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卒業生インタビュー

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Pスク卒業生インタビューVol.010~松井康平さん

   

【Pスク67期 松井康平さん27歳】

※コロナの影響でZoomでインタビューさせて頂きました。


――カンタンに、自己紹介をお願いできますか?(これまでの経歴)

前職のインフラ企業では、サーバ/ネットワーク運用監視および社内SE(ヘルプデスク)を、1年6ヶ月経験しています。死活監視、SNMP-Trap監視、リソース/プロセス/ログ監視、MIB監視といった監視業務や、マスタ管理、障害対応、レポート作成、手順書作成、バックアップ、ハードウェアのリプレース、Accessマクロの修正、電子カルテやPC操作説明を経験しました。

また、業務外で、平日3時間、休日10時間を必達にし、LPIC-1を1ヶ月で、CCNPを実質2ヶ月で、取得しました。遠隔障害対応用のバッチファイルを作成したり、Accessでマクロを組んだり、また、インフラのコード化や、AWSのデプロイ用アプリを作成したことがきっかけで、Webプログラマーとして、幅広く活躍したいと考え、オンラインスクールでRuby、HTML、CSSを学んだ後、株式会社ドリーム・シアター主催のPHPスクールに入学しました。

――どうして、IT/Webエンジニア(プログラマー)になりたいと思ったのですか?

そもそもIT業界興味を持っていたので、インフラ、開発を独学で勉強しました。退職の1ヶ月前から有料プログラミングスクールに通って開発技術を学び、インフラはオンライン動画で学習しました。

さらに、市場価値を高めるために、クラウド技術(AWS)を学び始め、その際に、Webアプリケーションのデプロイを経験し、アプリを作る楽しさに魅力を感じてハマっていきました。

――IT/Webエンジニア(プログラマー)になろうと決めた後はどうされていたのですか?

自己分析を行い、具体的に何を作りたいのか、時間や場所に囚われずに働くにはどの言語を選択すれば良いかを考えたました。そのうえで、自分に合っている言語はPHPだと思い、深く学びことに決めました。

――「無料PHPスクール」を知ったきっかけは何だったのですか?

最初は、無料でPHPを学べるスクールを検索しました。効率よく、実戦的に学べる方法を探していて、学習方法は、オフラインでやると決めていましたね!また、技術力が身に着くことが前提で、カリキュラムの内容と転職サポート体制が充実していることに重点を置いていました。

――他ITスクールもある中、「無料PHPスクール」に参加してみようと思った決め手は何だったのですか?

学習方針が、アウトプット中心だったことが一番で、他にもフレームワークを使用しないため、PHPの基礎力を身につけられると考えたからです。何か、いかにも学習教材というのは嫌で、より実戦的なカリキュラムを身に着けたかったのです。

私の考えでは、アウトプットの方針が勉強になると考えていたので、ピッタリでした。

――かなりハードだったと思いますが、「無料PHPスクール」に参加してみて、率直にいかがでしたか?(良い点・悪い点)

良い点:転職サポートが厚く大変助かりました。コンサルタントは、親身になって私の希望をヒアリングされ、途中で希望が変わっても、丁寧に対応してくれました。また、面接に不慣れでしたが、面接に同席してもらい、フィードバックをいただけたので次に活かすことができました。

悪い点:個々のレベルに合ったグループ分けがあれば、勉強できるペースが合い、学習スピードが合って効率が良かったかもしれません。

――面接用の成果物(自作Webアプリ/ポートフォリオ)は何を作ったのですか?(誰が使うどんなシステム、どんな機能を盛り込んだ、気をつけたことや拘ったポイントは?)

今回作った成果物は、学習したことをアウトプットすることが目的なので、特定のユーザーは想定していません。こだわった点は、インフラ環境をAWS(EC2、RDS for MySQL、VPC、Route53、ALB、ACM) で実装したことです。

●書籍販売ECサイト開発(期間:2週間)
機能:ユーザー登録・ログイン機能、商品一覧・詳細表示機能、カート機能、注文履歴機能、検索機能(カテゴリー、あいまい)

一番は、ゼロイチ開発が初めてだったので、要件定義、DB設計は大変でした!また、知識はありましたが、AWSは触っていなかった部分があり、ブートストラップも初めてだったので少し苦労した。
 
――企業面接はどうでしたか?(面接練習はどんな風にした?苦労したことは?今までと比べて変えたことはありましたか?)

2、3社の面接を経験すると慣れてきましたね。私が心がけたことは、自信を持つこと、相手の質問の意図を汲み取ることです。また、私自身をアピールするだけでなく、受ける会社を見極める立場であることを自覚する大切さも学びました。

主な練習は、想定される質問のスクリプトの作成を行い、その内容をボイスレコーダーで登録して、日々隙間時間を利用しシャドーイングを行いました。

――企業面接には何社行って、結果はいかがでしたか?(内定何社?)

17社の面接を受けた中で、2社からの内定をいただきました。ただし、途中でマッチしない企業もあったため、選考を途中で辞退した企業もあります。

――どんな基準で、企業を選んでいましたか?

基準は、PHPを用いた開発経験が積めること、請負で業務を行えることでした。以前にRubyも学んでいましたが、就職できるレベルのスキルはないと思っていました(笑)。

客先常駐が嫌なわけではありませんでしたが、さらに請負経験が積めたらいいなと考えていました。後は、服装が自由なところがいいなって思いました!

――最終的に、株式会社シナジーシステムに入社を決めた理由(入社の決め手)はなんですか?

上記条件に加えて、「人材」を大切にしている印象を受けたことが一番です!HPにも記載されていますが、人材を大切にしていて、直接社長と話をした際にもそう感じました。

――面接をして内定を勝ち取ったわけですが、どこを評価されたと思いますか?

自分で言うのも変ですが、ある一定水準の技術レベルがあったことが理由だと思います。他には、相手の質問の意図を汲み取り、論理的にコミュニケーションをとることができた点ではないでしょうか。

――「無料PHPスクール」含め、就職活動に、ドリーム・シアターを使ってみて、良かった点はどんなところですか?

少人数故に、手厚く親身にサポートしていただけたことです。就職に対しての希望を聞いていただき、さらに途中で変更しても、それを尊重してくれました。お陰様で第一志望の企業に入社することができました!

●DevOpsエンジニアを目指しています!

――入社当初は、どのようなお仕事からスタートしたのですか?

最初は、某資格検定試験の管理機能の追加業務です。これは運営側が使用する、振り分けのための情報を出力するシステムです。請負業務として、PHPを使用して、2月~5月の期間で開発しました。

――入社当初、不安はありましたか?

最初から現場ではなく、リモートワークでの業務だったため、その経験がなかったので、多少の不安はありましたね。チームのメンバーは、現場にいたので、離れて業務をすることに不安はありましたが、チャットを通して質問できたので、1週間で慣れました。

――今現在は、どのようなお仕事を担当されているのですか?プログラミングとそれ以外の比率はどんな感じですか?

やっている内容は、以前と同じで、PHP(Laravel)を用いた、某検定試験の管理機能の新規作成です。他には、本社での事務的な作業(郵便/来客対応)や、一部キッティング業務も経験しました。

――入社後の良い意味でも、悪い意味でも、何かギャップはありましたか?会社に対して、業界に対して、面接時の印象と、入社してから感じる、社内の雰囲気(社風)に違いはありますか?

特になかったですね!最初は、依頼された業務が、開発とは関係がない業務もありましたが、私の希望を優先してくれ、開発業務に就かせてもらいました。

他にも、ネットワーク系、ヘルプデスク業務もありましたが、ワガママかもしれませんが、開発を希望していることを伝えて尊重していただけているので、ギャップはありません。

――実際に仕事をやってみて、自分が「エンジニアに向いているかもしれない」と思うときはありますか?

機能を実装する際に、仮説と検証を繰り返すことが、自分の考え方と合っているところですかね。また、それを遂行する能力も比較的あると感じています。あとは、実装が完了した際の達成感に、やりがいを感じる点が向いていると思います。

――エンジニアとして、ビジネスパーソンとして、大切にしていることは何かありますか?

開発に携わる中で、スピーディーな実装を心がけることを大切にしています。進捗が悪い時こそ報告を心がけることが大事ですよね!

――エンジニアにとって、プログラミング以外に大切なことって、何だと感じていますか?

コミュニケーション能力だとても大事だと思いますね!具体的には、スピーディーな報連相、指示を的確に聞き取ること、論理的に物事を伝えることです。これが6、7割を占めていると感じますね。

今はリモートワークで、コミュニケーションがチャットなので、普段よりも気を遣っています。

――プログラミング以外に勉強していることは何かありますか?

英語を学習しています。毎日2、3時間は学習しています。

――今後は、どのようなエンジニアになりたいと思っていますか?

DevOpsエンジニアを目指しています!プログラミングの知識はもちろん、インフラをはじめ、開発側と運用側との円滑な情報のやり取りができるエンジニアになりたいです。

また、インフラの技術も活かしつつ、アプリも一人で作れるようなスキルを積んでいきたいです。

――今後、どんなことに挑戦していきたいと考えていますか?

3~5年後以内に、海外勤務を実現したいです。これまでは、海外旅行経験はありますが、さらに知らない文化に関わり、そこでエンジニアとして働いてみたいです。

――今後、どんな人と働いていきたいですか?

教育意識の高い上司と働いていきたいです(笑)。理由は、新しく入ってきたエンジニアに対して、引っ張っていってくれるような、教育精神が高い方と一緒に働き、成長したいからです!

――ありがとうございました!最後に、これからIT/Web業界に就職しようと考えている「PHPスクール生」に、先輩として、何かアドバイスをお願いできませんか?
Pスク卒業後は、成果物の制作をはじめ、就職活動も始まり、一人の時間で行動することがほとんどです。そのため、モチベーションを維持するコツは、同期と近況報告することがいいかもしれません。

もしかすると、1人だけで就活をスタートする可能性もありますが、そうなるとモチベーションを保つのは大変だからです。不安などもあるでしょうから、一緒に勉強した仲間とコミュニケーションを取って乗り越えていってください!

企業に対しては、スキルが通用するかしないかではなく、Pスクを卒業すれば、技術的には問題なく、成果物を楽しく作れたら、適性も分かって大丈夫だと思います。会社選びの際には、まずは幅広く面接を受けていく中で、優先順位(譲れないポイント)を考えていくといいと思います。

スクールに入って、成果物を作れれば、就職はできますので頑張ってください!!

 - Pスク卒業生インタビュー

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