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卒業生インタビュー

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Pスク卒業生インタビューVol.018~神原蓮大さん

   

【Pスク76期 神原蓮大さん24歳】

●短期間で集中的にスキルを身に付けて転職できるということです。

――神原さんのこれまでの経歴を教えていただけますか?

大学卒業後、大手鉄道事業会社にて、現場監督として、線路点検や保守工事、設備検査/補修を11ヶ月、経験しました。

週末に、YouTubeを見る中、たまたま、プログラミング学習チャンネルに出会い、ちょっと自分でもやってみようと思い、HTML/CSS、JavaScriptを、また、Udemyでは、PHP+MySQLを勉強しました。

次第にのめり込んでいき、エンジニアとして顧客の要望を形にして、世に生み出したいと思うようになり、前職を退職し、「42Tokyo(フォーティーツートウキョウ)」の研修付き選考を受けるために上京しました。

――どうして、IT/Webエンジニア(プログラマー)になりたいと思ったのですか?

YouTubeを観ていた時、偶然Webサイトの作成方法の動画がおススメに出てきたことがきっかけです。これまでは、プログラミングなどには、全く興味がなかったのですが、不思議と興味を持ち、試しにやってみましたね。

その結果、思いのほか面白かったんです!また、元々モノづくりが好きだったこともあり、プログラミングの思考と合い、本格的に目指したいと思いました。

――IT/Webエンジニア(プログラマー)になろうと決めた後はどうされていたのですか?

やるからには、徹底的に基礎からやると決め、東京六本木にある「42Tokyo」というエンジニアを養成するスクールの入学試験を受けることにしました。

すぐに上京したのですが、3月に受けるはずのC言語試験は、コロナの影響で約6ヶ月間延期となり、その間、独学で勉強することになりました。

結果的には、学ぶ期間に充てられたので、知識が増えて良かったです(笑)。

――「無料PHPスクール」を知ったきっかけは何だったのですか?

「42Tokyo」の入学試験中の1ヶ月間は、アルバイトもせず、「C言語で関数を作る課題」を個人で黙々と取り組みつつ、生徒同士のコードレビュー(注釈:思考共有で刺激し合う)を経験しましたが、結果は不合格でした。。

その後は、Web系のエンジニアを目指していたこともあり、2ヶ月間PHPを独学しました。

結果、少々甘く考えていたところもあり、行き詰まることが多かったのです。

このままではまずいと考え、効率的にPHPを学べるスクールを探していたところ、「無料PHPスクール」をネット上で見つけて、説明会に参加しました。

――他ITスクールもある中、「無料PHPスクール」に参加してみようと思った決め手は何だったのですか?

何と言っても一番の決め手は、短期間集中的にスキルを身に付けて転職できるということです!

23日間という短い期間の中で、効率的に学ぶことができるのはとても魅力に感じましたね。また、就職対策+就職支援があることも魅力でした。

●質問されそうな内容や逆質問を整理して書き出し、面接本番に臨みました。

――かなりハードだったと思いますが、「無料PHPスクール」に参加してみて、率直にいかがでしたか?

良い点:短期集中型で取り組める点と、生徒同士でアウトプットすることで自分の理解度を確認できる点です。

悪い点:ソースコードを紙ベースでいただいたので、見ながら書くのが大変でした。ただ、結果的にタイピングが早くなったので、良かったことかもしれません(笑)。

――面接用の成果物は何を作ったのですか?

気をつけたこと:ユーザーが使いやすいサイトを構築することです。UIは、楽天やアマゾンを参考にして、デザインを設計しました。

拘ったポイント:UI視点、統一感、文字の位置、レスポンシブなど、実際にリリースできるクオリティーを基準にしていました。

苦労したところ:セッションの概念に少し手こずりました。

●スマホ・アクセサリー販売ECサイト開発
機能:ログイン/認証/ログアウト、新規登録、マイページ/編集/退会(論理削除)、ECカート、カテゴリー検索/サイト内検索、問合せフォーム
その他:レスポンシブ対応

――企業面接はどうでしたか?面接練習はどのように行い、苦労したことはありましたか?

事前練習が必要だと思い、想定問答が記載している内容を反復練習したり、質問されそうな内容や逆質問を整理して書き出し、面接本番に臨みました。

もし、自分で就活をしていたら、そこまで余裕がなかったかもしれません(笑)。

――企業面接には何社行って、結果はいかがでしたか?

14社との面接を行い、悩みながら7社に絞った中で、住宅ソリューションズに決めました。

――どんな基準で、企業を選んでいましたか?

一番の希望は、Web系の開発でしたので、それができる環境の企業を中心に面接を受けましたね。また、開発以外にも、設計などの上流工程の業務に携われることも、1つの指標でした。

開発だけ、テストだけ、ではなく、土台を作ってから上流に行けるチャンスが欲しかったです。

――最終的に、住宅ソリューションズ株式会社に入社を決めた理由はなんですか?

決め手は2つあります。1つ目は、求めていた業務内容がマッチしたことです。開発もできますし、スキルが上がれば設計業務もある。これが一番です!

2つ目は、面接官のお人柄も温かみがあり、社風も堅苦しくなく、自分に合っていると思いました。

また、1次選考~内定までの間は、スピード感があり、必要とされていると感じていたこともあり、貢献したいと思いました。

――面接をして内定を勝ち取ったわけですが、どこを評価されたと思いますか?

自分で言うのもなんですが、成果物を評価されたのだと思います(笑)。

また、大学で建設系の学科を専攻していたこともあり、住宅業界との親和性を感じていただけたのかもしれません。

――「無料PHPスクール」含め、就職活動に、ドリーム・シアターを使ってみて、良かった点はどんなところですか?

講義内容に関して良かった点:スピードは速いですが、内容を理解していれば、ポートフォリオは作れることですね。もちろん、予習復習は必要です(笑)。

就職活動に関して良かった点:面接のスケジュールが、無理のない範囲だったことです。上手く調整していただけたので、事前の企業研究に集中でき、1社1社のパフォーマンスを高く維持できました。

他にも、営業の方が面接に同席されたので、終了後にフィードバックをもらえ、常にブラッシュアップできたので、とても助かりました。

●慣れるまでは、たくさんソースコードを書いて頑張ってください!

――入社当初は、どのようなお仕事からスタートしたのですか?

私の場合、入社までに携わるプロジェクトが決定していたので、そこで使うTypeScriptの勉強をしていました。

プロジェクトにアサインするまでには、2週間くらい日数があったので、先輩から簡単な課題を出してもらい、コードレビューしてもらっていました。

この助走期間があったこともあり、プロジェクト本番ではスムーズに入ることができたので、会社と先輩には感謝しています!

誰が使う:住宅関連会社
どんなシステム:業務アプリ(スマホ(android/IOS)、ブラウザ)
機能:業務工程管理、登録物件管理、チャット機能
工程:開発、改修、新機能調査
期間:中長期
チーム:5名
環境:TypeScript、VB.NET、C#

――入社当初、不安はありましたか?

携わるプロジェクトが、PHPではなかったので少し不安はありましたね。

ただ、事前に勉強する期間があったので、基礎的な部分を勉強してから現場に入り、実際のソースを見ながら慣れていけたので、すぐに不安はなくなりました。

初めて触る言語でしたが、やってみたら面白かったですね!

初心者あるあるなのですが、当初は、モダンな言語で、かっこいいアプリを作りたいと思っていました。

現在は、業務系システムを開発しているのですが、奥が深く、面白い!と感じています。やらずして考え方が偏るのは、良くないですね(笑)。

――今現在は、どのようなお仕事を担当されているのですか?プログラミングとそれ以外の比率はどんな感じですか?

入社当初と同じ、住宅関連会社向けの業務アプリを開発しています。業務のほとんどが、プログラミングなので、ほぼ10割です。

――入社後の良い意味でも、悪い意味でも、何かギャップはありましたか?会社に対して、業界に対して、面接時の印象と、入社してから感じる、社内の雰囲気(社風)に違いはありますか?

特にギャップはありませんでした。現在は、リモートワークですが、社風などもイメージと変わらず同じですね。

――実際に仕事をやってみて、自分が「エンジニアに向いているかもしれない」と思うときはありますか?

そうですね、エラーや思い通りに動作しないときに、原因の特定から解決までの過程に、「達成感」を感じることでしょうか。

解決までの道のりが長いほど、大きくなります。

――エンジニアとして、ビジネスパーソンとして、大切にしていることは何かありますか?

コミュニケーションを円滑に図るようにしています。リモートワークのため、 Slackでのやり取りが中心です。対面で話せない分、相手に不安を感じさせないためにも、報連相のレスポンスを早く行うことを心がけています。

――エンジニアにとって、プログラミング以外に大切なことって、何だと感じていますか?

やはり、コミュニケーションだと思います。質問する際などは、相手の時間をもらうため、最小限の時間に抑える必要があります。

お互いに無駄に時間を使わないために、自分の考えを正しく伝え、内容は簡潔に伝えることが必要だと思うのです。

そのために、簡単な資料を作るなどの工夫をするようにしています。

――プログラミング以外に勉強していることは何かありますか?

工数見積もりが正確にできるように勉強しています。まだまだ経験が少ないので、予測を立てるの難しいですが、作業前に予測を立て、作業後に振り返ることで、精度が少しずつ上がっています。

会社からは特に求められているわけではありませんが、いつ聞かれても答えられるように、必ず見積もりをしています。

――ちなみに、神原さんは、小学生の頃、どんな子供だったんですか?

勉強でもスポーツでも、負けず嫌いな子どもだったと思います(笑)。

――今後は、どのようなエンジニアになりたいと思っていますか?

1つの問題に対して、様々なアプローチを取れるように引き出しを増やしたい思っています。

会社の先輩方のように知識量を増やしていき、自分で考えて解決策を提案できる力を身につけたいですね。

――今後、どんなことに挑戦していきたいと考えていますか?

現在の開発環境以外の知識を学んでいき、業務にアウトプットしていきたいですね!

幅広い分野の知識を習得できれば、会社と顧客に貢献でき、成長できると考えています。

そのために、休日は、Reactをはじめ、JavaScriptのフレームワークを動画サイトで勉強しています。

――今後、どんな人と働いていきたいですか?

一緒に切磋琢磨していける人です。技術力があり、ビジネス思考力もある人と接して、経験を積んでいきたいと考えています。

――ありがとうございました!最後に、これからIT/Web業界に就職しようと考えている「PHPスクール生」に、先輩として、何かアドバイスをお願いできませんか?

プログラミングは、勉強する中で分からないことが多く、大変だと思うことがあると思いますが、継続していれば理解でき、楽しくなってくると思います。慣れるまでは、たくさんソースコードを書いて頑張ってください!

 - Pスク卒業生インタビュー

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