Pスク卒業生インタビューVol.011~浦野義朗さん

【Pスク69期 浦野義朗さん25歳】
――カンタンに、自己紹介をお願いできますか?
大学時代に、子供向け職業・社会体験施設「キッザニア」を運営するKCJ GROUP株式会社にアルバイト入社し、大学卒業後も、そのまま新卒入社しました。キャスト業務から、新人研修、運営責任者のサポート、新店舗立上げ時の運営方法の確立や、マニュアル作成など、3年8ヶ月、お世話になっています。
上司の紹介で、130人規模の1泊2日のキャンプイベントに、企画ディレクターとして、土日・祝日のみ1年間携わることがありました(18年12月~19年12月)。
集客(告知)+予約サイトを一から立ち上げることになり、制作自体は他のメンバーに依頼したのですが、自分で作ってみたいと思うようになり、独学でHTML5/CSS3、PHPの勉強を始めました。
――どうして、IT/Webエンジニア(プログラマー)になりたいと思ったのですか?
キャンプイベントに、企画ディレクターとして参画した際に、イベントのHPを作っている人を見たことが、プログラミングに興味を持ったきっかけです。その後は、どのようにできているのかを調べて、自分でやってみました。
正直当時は、PCスキルが高くありませんでしたが、動画作成やアニメーション制作をやる人を見ている中で、どうしても自分でやりたくなりました。
――IT/Webエンジニア(プログラマー)になろうと決めた後はどうされていたのですか?
当時は、キッザニア東京にアルバイトとして雇用形態を変更してもらい、転職活動を始めました。当初は、Web広告やマーケティングをやってみようと思って就活をしましたが、未経験ということもあり、上手くいきませんでした。
少しでも触る必要があると考えて、書籍を購入し、HTML、CSSを勉強したところ、面白いと改めて感じました。
――「無料PHPスクール」を知ったきっかけは何だったのですか?
友人にエンジニアになるために就活をしていることを相談したところ、ドリーム・シアター主催の「無料PHPスクール」を紹介してもらいました。
――他ITスクールもある中、「無料PHPスクール」に参加してみようと思った決め手は何だったのですか?
一番の決め手は、勉強期間が短く、23日間という期間で集約されていることです。他にも自宅から通える範囲にあり、距離が近かったこともありがたかったです。
他のスクールでは、ギークジョブを検討していましたが、体験学習をした結果、全ては自分中心で進めなければいけないスタイルだったので、本当にある程度高いスキルが身につくかが不安でした。
また、講義型ではなく、自己学習だったので不安もありましたね。
――かなりハードだったと思いますが、「無料PHPスクール」に参加してみて、率直にいかがでしたか?
良い点:講義の受けた上、アウトプット中心なので、自分の力になり、自信がついたことです。また、写経の課題を提出することで納期意識も高まりました。
悪い点:23日間で全てが完結すると思っていて、自主制作期間があることを想定していなかったことです。今考えると当然なのですが(笑)。
――面接用の成果物(自作Webアプリ/ポートフォリオ)は何を作ったのですか?
●書籍販売ECサイト開発
【機能:ログイン/認証/ログアウト/会員登録、商品登録/一覧/商品検索、ECカート/個数表示、カテゴリー分け/検索、レビュー投稿/問合せ】
を作成しました。
できるだけ、リアルなECサイトに近づけたかったので、サイトを見て模倣しました。拘ったことは、カート内で商品個数を増減できることや、商品検索の該当する範囲を最大限に広げたことです。
ユーザー目線で考え、使い勝手の良いサイトを作りました。
――企業面接はどうでしたか?(面接練習はどんな風にした?苦労したことは?今までと比べて変えたことはありましたか?)
面接練習は、スクール中に同期とやった合同練習だけです。一番力を入れたことは、事前の企業研究だったので、面接に関しては、1社1社進めながら慣れていった感じです。
その結果、企業からの質問にも答えることができました。ただ、技術面の質問は、細かい質問をされると詰まってしまうことも多くて大変でした(笑)。
成果物は自分で作ったのですが、完璧にPHPを理解しているわけではなかったので、曖昧な理解もあり、苦労しました。
ちなみに、今は理解できているので問題ありません!(笑)
――企業面接には何社行って、結果はいかがでしたか?
7社との面接をした中、3社から内定をいただきました。
――どんな基準で、企業を選んでいましたか?
自分のスキルを伸ばせて成長できる企業が一番の基準でした。他には、汎用性のある言語を扱っている企業です。
――最終的に、エヌエスティ・グローバリスト株式会社に入社を決めた理由はなんですか?
一番の決め手は、言語です。理由は、将来の独立したいという漠然とした考えがあり、そのために汎用的なスキルを身につけたいと考えていたからです。
もちろん、早期に退職するということではありません(笑)!
――面接をして内定を勝ち取ったわけですが、どこを評価されたと思いますか?
一番は、成長意欲が伝わったことだと思います。正直な気持ちで答えて、ネガティブではなく、ポジティブに返答できていたことでしょうか。
技術の質問はなかったので、人物面を評価していただいたのだと思います。
――「無料PHPスクール」含め、就職活動に、ドリーム・シアターを使ってみて、良かった点はどんなところですか?
一番は、とにかく親身になってくれたことです。スクール中もそうですが、就活に対しても、ここまでサポートしていただけるとは!と思うくらい、私の気持ちを尊重して、サポートしてくれたことが本当に嬉しかったです!
●28歳までにフルスタックエンジニアになりたいですね!
――入社当初は、どのようなお仕事からスタートしたのですか?
3ヶ月間の研修では、PHPの初級から上級編(アルゴリズム、クラッド)を勉強しました。他には、HTML、CSS、Mysqlの課題書籍を読んで勉強していました。ネットでも調べて勉強し、知識を身につけるのに必死でした。
――入社当初、不安はありましたか?
もちろん不安もありましたが、それよりも楽しみの方が大きかったです。自分がこれからどうなっていくかが楽しみでしたね(笑)!
――今現在は、どのようなお仕事を担当されているのですか?プログラミングとそれ以外の比率はどんな感じですか?
入社後から行っていたリモートでの研修が終わり、成果物の制作をしています。自分で工数を計算して、3週間弱に設定し、「ToDoアプリ」を作っています。(PHP、JavaScript、HTML、CSS、Mysql)
その後は、自社で開発している、病院向けの業務系システムに携わる予定です。
――入社後の良い意味でも、悪い意味でも、何かギャップはありましたか?会社に対して、業界に対して、面接時の印象と、入社してから感じる、社内の雰囲気(社風)に違いはありますか?
正直に話すと、IT業界に対してのイメージは、マイナス面もありました(笑)。でも実際の入社した今の会社は、社員の方が優しく親切で、良い意味でイメージとは違いました(笑)!
――実際に仕事をやってみて、自分が「エンジニアに向いているかもしれない」と思うときはありますか?
仕事が楽しいことでしょうか!今やっていることが自分の好きなことなので、それが仕事になっていることが何よりも嬉しいですね。
他にも新しいことを学ぶのが好きなので、この仕事は向いていると思います。勉強に際限がないところが自分に合っていると感じています!
――エンジニアとして、ビジネスパーソンとして、大切にしていることは何かありますか?
自己解決は前提ですが、困ったらすぐ聞くようにしています。なぜかというと、先輩の仕事を見ている中で、アラートは早めに出さないといけないと感じたからです。
納期ギリギリにアラートを出しても、リカバリーが難しいケースが多く、それでは意味がないと思ったからです。
――エンジニアにとって、プログラミング以外に大切なことって、何だと感じていますか?
報連相を行い、コミュニケーションを取ることです。また工数の見積もりを含めた、スケジュールについての感覚をさらに高めていくことが大切だと感じています。
――プログラミング以外に勉強していることは何かありますか?
最近は小説を読んでいますね!視野と世界観が広がる感じがして、追体験ができることが魅力です。
それに純文学を読むことで、人との会話に活かすことができるので、おススメです!
――浦野さんは、どんな子供だったんですか?
就学前の頃は、引っ込み思案で人見知りな性格でした。母親の後ろに隠れている感じです(笑)。
――今後は、どのようなエンジニアになりたいと思っていますか?
28歳までにフルスタックエンジニアになりたいですね!そのためには、キャッチアップが速くなるようにし、柔軟性を持ったエンジニアになりたいです。
――今後、どんなことに挑戦していきたいと考えていますか?
今後は、スペシャリストを目指し、Vue.js、Laravelを突き詰めていきたいと思います!
――今後、どんな人と働いていきたいですか?
技術力とコミュニケーション能力が高い人と一緒に働きたいです!スキルだけではなく、コミュニケーションを含めて、多くを吸収して能力を高めていきたいと考えています。
――ありがとうございました!最後に、これからIT/Web業界に就職しようと考えている「PHPスクール生」に、先輩として、何かアドバイスをお願いできませんか?
皆さんが就職を諦めなければ、PHPスクールの運営者は諦めることはありません!ぜひ、信じていただいて、困難を乗り越えていってください。
卒業後に制作する成果物は、自分で説明できるようにして、分からないことがないように、準備をすることをおススメします(笑)!
面接は、不安要素がない状態で臨むことがベストです。これからだと思いますが、IT/Webエンジニアを目指して頑張ってください!!