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卒業生インタビュー

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Pスク卒業生インタビューVol.008~グイン・クアン・アインさん

   

【Pスク63期 グイン・クアン・アインさん24歳】
――カンタンに、自己紹介をお願いできますか?(これまでの経歴)

ベトナム最大手のSIerが母体のIT系大学に進学し、C言語、Java、C#.netと日本語を勉強して参りました。在学中は、その大手SIerでインターン(テスト)を4ヶ月経験し、また、卒業制作ではPHP+Laravelを使った、Webアプリを開発(5ヶ月)しました。大学卒業後、来日までのビザ申請期間中には、Webシステム開発会社で、JavaScript+HTML5を使い、Web農場管理システムのフロント画面開発を5ヶ月、経験しました。2018年4月に来日し、日本語学校で、1年6ヶ月勉強した後、学校の先生に日本語学校を中退し、日本のIT/Web企業で働きたいと相談したところ、株式会社ドリーム・シアター主催の「無料PHPスクール」を紹介してもらい、PHPのブラッシュ・アップと、日本でのビジネスマナーを学ぶため、入学しました。

――どうして、IT/Webエンジニア(プログラマー)になりたいと思ったのですか?

私は、小学校低学年の小さい頃から、ゲームに興味がありました。その頃から、漠然とゲームを作る人になりたいと思っていたので、将来はプログラミングができるようになりたいと考えていました。

――IT/Webエンジニア(プログラマー)になろうと決めた後はどうされていたのですか?

高校卒業後は、ベトナム最大手のSIerである、FPT系の大学に進学しました。大学に入って、早くプログラミングを学びたいと思っていました。入学するためのテストは、ロジカルシンキング試験と論文試験があり、合格して入学しました。

――「無料PHPスクール」を知ったきっかけは何だったのですか?

学校の先生に日本語学校を中退し、日本のIT/Web企業で働きたいと相談したことがきっかけです。そこで初めて、「無料PHPスクール」を紹介してもらい、就職するためには通うしかないと思い、参加を決めました。

――他ITスクールもある中、「無料PHPスクール」に参加してみようと思った決め手は何だったのですか?

一番は、早く就職をしたかったことが理由です。自分でも就活をしていましたが、上手くいかず、困っていました。無料PHPスクールは、PHPのスキルを学べることも魅力ですが、就職のサポートが万全だということも魅力だと思います。

――かなりハードだったと思いますが、「無料PHPスクール」に参加してみて、率直にいかがでしたか?(良い点・悪い点)

良い点:日本人が多く参加したので、日本語能力も上がりました。また、講師からの知識や経験を教わることができ、とても勉強になりました。
悪い点:あくまで自分の問題ですが、日本語学校に通いながら、バイトもしていたので、平日のスケジュール調整が大変でした。

――面接用の成果物(自作Webアプリ/ポートフォリオ)は何を作ったのですか?(誰が使うどんなシステム、どんな機能を盛り込んだ、気をつけたことや拘ったポイントは?)

特に、ログイン、会員登録機能を作るのに苦労しました。フレームワークができなかったので、知識やスキルがあればもっと充実できたかもしれません。

●アイドルCD/DVD販売ECサイト開発
機能:ログイン/認証/ログアウト、会員登録、ECカート、サイト内検索

――企業面接はどうでしたか?(面接練習はどんな風にした?苦労したことは?今までと比べて変えたことはありましたか?)

慣れない日本語での面接を乗り越えるため、とにかく練習の数を増やしました。相手は、学校の先生やドリーム・シアターの方です。それでも足りないと思ったので、自宅でも1人で練習しました。練習内容は、想定質問に対して、スムーズに自分の言葉で答えられるようにすること、やる気が伝わるように、元気よく話すことです。

――企業面接には何社行って、結果はいかがでしたか?(内定何社?)

5社との面接をした中で、1社から内定をいただくことができました。

――どんな基準で、企業を選んでいましたか?

私は、変なこだわりはなく、IT/Webエンジニアとして就職できるなら、働きたいと思っていました。

――最終的に、株式会社IMAGE.Linkに入社を決めた理由(入社の決め手)はなんですか?

社長が優しかったことも大きいです(笑)。また、社長からは、伸びる可能性があると言われ、私を必要としてくれたことも決め手です。

――面接をして内定を勝ち取ったわけですが、どこを評価されたと思いますか?

真面目なところを評価していただいたのだと思います。

――「無料PHPスクール」含め、就職活動に、ドリーム・シアターを使ってみて、良かった点はどんなところですか?

最大の目的は、IT/Webエンジニアとして就職することでしたので、それを達成できたことが一番です!また、スクール中は、自分の知らなかった知識を勉強することができ、成果物を作ることもできたので、貴重な経験が積めたと思います。

●フルスタックエンジニアを目指しています。2年以内には実現したいです!

――入社当初は、どのようなお仕事からスタートしたのですか?

最初の現場では、企業が使う「職業紹介マッチングシステム」の開発をしており、私の担当する工程は、ドキュメント作成です。

――入社当初、不安はありましたか?

もちろん不安はありました。日本での就業経験がなかったこともあり、仕事の進め方や報連相など、日本人と同レベルにできるかどうかが不安でした。

――今現在は、どのようなお仕事を担当されているのですか?プログラミングとそれ以外の比率はどんな感じですか?

現在は、「職業紹介マッチングシステム」のバックエンド、フロントのコーディングを1人で担当しています。(PHP(Laravel)/HTML/CSS)

――入社後の良い意味でも、悪い意味でも、何かギャップはありましたか?会社に対して、業界に対して、面接時の印象と、入社してから感じる、社内の雰囲気(社風)に違いはありますか?

特になかったです。

――実際に仕事をやってみて、自分が「エンジニアに向いているかもしれない」と思うときはありますか?

私はエンジニアに向いていると思います。業務中は、いくつかの機能を使っていて、不具合やエラーも頻発します。それでも、分からないことを調べ、それが解決できることが嬉しく、全く苦になりません。私は、新しいことを勉強することも好きなので、向いていると思います。

――エンジニアとして、ビジネスパーソンとして、大切にしていることは何かありますか?

日本で働くからには、日本の仕事のやり方を学び、求められる期待に応えるための努力をすることを大切にしています。現場に入ったら、日本人と積極的にコミュニケーションを取り、スムーズに業務を遂行することが重要です。

――エンジニアにとって、プログラミング以外に大切なことって、何だと感じていますか?

知らないことを調べる力だと思います。業務中は、分からないことがあるのは当たり前なので、それをいかに早く調べて前に進めるかどうかがポイントです。ググって解決できる力ですね!

――プログラミング以外に勉強していることは何かありますか?

今でも日本語を勉強し続けています。次の目標は、N1に合格することです!

――アインさんは、どんな子供だったんですか?

真面目で静かな子供でした。外で身体を動かすことよりも、ゲームや読書をしたり、インドア派です。

――今後は、どのようなエンジニアになりたいと思っていますか?

フルスタックエンジニアを目指しています。まだまだ経験が足りませんが、独学での勉強も含めて、2年以内には実現したいです!

――今後、どんなことに挑戦していきたいと考えていますか?

PHP以外の言語も扱えるようになりたいです!ゲームに開発にも興味があるので、SwiftやUnityも学んでいきたいです!

――今後、どんな人と働いていきたいですか?

経験豊富なエンジニアと一緒に働きたいです。私は経験が浅いので、高い技術力を持ったエンジニアの横で働き、仕事の仕方なども見て、学んでいきたいです!

――ありがとうございました!最後に、これからIT/Web業界に就職しようと考えている「PHPスクール生」に、先輩として、何かアドバイスをお願いできませんか?

IT業界は、未経験者にとっては、就職するハードルが高いと言われていますが、決して諦めないで頑張ってください!ドリーム・シアターの無料PHPスクールで学び、就活をしていけば、必ず就職できるはずです!!

 - Pスク卒業生インタビュー

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