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卒業生インタビュー

Hope for the best, but expect the worst.

Pスク卒業生インタビューVol.039~内田大貴さん

   

【Pスク85期 内田大貴さん31歳】

年齢的に、一刻も早く転職活動をしたかった私にとっては、大変魅力的でしたね。

 

――内田さんのこれまでの経歴を教えていただけますか?

大学卒業後、某市役所で、税金徴収と市教育委員会での予算編成/給付金業務を、7年1ヶ月担当していました。財産調査(銀行預金/不動産/仮想通貨)の対象となる方は、自治体共通システムに情報があり、効率的に業務を進めるため、滞納者リストを抽出し、VlookUp等で加工/整形していき、督促状を作成していました。

これがきっかけで、プログラミングに興味が湧き、独学を開始しました。

 

――どうして、IT/Webエンジニアになりたいと思ったのですか?

公務員として事務の仕事をする中、業務で使うシステムは、実務的に使いにくかったりしたんです。なので、こんな機能を追加したい、修正したいということが多々あり、システム開発者とやり取りをしていく中で、開発やプログラミング言語自体に興味を持ったことが、エンジニアになりたいと思ったきっかけです。

 

――IT/Webエンジニアになろうと決めた後はどうされていたのですか?

仕事が終わり、自宅に着いてからは、オンラインの学習サービスを利用して、HTMLやCSSを独学していました。残業があると1~2時間しかできませんでしたが、毎日少しでも勉強するように意識していました。

 

――「無料PHPスクール」を知ったきっかけは何だったのですか?

スクールに入って、集中的に学習しようと思っていたので、プログラミング+転職活動ができるスクールを探していました。スクールを情報をネットで収集していたところ、たまたま見つけたのがきっかけです。

できるだけコストをかけたくなかったので、「プログラミングスクール 無料」で検索したところ、そのようなスクールの情報をまとめたサイトを見つけ、そこ経由で、「無料PHPスクール」を知りました。

 

――他ITスクールもある中、「無料PHPスクール」に参加してみようと思った決め手は何だったのですか?

決め手になったのは、スクールの参加年齢制限です。無料のスクールはいくつか見つけましたが、多くのスクールは、30歳未満までの募集でした。当時私は、すでに31歳目前だったので、選択肢が非常に限られていたんです。

そんな中、無料PHPスクールは、32歳まで参加OKだったので、ここしかないと思い、参加を決めました。また、講習期間が、23日間と他では類を見ない短さだったことも、年齢的に一刻も早く転職活動をしたかった私にとっては、大変魅力的でしたね。

 

●練習した甲斐もあり、目線の位置や会話の速度等にも気を配れるようになっていきました。


――かなりハードだったと思いますが、「無料PHPスクール」に参加してみて、率直にいかがでしたか?

良い点:講義がハンズオン形式で、ひたすら手と口を動かしてアウトプットを繰り返すので、プログラミングをすることに慣れることができる点です。また、プログラミングを始める際に挫折しがちな環境構築も、できるまで徹底的に対応してくれる点も良いと思います。

悪い点:
プログラミング自体が、完全未経験の方だと、1日に中だと理解できないところは出てくると思います。授業はかなりのスピードで進んでいくので、自分が何を理解して、何を理解していないのかを整理する暇もないところでしょうか。

ただこの点について、現在の講義では、復習用として講義内容を動画で確認できるようになっているので、授業も日々改善されているのでやりやすくなっていると思います。

 

――面接用の成果物(自作Webアプリ/ポートフォリオ)は何を作ったのですか?

・気をつけたこと:自分が作れる機能を、できるだけ数多く成果物に盛り込むことを意識しました。面接用の成果物は、エンジニアとして自分ができることを表現できる場として最も重要だと考えたからです。

自分では些細に感じることであっても、面接官の目に止まり、話のきっかけになることも多いので、作り込むことが大事だと感じています。

●アウトドア製品販売ECサイト開発(期間:1ヶ月)
⇒ユーザー:ログイン/認証/ログアウト、新規登録/マイページ(編集/退会)、商品一覧、カテゴリー(居住/寝具/調理)/検索/チャット、カート機能、問合せフォーム、ページネーション、レスポンシブ対応

⇒管理画面:ユーザー管理(退会/問合せ)、商品管理(登録/編集/削除)、売上管理(日別/週別/月別/売上CSV抽出)

 


――企業面接はどうでしたか?

面接が始まってしばらくは、頭で記憶した内容をただなぞっているような受け答えになっていました。しかし、面接を重ねるうちに、練習した甲斐もあり、緊張もほぐれていき、会話の内容は自然と出てくるようになり、目線の位置や会話の速度等にも気を配れるようになっていきました。

 

――企業面接の結果はいかがでしたか?
数社の内定をいただいた中から、ドリーム・シアターに決めました!

 

――企業との面接が始まる前に、企業を選ぶ上で、拘っていたことがあれば教えてください。

エンジニアとしての経験がなく、年齢が30歳を超えている自分としては、早く一人前のエンジニアになりたいと考えていたため、成長できる環境があるかを考えていました。

そのために、できれば自分の意志で何を勉強するのか、どのような分野に進んでいきたいかを選択できる、または尊重していただける企業がいいなと考えていました。

 

――拘っていたことは、面接を受けていく中で、変化していきましたか?

特に変化はなく、企業を選ぶ際は、一貫してこの基準で考えていました。面接をする中で感じたことは、同じIT企業でも様々な考え方、社風があるんだなぁということです。

 

――最終的に、株式会社ドリーム・シアターに入社を決めた理由はなんですか?

決め手は、良い意味での自由な社風です。技術を高めてエンジニアとしてのキャリアを形成していく中で、どのような技術を身に付けたいのか、そのためにどのようなプロジェクトを経験したいのか、どのような将来像を描いているのかを、入社当初だけでなく随時ヒアリングがあり、自身で選択する機会がある点が良いと感じ、決め手になりました。

 

――面接をして内定を勝ち取ったわけですが、どこを評価されたと思いますか?

完全未経験からだったので、実務に関してはゼロからのスタートでした。そのため、エンジニアとして働きたいという熱意や、技術を貪欲に習得していきたいという、意欲を評価いただけたのだと思います。

 

――「無料PHPスクール」含め、就職活動に、ドリーム・シアターを使ってみて、良かった点はどんなところですか?

自分自身が諦めない限りは、ドリーム・シアターは、絶対にあきらめず、最後までサポートしていただける点です!また、面接を受ける企業の数が想像していたよりも多く、各社面接官と話ができたことも魅力であり、良い経験です。

 

●Pスクを信じて諦めなければ必ず道は開けると思いますので、がんばってください!!


――入社当初は、どのようなお仕事からスタートしたのですか?(誰が使うどんなシステムのどの部分を開発した?)

スクールでは、あえてフレームワークは使用しないカリキュラムです。私がこれまで学習したのは、生PHPだったため、フレームワークを使った開発に慣れるため研修の一環として、Laravelを使って自身が面接用に作成したECサイトを、Laravelを使って再現していきました。

また、無料PHPスクールで、今度は教える側として、アシスタント講師からスタートし、メイン講師も務めました。他にも、Reactを使用した、オンライン講座の講師も担当しましたね。

 

――入社当初、不安はありましたか?

初めて研修課題をやった時、初めてスクールの講師を担当した時、初めて開発のプロジェクトに参加する事になった時、新しいことを始める時は常に不安はありました。ただ、自分なりに前に進み、先輩方のサポートをいただきながら、一つ一つ着実に乗り越えることができているので、今は不安ほとんどないですね。

 

――今現在は、どのようなお仕事を担当されているのですか?

Laravelを使って、ある会社のECサイトの決済システムに関わるAPIの実装や、その機能についてのテスト自動化のコードを書いたり検証したりしています。

 

――入社後の良い意味でも、悪い意味でも、何かギャップはありましたか?

入社面接や、内定後の面談の際に、十分時間をとっていただき、社風や業務について質問する機会があったので、特にギャップはありませんでした。

 

――実際に仕事をやってみて、自分が「エンジニアに向いているかもしれない」と思うときはありますか?

新しいことを始める時、勉強し始める時はわからないことだらけですが、わからないことを調べて理解し、問題解決すること自体に楽しみを感じます!一つのことを調べ始めると、また知らないことが出てきての繰り返しですが、理解できることが増えると楽しいとですね。

 

――エンジニアとして、ビジネスパーソンとして、大切にしていることは何かありますか?

協調性を大切にしていますね。エンジニアに限らずですが、ビジネスでは会社の上司、先輩、同僚、お客様等、あらゆる立場の人との関わりで成り立っているので、それらの人とのコミュニケーションをしていく上では、協調性、共感力が必要です。

 

――エンジニアにとって、プログラミング以外に大切なことって、何だと感じていますか?

問題解決能力が大切だと感じます。エンジニアの仕事の根本にあるのは、世の中のさまざまな課題や問題を、ITを通して解決していくことです。そのためにまずは、社会のいろいろなことに対して問題意識をもつこと、その問題を解決するために、最も効率的な解決策を考える力が必要だと思います。

 

――現在、プログラミング以外に勉強していることは何かありますか?

プログラミング以外には、基本情報技術者試験の勉強をしています。資格なので実務からは離れますが、完全未経験からこの業界に入ったため、IT全般の概要的な知識を習得しておいたほうがいい、と感じたため短期間での取得を目指してます。

 

――ちなみに、内田さんは、小学生の頃、どんな子供だったんですか?

毎日のように日が暮れるまで、学校や近所の友だちと外で遊び回っていました(笑)!一方で、非常に好奇心旺盛であり、読書が好きだったので、家にあった百科事典から小説に至るまで、暇さえあれば何かしら活字を読んでいましたね。

 

――今後は、どのようなエンジニアになりたいと思っていますか?

まずは、日々勉強して技術を高めていき、フロント、サーバーサイド問わず、Web開発に必要な技術を一通り実務を通して経験し、身に付けていきたいです。また、データベースの開発、設計にも興味があるので、Web開発をベースとしながらも、そっちの方面にも強いエンジニアになっていきたいと考えています。

 

――今後、どんな人と働き、どんなことに挑戦していきたいと考えていますか?

技術面はもちろん、自分の仕事に対して真摯に向き合っている方、業界の様々な分野でのプロフェッショナルの方々と一緒に働き、知識や経験を吸収していきたいです。

 

――ありがとうございました!最後に、これからIT/Web業界に就職しようと考えている「PHPスクール生」に、先輩として、何かアドバイスをお願いできませんか?

Pスク生には、今の現状に満足しておらず、自分キャリアを変えたいと考えて参加を決意した、意欲的な方が多いと思います。授業内容がまだ完全に理解できない、きちんと就職、転職できるのか心配など、今は不安定な状況にあると思いますが、Pスクを信じて諦めなければ必ず道は開けると思いますので、がんばってください!!

 

 - Pスク卒業生インタビュー

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