就職対策Vo.042~内定を取ることがゴールではない
キャリアコンサルタントのサイトウです。今回は、就活のゴール設定について記載いたします。
あなたが就活をする際は、どこにゴール設定をしていますか?
ゴール設定は、人それぞれ違うと思います。
例えば、内定を取ることが目標の人もいれば、東京で働くことがゴールの人もいるかもしれません。
就活は、あなたが働く企業を決める活動です。
ですので、内定を取ることはとても大事なことに間違いはありません。
ただし、内定を取ることだけをゴールにすることは、あまりおススメではありません。
なぜかというと、内定を取ったとしても、あなたが行きたい、働きたい企業でなければ、本当の意味で就活が成功したとは言えないからです。
新卒で就活をする学生の場合、内定を取ることがゴールだと思っている人が結構います。
内定を取ること自体は、決して間違っていませんが、あくまで目標であり、ゴールではありません。
就活のゴールがどこかというと、あえて言うのであれば、入社したい企業に内定して承諾するということでしょう。
私が以前に㈱ドリーム・シアターを通して、新卒の就活支援をした時の話です。
専門学校2年生の学生は、自分で就活を始めて、1社の面接に行きました。
渋谷にあるWeb系の会社で、設立して5年以内のベンチャー企業です。
面接結果は内定をもらい、彼女はそこに決めると話していたため、他の企業も受けた上で決めることをアドバイスしました。
本人の希望もあり、㈱ドリーム・シアターを通じて2社の企業を面接した結果、1社から内定をもらいました。
そして、考えた末に渋谷にあるベンチャー企業に内定承諾をしました。
その時に本人が言った言葉は、「他社も見て良かったです。内定を取ったことで就活が終わったと思っていました。」でした。
最終的には、他社の面接を受けて、2社の内定をもらい、自分が行きたい企業に入社できたことが一番よかったそうです。
このように、内定取得はゴールではなく、通過点として考えておくほうがよいでしょう。
後悔しない就活をするためにも、複数の内定の中から、あなたが行きたい企業を決めるのが一番です!