洋楽プログレッシブロックバンド「DREAM THEATER」の名前だったんですw。後々知ったのですが、社長さんが、そのバンドの大ファンで、ご自身でも演奏もされているというお話を聞いたときは、ビックリでしたし、とんでもないご縁だなと感じました!(笑)

——かなりハードだったと思いますが、「無料PHPスクール」に参加してみて、率直にいかがでしたか?

本当にハードだったのですが、カリキュラムの内容からサポート体制まで、非常に充実しており、濃密な内容でした。基礎的な部分から、実践的な内容までの内容がカバーされており、実際に未経験でプログラマー入社してから、実質3ヶ月分のリードを得られているような、それくらいのスキルを身につけられたと実感しています。悪い点は・・・、ソースコードの写経の回数が現実的でない点くらいですかねw。本音を話すと、僕の場合は、最後の方は、指定回数をこなすのは不可能だと感じたので、内容をしっかり理解することに注力して、その上で、何回か精魂を込めて写経するというスタイルに変更しました。「質がなければ、量をやりましょう」ということだったので、Pスクの方針にも沿っていたかなと思います。

——面接用の成果物(自作Webアプリ/ポートフォリオ)は何を作ったのですか?

Pスクさんで、必要要件として掲げてある機能はしっかりと網羅しなくてはという気持ちで、一つ一つの機能を着実に丁寧に盛り込みました。その上で、なるべくシンプルで使いやすいサービスになるように、デザインや機能の配置に配慮しました。バックエンドの機能は当然ですが、フロントにも意識を配って制作しました。面接時間は、限られていて、その中でプレゼンをしなければならないため、しっかりとアピールしやすいように、シンプルかつ、必要十分な機能が盛り込まれている、使いやすいサービスにしようという点にこだわりました。実際にリリースできるレベルを目標に実装していきました。

 

●ギター専門ECサイト開発(1ヶ月)

⇒ユーザー:ログイン(reCAPTCHA V3)/認証/ログアウト、ユーザー登録/変更/退会、商品一覧(カテゴリー検索/文字検索)/商品詳細、ECカート、購入(ゲスト購入/会員購入)、問合せフォーム、ページネーション、レスポンシブ対応

⇒管理者:ログイン/ログアウト、スタッフ管理(登録/変更/削除)、会員管理(登録/変更/削除、詳細/CSVエクスポート)、商品登録(登録/変更/削除、検索/詳細/CSVエクスポート)、注文/売上管理(日別/月別/年別、CSVエクスポート)

 

 

——企業面接はどうでしたか?

実は、練習はほとんどしませんでしたw 過去に就職や転職活動もしていたので、普段通りの自分で気張らない姿をアピールできれば、ご縁があり、相性の良い企業と自然とマッチングするという気持ちで臨んでいました。ただ、面接時に聞かれるであろう、プログラミングに関する想定問答などは、網羅的に全て回答を埋めた上で、毎回本番に臨んでいましたよ。ちなみに、今は便利な某AIサービスなどがあるので、そういう点では、うまく活用できると、事前準備の時間短縮がかなりできますよねw。

——企業面接の結果はいかがでしたか?

13社の面接を受けまして、2社から内定をいただけました。

——企業との面接が始まる前に、企業を選ぶ上で、拘っていたことがあれば教えてください。

企業は、人の集合体だと考えていることもあって、こちら側も、同じように相手の方を面接をしている、というような気持ちで臨むようにはしていました。お互いの相性が大事だと思いますね。また、ITの技術や教育に、より力を入れている視座の高い企業を拘って選ぶようにしていました。自分のキャリアを形成する上で、企業も高みを目指している方が、当然プラスだと思ったんです。

——拘っていたことは、面接を受けていく中で、変化していきましたか?

特に変化はしなかったのですが、心が揺れた企業がありました。その企業は、実務でプログラミングは使わないという、ということだったのですが、企業がとても魅力的な事業を展開されていて、入社したいという気持ちが湧いてきました。ですが、やはり自分はまず、一流のプログラミングのスキルを身につけ、プログラマーとしてのキャリアを積んでいく!という気持ちに立ち返りました。この強い意志が固まったという点では、変化したかもしれないです。

——最終的に、株式会社●●に入社を決めた理由はなんですか?

面接をご担当された方々が、本当に魅力的かつ、人格者なオーラが漂っていたので、この会社は間違いないな!と感じたことが大きいです。さらに、ITの技術や教育にとても力を入れられている企業様だったので、入社を決断いたしました。

——面接をして内定を勝ち取ったわけですが、どこを評価されたと思いますか?

質問内容にしっかりと全て答えられた点と、営業時代から養っていたコミュケーションスキル、プログラミングや技術の修得に対するモチベーションの高さ、などを評価されたのかなと感じています。これは裏話なのですが、トラブルがあり、初回の面接に遅刻してしまったんです。それにも関わらず、内定をいただけて本当に良かったです(汗)。みなさんは大丈夫だと思いますが、面接日時をスケジュール帳に記入される際は、くれぐれもしっかりと間違いがないかチェックしてくださいねw

——「無料PHPスクール」含め、就職活動に、ドリーム・シアターを使ってみて、良かった点はどんなところですか?

スクールでは、同期と一緒に学習していたため、意識の高いプログラマー仲間ができたことは、本当に財産だと感じています!今でも飲みに行ったり遊びに行ったりしています!あとは、とにかく内容がハードなだけあり、それが当たり前くらいに感じてくると、後々のプログラミングの勉強やいろんなことが、楽に感じる点でしょうか。他には、人情味溢れるコンサルタントの方が、親身になって毎回素晴らしい企業を紹介してくださる点は、他のスクールにはあり得ないポイントだと思います。こんな温かくて親切な「職業訓練校」は唯一無二です!

 

●入社前には、すぐに開発ができるとは、想像できなかったですね。

——入社当初は、どのようなお仕事からスタートしたのですか?

高速道路を統括するインフラ管理システムの開発・保守業務に携わりました。ありがたいことに、最初から製造フェーズに携わらせていただき、最後のテストまで、全フェーズを担当しました。もちろん、先輩のサポートをいただきながらですが、入社前には、すぐに開発ができるとは、想像できなかったですね。

——入社当初、不安はありましたか?

何から何まで分からない状況でしたし、プログラミングは未経験で、一人で入社したので、不安しかありませんでしたw。これまでは、PHPを中心に必死で勉強してきましたが、使用する言語は、PHPではなかったので、最初は本当に暗号状態でした(汗)。

——今現在は、どのようなお仕事を担当されているのですか?

システム自体は同じですが、今度は新機能の、頭の頭の要件整理の段階から、携わらせていただいています。具体的には、業務プロセスの洗い出しや整理、精査を行い、課題や問題を抽出します。マネージャ―である上司と連携し、現在は、詳細設計書を作っていて、これから開発をしていく流れです。

——入社後の良い意味でも、悪い意味でも、何かギャップはありましたか?

ギャップは特に感じていませんが、逆に想像以上にメンバーの皆様が、丁寧で温かい方ばかりなので、良い意味でびっくりしております。職種的には、ドライなイメージでしたので、本当にありがたいですね!

——実際に仕事をやってみて、自分が「エンジニアに向いているかもしれない」と思うときはありますか?

エンジニアは、とにかく、勉強や研究・開発をし続ける職種なので、その点は適性があると思います。自分は、勉強も研究も開発も、元々大好きな人間なので、やっていて合っているなと感じます。日々是精進で、毎日少しでも成長し続けようとする姿勢が大切ですね。また、プログラミング以外では、コミュニケーション力とユーモアが大事ですね(笑)。

——現在、プログラミング以外に勉強していることは何かありますか?

基本情報技術者試験の勉強と、社内で行われているAI研修に毎回参加させていただいております。業務とは関係ありませんが、音楽も相変わらず続けております!

 

●正直、向き不向きなんて、この業界においては、特にあまり関係ないと思います。

——ちなみに、恩田さんは、小学生の頃、どんな子供だったんですか?

やんちゃで、問題児のクソガキでしたw。ただ、小さい頃から絵を描いたり、歌を歌ったり物語を書いたり、モノづくりが大好きでしたね。特に、体育・音楽・図画工作の成績だけは、常にピカイチでした。

——今後は、どのようなエンジニアになりたいと思っていますか?

まずは、一人前になることです。一人で全工程こなせるエンジニアになり、一人立ちしたいと思います。最終的には、「世の中をおっ!と言わせられるサービス」を開発できるような、一流かつ、おもろいエンジニアになっていけたらと思います。

——今後、どんな人と働き、どんなことに挑戦していきたいと考えていますか?

前向きで、上昇志向の強い、面白い人たちと一緒に働き、「世の中を驚かせられるサービス」を生み出していきたいと思います!

——ありがとうございました!最後に、これからIT/Web業界に就職しようと考えている「PHPスクール生」に、先輩として、何かアドバイスをお願いできませんか?

何かに取り組む際に、向き不向きを語る方がいますが、正直、向き不向きなんて、この業界においては、特にあまり関係ないと思います。もちろん、難しいこともあると思いますが、ちょっとずつ前に進むことで、段々できることが増えて、プログラミングが楽しくなります。

そして、楽しいからまたチャレンジしたくなる。この循環が生まれてくれば、もう立派なエンジニアです!好きこそ物の上手なれですね。

みなさんが、Pスクを検索している時点で、ITに興味がある方だと思いますので、ある種もう、ポテンシャルの塊ということです!ぜひ、前を向いて一歩を踏み出していただけたらと思います!そして、いつか一緒にお仕事して笑いましょう!

 

恩田さんへの友達追加はこちらから

 - Pスク卒業生インタビュー

  関連記事

  おすすめ記事