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卒業生インタビュー

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Pスク卒業生インタビューVol.030~キン・ミョー・ホェイさん

   

【Pスク79期 キン・ミョー・ホェイさん25歳】

●決め手の1番目は、通って学べるところです。オフラインもありましたが、私は対面で学びたいと考えていました。

――キンさんのこれまでの経歴を教えていただけますか?

元々は、日本とミャンマーの架け橋となる、ビジネスがしたいと考え、2015年6月に来日しました。日本語学校で1年9ヶ月、ビジネス系専門学校で2年学んだ後、中国資本の滞在型リゾートホテル投資/運営会社に入社して、ホテル事業の立ち上げを経験しました。前職の税理士法人では、日系企業のミャンマー進出をコンサルティングする事業の立ち上げ準備を担当していました。

――どうして、IT/Webエンジニア(プログラマー)になりたいと思ったのですか?

前職の仕事の中で、Webに関わることを担当することになったことがきっかけですね。ミャンマーに関する記事を集めたり、集客のためにSNSで発信したり。元々、PCもWebも好きだったこともありますが、ITの力で日本の会社や母国ミャンマーに貢献したいと思うようになったんです。

――IT/Webエンジニア(プログラマー)になろうと決めた後はどうされていたのですか?

最初は、独学で、HTMLを触ってみました。それが面白く、このままIT業界で働きたいと思うようになり、転職を決意しました。それからは、プログラミングを本格的に基礎から学ぶには、独学ではなく、スクールの方が自分には合っていると思い、ネットで学べるところを探しました。

――「無料PHPスクール」を知ったきっかけは何だったのですか?

プログラミングスクールをネットで検索していたところ、「無料PHPスクール」を見つけました。プログラミングが学べるスクールを纏めたサイトがあり、その記事を見たので、直接サイトにアクセスして内容を確認しました。

――他ITスクールもある中、「無料PHPスクール」に参加してみようと思った決め手は何だったのですか?

決め手の1番目は、通って学べるところです。オフラインもありましたが、私は対面で学びたいと考えていました。2番目は、デポジット費用が出せる範囲の金額だということです。他のスクールは、参加費があり、何十万円もかかるスクールがほとんどでした。また、就職支援があることも決め手ですね!学習スタイルと予算、将来性がマッチしたので、参加を決めました。

 

●面接は、絶対に緊張すると思っていたので、何度も自己紹介を声に出して練習しました。

――かなりハードだったと思いますが、「無料PHPスクール」に参加してみて、率直にいかがでしたか?

良い点は、参加している同期と一緒に学んで、アウトプットできる点です。悪い点は、特にないと思います。ホントですよ(笑)。

――面接用の成果物(自作Webアプリ/ポートフォリオ)は何を作ったのですか?

実用性の高いサイトを心がけました。面接用の成果物ではありますが、将来的には、公開して運用したいと思っていますので、そこは妥協せずにやりましたね!

●ミャンマー問題支援オンライン募金サイト開発
【共通】:レスポンシブ対応
【ユーザー側】:ログイン/認証/ログアウト、会員登録/編集/アカウント削除、問合せフォーム、応援プロジェクト一覧(カテゴリ/検索/ページネーション)、詳細画面(カート機能)

【管理者側】:応援プロジェクト管理(登録/編集/削除)

――企業面接はどうでしたか?

面接は、絶対に緊張すると思っていたので、何度も自己紹介を声に出して練習しました。そうすると、緊張が解れてきて、本番では自然体で臨めたので効率的だと思います!事前の企業研究も大事ですが、面接に対する準備も同様に大事ですね。

――最終的に、株式会社●●さんに入社を決めた理由はなんですか?

当時2社から内定を頂いていましたが、面接時の印象が良かった点と、社風が良いと思ったことが決め手です。面接では、上司になる方が業務内容を丁寧に教えてくれたんです。また、面接官の印象から想像すると、皆さん優しそうで、自由度が高いイメージがありました。
  
――面接をして内定を勝ち取ったわけですが、どこを評価されたと思いますか?

新しいことに挑戦する精神があること、未経験でも仕事を吸収できる、と評価していただいたのだと思います。

――「無料PHPスクール」含め、就職活動に、ドリーム・シアターを使ってみて、良かった点はどんなところですか?

履歴書作成のフォローや、面接対策の講義があり、とても良かったです。その結果、就職することができ、目標を達成することができました! 

 

●Pスク期間中は、とりあえず分からなくても何回も繰り返し写経すること大事です。そうすると、徐々に理解できることが増えてきて、点と点がつながってきます。

――入社当初は、どのようなお仕事からスタートしたのですか?

当時ちょうど、Windows11がリリースした時期だったので、ファイルサーバ接続アプリをWindows11に対応するための、社内検証業務からスタートしました。それと並行して、顧客サポート対応もやっています。

――入社当初、不安はありましたか?

はい。IT業界未経験、かつ、外国人ということもあり、業界用語だったり、お客様へのメール対応などが不安でした。会話は特に問題ないのですが、日本語の文章でのやり取りは、ビジネスレベルを求められるので、毎日が勉強です。正直、未だに不安な気持ちがあります(笑)。

――入社後の良い意味でも、悪い意味でも、何かギャップはありましたか?会社に対して、業界に対して、面接時の印象と、入社してから感じる、社内の雰囲気(社風)に違いはありますか?

自分の日本語力の未熟さを感じています。。。入社前は、人よりは少し日本語ができる方だと思っていましたが、入社以降は、日本語力のレベルを上げていかないといけないと実感しています。今は、先輩たちのメールのやり取りなどを見て工夫し、場面場面での言葉遣いや、伝え方を学ぶようにしています。

――実際に仕事をやってみて、自分が「この仕事に向いているかもしれない」と思うときはありますか?

お客様が困っているときに、自分がサポートしたことで問題解決した時に「ありがとう」と言われた時は、嬉しさとやりがいを感じるので、「この仕事に向いているかもしれない」と思いますね。

――ビジネスパーソンとして、大切にしていることは何かありますか?

ビジネスの内容に限らず、相手の気持ちを考えることを大切にしています。メインは顧客サポート業務なので、直接話をする際、案内をする際は、分かりやすく案内をするようにしています。

機械的なやり取りではなく、分からない相手に、分かりやすく伝えることです。上司とのやり取りは、聞く時間帯や、質問の仕方などを考えて、相手に迷惑がかからないようにして、コミュニケーションを取っています。

――現在、何か勉強していることは何かありますか?

AWS認定クラウドプラクティショナーを勉強しています。オンライン月額コースを受講していて、書籍も購入しています。

目標は、2022年以内に合格することです。目標に向かって進むことは楽しいですよ!

――ちなみに、キンさんは、小学生の頃、どんな子供だったんですか?

いい加減な子供といいますか、親に良く怒られていました!(笑)

――今後は、どのようになりたいと思っていますか?

大きい目標は、仕事を通して社会に貢献できるような人材になっていきたいです!私には母国があり、日本にいながらできることをしていきたいと考えています。

例えば、ITを通じて募金活動や、困っている人の道案内をするなど、何でもいいのでできることをやっていきたいです。エンジニアとしてもそうですが、人間としても成長していきたいですね。

――今後、どんな人と働き、どんなことに挑戦していきたいと考えていますか?

ITのスキル、知識を深めていき、日本以外の国にも行って、色々な経験を積み重ねたいと考えています。これまで自分が吸収してきたことを、何かしらの形を通して、アウトプットというか、貢献したいです。今興味のあることは、データ収集/分析、リサーチなど、マーケティングの分野なので、業務と並行して勉強していく予定です。

――ありがとうございました!最後に、これからIT/Web業界に就職しようと考えている「PHPスクール生」に、先輩として、何かアドバイスをお願いできませんか?

プログラミングを学び始める上では、全てを深く、完璧に理解しようとしないで大丈夫です。そうする圧倒的に時間がかかり、前に進むことができなくなってしまう可能性があるからです(笑)。

なので、Pスク期間中は、とりあえず分からなくても何回も繰り返し写経すること大事です。そうすると、徐々に理解できることが増えてきて、点と点がつながってきます。

そのような勉強方法でやっていけば、無理なく理解できると思いますので、頑張ってください!目標を持って勉強をしていけば、明るい将来が開けるはずです!

 

 - Pスク卒業生インタビュー

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