Pスク卒業生インタビューVol.025~園田啓太さん
【Pスク77期 園田啓太さん23歳】
●身につければ、どこかで必ず役に立つと思ったからです。
――園田さんのこれまでの経歴を教えていただけますか?
私は、神奈川県にある大学を卒業後、2021年4月に就職しました。大学では、主に国際社会の問題点(人種差別・環境問題等)について学び、大学の交換留学生に選ばれ、マレーシアの大学に留学して、単位を取得しました。
マレーシアの大学では、仮想のビジネスを企画・運営する授業があり、学生5人でカフェ事業をやることになりました。
「メンバーの得意を活かす」ということになり、私は、統計学(Excel)が比較的、得意だったので、集客(広告/宣伝)を担当し、看板やチラシの作成、InstagramなどSNS投稿を行い、SNSの反応率と売上とを比較し、広告効果測定(統計)までを行っていました。
その時に、結局、「どんなビジネス(サービス)も集客しないことには、何も始まらない!」ことに気づき、マーケティングに関わる仕事がしたいと考えるようになったんです。
――どうして、Webマーケティング業界で働きたいと思ったのですか?
デジタルツールを使い、マーケティングをやってみたいと思ったからです。Web広告は、測定結果が目に見えることもあり、成果に直結するところが、自分の性格と合っていましたね。PR(集客)の戦略を練り、結果を出す仕事に魅力を感じます。
――Webマーケティング業界で働くと決めた後はどうされていたのですか?
やるぞ!と決めた後は、ドリーム・シアターさんからアドバイスをもらい、ブログサイトを開設し、アフィリエイト広告の運用を始めました。
やりたいだけの気持ちだけでは、面接では通用しないと思ったので、1円でも収益を上げようと思いましたね。
他には、Excelで関数を使い、データ分析など基本的な事から勉強し始めました。手を動かさないと、口だけでは説得力がありませんから(笑)。
――「無料PHPスクール」を知ったきっかけは何だったのですか?
きっかけは、母親を介して紹介された、知人の紹介です。知人は、ドリーム・シアターのお客様であったため、IT/Web業界へ就職を希望するなら、一度相談してみたらどうか、と言われたんです。今考えても、偶然の繋がりで、ご縁を感じます。
――他ITスクールもある中、「無料PHPスクール」に参加してみようと思った決め手は何だったのですか?
身につければ、どこかで必ず役に立つと思ったからです。私は、エンジニア志望ではなかったのですが、IT/Web業界でマーケティングをしたいと考えていたので、プログラミングに近いところで仕事をするだろうと考えていたんです。
だからこそ、やっておいて損はないと感じ、参加しました。講義は、カリキュラムが充実していて、職業訓練校のような要素もあり、魅力的でした。
●企業にとって、自分を採用することはメリットがある、と感じてもらえるように言い回しを工夫しました。
――かなりハードだったと思いますが、「無料PHPスクール」に参加してみて、率直にいかがでしたか?
良かった点は、課題の量が多く、授業のペースが速いので、半強制的にプログラミングに向かう時間が増えたところですね。悪かった点というか、講師から「何か、ご質問はありますか?」と、適宜、振ってはいただいていたのですが、オンラインでの参加だったので、授業の流れを気にしてしまい、講師に質問するタイミングを逸してしまうことがありました。
――面接用の自作Webアプリ(ポートフォリオ)は何を作ったのですか?
エンジニア就職ではありませんでしたので、「技術を盛り込む」というよりは、WordPressを使ったブログサイトを、一から制作し、Adsenseやアドネットワーク業者のバナーをつけて、アフィリエイト(広告メディア)サイトを作成しました。
意識したことは、自分が工夫したことを伝えられるように制作したことです。ただ単に、模倣するのではなく、考えて作ることを意識しました。
また、大きな成果は出ませんでしたが(笑)、結果を出すことに拘りました。
――企業面接はどうでしたか?
頭の中だけで考えるのではなく、声に出して練習しました。苦労したことは、企業の募集要項に対して、自己アピールのポイントを合わせることです。
ただ単に自分のやりたいことを伝えるのではなく、企業にとって、自分を採用することはメリットがある、と感じてもらえるように言い回しを工夫しました。
他には、笑顔や笑うタイミング等の所作です。自分では意識していないのですが、面接同席しているドリーム・シアターの方からは、「ちょっと、表情が硬いよ~」と言われていたので、口角を上げることを意識しました(笑)。
――企業面接には何社行って、結果はいかがでしたか?
8社との面接を行い、ご縁があった株式会社プレッセに入社を決めました。
――企業との面接が始まる前に、企業を選ぶ上で、拘っていたことがあれば教えてください。
自分が興味が持てそうな案件を抱えているかどうかです。また、スキルアップが見込めるかどうかにも拘っていました。
今考えると、少々自分勝手な思いが強かったと感じますが、企業のことが分かっていなかった分、偏っていたのかもしれません(笑)。
――拘っていたことは、面接を受けていく中で、変化していきましたか?
他の要素も大切だと思うように変化しましたね。上記の内容も大切にしつつ、そのコミュニティに馴染めるかどうか、という意味で、「人」重視に変化していきました。
面接官をはじめ、社内の人との連携が必須なので、入社後のイメージができるのかどうかを考えていました。
――最終的に、株式会社プレッセに入社を決めた理由はなんですか?
私が考えるキャリアプランと、会社の求める新卒像が合致していたためです。また、社長と社員の方の人柄に惹かれたところも決め手です!
課題は、社内のDX化で、まだまだアナログが多い業務ということもあり、やるべき業務が多い分、魅力もありました。
――面接をして内定を勝ち取ったわけですが、どこを評価されたと思いますか?
入社後、社長から「素直さ」と「ラフさ」があったと言われました。社長曰く、性格が固すぎると、思考が偏り過ぎてしまう可能性があり、少々柔らかく、ラフな感じがマッチすると考えていたようで、そこに私がマッチしたというわけです。意識したわけではありませんが、有難いです!(笑)
――「無料PHPスクール」含め、就職活動に、ドリーム・シアターを使ってみて、良かった点はどんなところですか?
社会人になるための基礎である「いろは」的な内容を教わり、習得できたことです。それに加えて、面接同席など、サポートがあったこともあり、就職できました。
プログラミングは、初めて学びましたが、難しさの中でも理解できたことで、知識の幅が広がりましたね。
●23日間をやり切ることで、自信にもなりますので、大変だとは思いますが、頑張ってください!!
――入社当初は、どのようなお仕事からスタートしたのですか?
社内で使用している、顧客情報管理システムを改修しています。大量の顧客情報をセグメントして、必要な項目と紐づけています。
また、媒体の企画などを登録する作業もやっていました。まずは、現状のシステム把握を行い、社長を含めた担当者と話し合い、何を優先に取り組むべきかを考えて、業務に取りかかりました。
――入社当初、不安はありましたか?
はい、取り扱う商品に関しての不安がありました。私の場合は、保湿剤と日焼け止め以外は、化粧品を使用することはありませんでした(笑)。
化粧品に関しては、全くの無知だったので、取り扱う分野に対しての不安が大きかったです。入社後は、商品を触りながら、徐々に覚えているので、特に問題はないですね。
――今現在は、どのようなお仕事を担当されているのですか?
社内で使用している、顧客情報管理システムの改修を始め、メールマガジン配信も担当させていただいています。Instagramの運用もやっているのですが、私が初めての担当なので、緊張しますが、やりがいがあり、充実しています!
――入社後の良い意味でも、悪い意味でも、何かギャップはありましたか?
本当に勝手な印象ですが、美容関係と聞いて、気難しい人が多いのかと思っていました(笑)。
ところが、プレッセの場合は、社員の皆さんは気さくで、時には厳しく、良い印象に変わりました!やはり、勝手なイメージや思い込みは良くないですね。
――実際に仕事をやってみて、自分が「Webマーケティング業界に向いているかもしれない」と思うときはありますか?
作業にのめり込み、昼食を忘れてしまう時などは、向いているかもしれないと思います。月初のメルマガ作成時には、昼食を忘れてしまうことが多いのです(笑)!
――ビジネスパーソンとして、大切にしていることは何かありますか?
素直さ、謙虚さ、報連相などの基本的なことです。
――現在、勉強していることは何かありますか?
Photoshop、SNS分析方法、その他マーケティングに関しての測定方法などを、ネットで調べて、業務に活かせることを探しています。
――ちなみに、園田さんは、小学生の頃、どんな子供だったんですか?
大人しく、ゲームばかりしているような小学生でした。
――今後、どんな人と働き、どんなことに挑戦していきたいと考えていますか?
常にアンテナを張っている人ですね!新しいツールや情報を共有し、積極的に取り入れていきたいと思っています。そして、社内のDX化に、全力を入れていきたいです!
――ありがとうございました!最後に、これからIT/Web業界に就職しようと考えている「PHPスクール生」に、先輩として、何かアドバイスをお願いできませんか?
授業についていくことは、大変だとは思いますが、何とか食らいついてください。プログラミングの考え方を理解しておけば、システムの動きや仕組みがイメージしやすくなります。
23日間をやり切ることで、自信にもなりますので、大変だとは思いますが、頑張ってください!!