就職対策Vo.024~企業への先入観は排除しよう!
キャリアコンサルタントのサイトウです。今回は、「就職対策Vo.023~あなたに合ってるのは自社勤務?客先常駐?」に続き、こだわりが変化した人の事例を記載します。
企業へのこだわりは、必ず
変化していくため、最初は持たないで面接に臨みましょうという話をしました。
そうはいっても、業務内容については、イメージもあり、好き嫌いもあることもあります。
特に、勤務地については、自社を希望する人も多いのが事実です。客先常駐の場合は、プロジェクトによって勤務地が変わる場合があり、それを懸念する人もいます。
過去に中途採用で就職活動をした、Kさんもそうでした。
では、どのような
こだわりがあり、どのように
変化していったのかを記載します。
Kさんのこだわりは、客先常駐は避けたいということでした。
理由は、ずっと同じ現場で仕事をしたい気持ちがあり、勤務地が変わることは望んでいませんでした。
そのこだわりを持っていましたが、まずは面接を受けてみることを勧めました。なぜかというと、きっとその
こだわりは変わっていくだろうと思っていたからです。
それが変化したのは、渋谷区にある、Web系、業務系両方を開発している企業と面接をした時でした。
面接を受ける前は、
客先常駐の可能性が高かったこともあり、それを気にしていました。
確かに、実際に企業に確認すると、客先常駐になるとのことでした。
当然、企業は面接の場で、Kさん本人に客先常駐になることは伝えてあります。
面接を受けた後、Kさん本人の気持ちを電話で確認しました。いったい感想はどうだったと思いますか?
面接を終えた後の感想は、「この企業で
働いてみたいです」でした。
理由を聞いてみると、面接官の人が、エンジニアのことをとても大切に考えていて、一緒に働きたいと思いましたとのことでした。
何度も言うようですが、この企業は客先常駐です。
そして、Kさんはこれを一番
気にしていたにも関わらず、働きたいという気持ちに
変化しました。
結果、自社内開発の企業2社からの内定を断り、Kさんはその企業に
入社することになりました。
このような事例から分かるように、面接では
気持ちが変わる可能性があります。
特に、
一緒に働く社員に影響受けることが多く、当初持っていたこだわりは変化することがほとんどです。
Kさんは、こだわりを持ちつつも、
まず面接を受けてみることを実践した結果、ご縁があったのです。
あなたには、こだわりを持たずに、まず面接を受けてみることをおススメします!
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