Pスク卒業生インタビューVol.042~野本太一さん
【Pスク87期 野本太一さん25歳】
●実質無料(デポジット制)で学習できるスクールはないか、と探していくうちに辿り着いたのがこちらでした。
――野本さんのこれまでの経歴を教えていただけますか?
前職では、「社内SE」的業務を行っていて、嫌な訳では一切ありませんでしたが、本格的にWebサイト制作や開発を行っていきたいと考え退職し、独学期間を経て、ハローワークの職業訓練に通いました。PhotoshopやIllustrator、Dreamweaver、HTML5/CSS3、jQueryを学び、その後はコーダーとして、12本のWebサイトを制作しました。
ある時、お問合せフォームに、自動返信機能が必要とのことで、PHPを独学し、何とか実装できたことがきっかけで、Webエンジニアになりたいと考えるようになりました。
――どうして、IT/Webエンジニア(プログラマー)になりたいと思ったのですか?
自分で作ったものが、多少なりとも他人の目に触れることが学生時代から好きだったんです。だからこそ、インターネット上で公開されるもの、特にWebアプリなどの制作に関わってみたいと思いました。
また、ソースコードを読み込むことに面白さを感じたこともあって、本格的にWebエンジニアを目指しました。
――IT/Webエンジニア(プログラマー)になろうと決めた後はどうされていたのですか?
漠然とWebサイト制作に興味を持ち、Wordpressのブログ編集やHTMLの勉強をしていました。その後、失業を機に職業訓練校でHTMLやCSS、jQueryといった技術の基本を学びました。
それからホームページ制作会社で半年間、コーダーとしてWebサイト制作の実務経験を積み、雇用契約期間が終わるタイミングで、ドリーム・シアターの無料PHPスクールに入校し、PHPの学習と面接用成果物の作成に取り組みました。
――「無料PHPスクール」を知ったきっかけは何だったのですか?
無料PHPスクールをレビューしているサイトがあり、そちらを見たのがきっかけですね。独学ではなく、スクールを探していたので、知りたかった情報が記載しているレビューサイトがあって本当に良かったです。これにもご縁を感じています(笑)。
――他ITスクールもある中、「無料PHPスクール」に参加してみようと思った決め手は何だったのですか?
一番は初期費用です。PHPを学習するスクールは多々ありますが、授業料がどうしてもネックで、なかなか決められなかったんです。実質無料(デポジット制)で学習できるスクールはないか、と探していくうちに辿り着いたのが、無料PHPスクールでした。まさにこれだ!と思いました。
●最初のうちは面接がとても苦で、せめて詰まってしまわないよう、自己PRを何度も繰り返し練習しました。
――かなりハードだったと思いますが、「無料PHPスクール」に参加してみて、率直にいかがでしたか?
良い点:23日間という短期間で、PHPの応用的な部分まで踏み込めるように作られているカリキュラムがすごいと思いました。特に、卒業してから活きてくる学習内容(自力での環境構築、MVC設計など)が豊富だったと感じています。
悪い点:授業の日数や構成上仕方のないことではありますが、講義のスピードが速いため、若干基礎知識の取りこぼしが起きてしまいました。そのため、授業についていくためにも、自習する習慣が必要です。
――面接用の成果物(自作Webアプリ/ポートフォリオ)は何を作ったのですか?
気をつけたこと:Webサイトを作るからには、練習用にただ作るのではなく、何か目的をもって作成しようと気を付けていました。これによりイメージが湧きやすかったうえ、面接でも話しやすかったです。
拘ったポイント:以前の経験をアピールしたかったので、フロント部分のデザインやレスポンシブ対応などに力を入れました。
・ピアノ教室レッスン予約サイト開発(2ヶ月)
機能:ログイン/認証/PWリマインド、ログアウト、会員登録、マイページ(編集/退会、レッスン履歴/購入履歴)、レッスン予約、教材購入(ECカート)、お知らせ、サイト内検索、問合せフォーム、会員管理(一覧/詳細、変更/削除)、商品(出品)管理(一覧/詳細、変更/削除)、お知らせ記事作成(下書き/履歴)、ページネーション、レスポンシブ対応
――企業面接はどうでしたか?
全体的にWeb面接が多かったですが、あがり症なので最初の数回はかなり緊張したことを覚えています。最初のうちは面接がとても苦で、せめて詰まってしまわないよう、自己PRを何度も繰り返し練習しました。
実際失敗してしまった面接もありましたが、何度も面接をこなせば慣れてくるもので、後半は面接中に色々自然なキャッチボールができるようになりました。
――企業面接の結果はいかがでしたか?
内定をいただいた4社の中から、りーふねっとに決めました。
――企業との面接が始まる前に、企業を選ぶ上で、拘っていたことがあれば教えてください。
企業を選ぶ上では、社内の雰囲気やどんな人が働いているのかといった相性を特に気にしておりました。長く働きたいと考えているので、そこは結構気にしていましたね。
――拘っていたことは、面接を受けていく中で、変化していきましたか?
社内の雰囲気などへの拘りは持ち続けたものの、最終的には一番大事なポイントは、入社後に成長できる場であるか、という点に変わりました。仕事のチャンスがある環境を求めていました。
――最終的に、株式会社りーふねっとに入社を決めた理由(入社の決め手)はなんですか?
社員の方々の雰囲気、社員教育の充実(入社後の外部研修)度、ワークライフバランスを考えた、残業時間の少なさなどの条件面で総合的に決断しました。
――面接をして内定を勝ち取ったわけですが、どこを評価されたと思いますか?
正直よくわかりませんが、就活後半に面接を受けた企業だったので面接慣れしてきており、相手とうまく会話のキャッチボールができたことだと思います。面接で企業研究をしていることをアピールできた点ももしかしたら評価されたのかもしれません。
――「無料PHPスクール」含め、就職活動に、ドリーム・シアターを使ってみて、良かった点はどんなところですか?
無事に就職が決まったことが一番です!その過程で、実質無料でPHPの学習ができ、手厚い就活支援を受けることができた点には、本当に感謝をしています。こう言ってはなんですが、高コスパだと思いました(笑)。
●PHPスクールの環境は、大変な分、自分を頑張らせてくれるという面もあるかと思うので、就職という目標を忘れずに頑張ってほしいと思います!
――入社当初は、どのようなお仕事からスタートしたのですか?
入社後は、某映画館の予約サイトの保守業務に配置され、SQLを使った会員データの抽出業務や各種データ操作、また静的ページの更新といった業務からスタートしました。
――入社当初、不安はありましたか?
分からないことが多く、業務知識を必死で吸収しようとしていた(今もですが)ので、逆に不安に思う時間もなく、あまり感じませんでした(笑)。
――今現在は、どのようなお仕事を担当されているのですか?
引き続き、システム保守の業務に関わっていますが、徐々にやや難易度の高い課題を振ってもらえるようになっています。直近では、映画館サイトのマネジメントに使用するCMSサイトの予約データ抽出ロジックの修正に取り組んでいます。覚えることが多くて大変ですが、やりがいがありますよ!
――入社後の良い意味でも、悪い意味でも、何かギャップはありましたか?
入社後の良いギャップは、社員の皆さんが想像以上に温かく、居場所ができた嬉しさを感じることができている点です!業界や社風については、割と想像通りでしたのでギャップはないですね。
――実際に仕事をやってみて、自分が「エンジニアに向いているかもしれない」と思うときはありますか?
社内で一日中過ごせることが、出不精な自分に合っているなと感じます(笑)。また、勉強することで成長を実感できるというシンプルな状況は、好きな状況なので、向いていると思っています。
――エンジニアとして、ビジネスパーソンとして、大切にしていることは何かありますか?
分からないことは素直に聞くこと、独断専行をしないことなどを大切にしています。
――エンジニアにとって、プログラミング以外に大切なことって、何だと感じていますか?
お客様のサーバーや、顧客データを扱うなど、ミスが重大な結果を招く工程も多いので、常に確認を怠らないという意識を大切にしています。自己判断ではなく、報連相をしつつ、確認をしていっています。
――現在、プログラミング以外に勉強していることは何かありますか?
AWS認定クラウドプラクティショナー資格の取得に向けて勉強しています。資格取得は、自分の業務領域拡大もできるので、積極的に取り組んでいます。
――ちなみに、野本さんは、小学生の頃、どんな子供だったんですか?
公園で友達と遊んだり、水泳教室に通ったりとわりと平凡な子供でした。特に乗り物全般が好きでしたね。
――今後は、どのようなエンジニアになりたいと思っていますか?
業務に習熟し、想定外の事態に対しても動じず、常に考え続けるエンジニアになりたいと思っています。頭を使い、常に最善のことを目指していきたいです。
――今後、どんな人と働き、どんなことに挑戦していきたいと考えていますか?
これからは、業務上インフラエンジニアの方々と関わる機会が増えていくので、インフラ面の知識や経験も身に着けていき、将来的にはインフラを考慮した設計ができるようになりたいと考えています。
――ありがとうございました!最後に、これからIT/Web業界に就職しようと考えている「PHPスクール生」に、先輩として、何かアドバイスをお願いできませんか?
私も当初、この卒業生インタビューを読んで入校した身ですが、当時は本当に卒業できるのかなぁ、などと思っていました(笑)。けれど、PHPスクールの環境は、大変な分、自分を頑張らせてくれるという面もあるかと思うので、就職という目標を忘れずに頑張ってほしいと思います!