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卒業生インタビュー

Hope for the best, but expect the worst.

Pスク卒業生インタビューVol.024~内山功一朗さん

   

【Pスク78期 内山功一朗さん26歳】

●一番の決め手は、就職支援があることです。

――内山さんのこれまでの経歴を教えていただけますか?

大学卒業後、「IT/Webエンジニアになるか?」「父親と同じように、居酒屋チェーン展開をするか?」で、進路に非常に悩んでいました。

結果、就活時に、父親の働く姿に憧れ、25歳で独立することを前提(目標)に、大学4年次から、店舗で4年7ヶ月、修行しました。

25歳になった時、コロナが襲い、それでも、目標としていた独立を模索しましたが、現業態での新規立ち上げは難しいとの判断して、悩んだ末、諦めました。

最初は凹んでいましたが、こんな機会だからこそ、もう一つやりたかった自身の夢である、IT/Webエンジニアになってやる!と考え、ドリーム・シアターさんの無料PHPスクールに入学しました。

――どうして、IT/Webエンジニアになりたいと思ったのですか?

自分が何をやりたいのか、もう一度振り返って、自分のルーツを辿ってみたんです。深く考えてみた結果、IT業界に入りたくて大学を選んだときの気持ちがよみがえってきて、「今やりたいことは、これだ!」と思い、キャリアチェンジを決めました。

――IT/Webエンジニアになろうと決めた後はどうされていたのですか?

一旦、冷静に、自分の置かれている立場を考えました。やると決めたものの、就活するにもスキルはなく、ましてや、最後にプログラミングを学んだのが大学の授業だったので、やったことは、ほぼ忘れていました(笑)。

それも踏まえて、まずは勉強して、スキルを身につけることが最優先だと考え、プログラミングスクールを探したんです。

――「無料PHPスクール」を知ったきっかけは何だったのですか?

ネットで、プログラミングスクールを探していたところ、見つけました。スクールの種類は多く、Java、ゲーム系言語もありましたが、Web系の基本的な言語が学べるスクールを探していました。

――他ITスクールもある中、「無料PHPスクール」に参加してみようと思った決め手は何だったのですか?

決め手は3つありますが、一番は「就職支援があること」です。2つ目は、デポジット制なので、「実質無料」だということ。3つ目は、23日間の短期間で集中して学べることですね。

費用がかかるスクールが多い中、就活ができて無料というのは、とても魅力でした!

●しゃべり過ぎず、相手の話を聞きつつ、質問には端的に結論から答えるようにしていました。

――かなりハードだったと思いますが、「無料PHPスクール」に参加してみて、率直にいかがでしたか?

23日間の短期間で学べる環境があり、Webアプリを開発するスキルが得られることです。また、ちゃんと企業を紹介して、もらえたことです(笑)。

来校・オンライン両方で、講義を受けましたが、オンラインの場合、周囲を気にして、質問するタイミングが難しいかもしれないですね。

――面接用の自作Webアプリ(ポートフォリオ)は何を作ったのですか?

●出前注文予約(宅配デリバリー)サイト開発(1ヶ月)

機能:ログイン/認証/ログアウト、会員登録/編集/退会、商品一覧/詳細、カート機能/お気に入りリスト、購入履歴/商品レビュー、サイト内検索、問合せフォーム、ページネーション、レスポンシブ対応

成果物は、必ず面接官に見ていただくので、見た目のデザインにも気持ちを込めました。

他にも、見やすいコードを書くようにを心がけました。プログラマーは、チームで仕事を進めるので、人に渡す際に、見た目で分かりやすい状態にすることを意識して書きました。

ただ、今考えると、もう少し拘ってレベルを上げるべきだったと感じています。

――企業面接はどうでしたか?

初回の1社目は緊張しましたが、2社目以降は、楽しみになりました。

企業には、いかに自分をアピールすることができるのか、が大事だと思ったので、しゃべり過ぎず、相手の話を聞きつつ、質問には端的に結論から答えるようにしていました。

他に工夫したことは、オンライン面接での映り方です。第一印象が明るくなるように、カメラ角度を変えたり、時間によっては、昼、夜の明るさを踏まえて、PCの位置を変えたりしていました。

対面ではないからこそ、限られた情報を短い時間の中で、効率よく伝えられるようにしました。

――企業面接の結果はいかがでしたか?

7社の面接を受けさせていただき、その中で、ジャストウェア株式会社に入社を決めました。

――企業との面接が始まる前に、企業を選ぶ上で、拘っていたことがあれば教えてください。

「働く場所」ですね。できることなら、客先常駐よりも、社内で働きたいと思っていました。

「客先常駐が悪い」というわけではありません。色々な技術を学べるメリットがありますが、私は未経験なので、まずは1つを極めることを優先したいと考えました。

――拘っていたことは、面接を受けていく中で、変化していきましたか?

面接を受けていく中で、客先常駐もいいな!と思うようになりましたね。

1つのことを深堀することも大事なのですが、色々な技術を学べることもあり、また、他社のエンジニアと仕事をすることもあるため、業界の流れや働き方も分かることは、魅力だと感じるようになりました。

――最終的に、ジャストウェア株式会社に入社を決めた理由はなんですか?

仕事内容が魅力的だったことです。自社の製品があり、業界から評価されていて、自分も扱ってみたい!と感じましたね。

また、外国籍の方が多く在籍しており、価値観がグローバルだと感じたところも魅力のひとつです。

――面接をして内定を勝ち取ったわけですが、どこを評価されたと思いますか?

自作Webアプリ以外ですと、これまでの経験や、対人コミュニケーションだと思います。IT/Web業界は未経験なので、即戦力ではなく、ポテンシャルを評価されたのだと思います。やる気は人一倍ありますから(笑)!

――「無料PHPスクール」含め、就職活動に、ドリーム・シアターを使ってみて、良かった点はどんなところですか?

何より就職できたことです!大変失礼ながら、「無料PHPスクール」のWebサイトに記載されていたことや、説明会で聞いた内容に関して、有言実行されていました(笑)。

他には、履歴書や職務経歴書の書き方などのアドバイスや、面接に関するサポートがあり、事前の対策ができたことも、内定が複数社、取れた要因だと思います。

「無料PHPスクール」では、同じ目標を持つ、同期の仲間と一緒に学べたことも、貴重な財産です。

●できることを精一杯やり、自分の魅力を伝えることが大事です。

――入社当初は、どのようなお仕事からスタートしたのですか?

順を追って説明しますね。下記のような流れですが、初日から大量のタスクがあったこともあり、実際は、我武者羅でした!(笑)

①自社製品を覚えることから開始。機能や使い方を自主的に調べました。

②全ての会議に参加して、話している内容から、学ぶべきことを調べました。当時、会議の内容は、ほぼ理解できていませんでしたが、とにかくメモを取りました。

③自社製品「ジャストオーダー」の販売戦略を練った。使用して感じたことを資料にまとめて提出。改善点を洗い出し、修正の要望を出した。

④制御系システムのセットアップサポート。100万円~200万円の製品にアプリをインストールして、出張して納品する。最初は先輩と同行でしたが、すぐに一人で任せてもらえました。

自社製品:「ジャストオーダー」、「ジェストロッカー」、「ジャストロボット」、「ラベル博士」、「IT-Matex」、「eTrademan」

――入社当初、不安はありましたか?

一番の不安は、期待されたことと、実務の成果に対して、ギャップが生じないかということです。それがないように、必死で業務に就きました。

他には、中国語に関する不安がありました。社員の半分以上が、中国籍なので、言葉を覚える必要があると思っていましたが、皆さん日本語はできるので大丈夫でしたね。

――今現在は、どのようなお仕事を担当されているのですか?

検証する業務がメインです。ジャストオーダーの仕様書作成時、PHPを打ったり、SQLコマンドを使用して、検証しています。

また、ジャストオーダーのフロント部分は、CSSを修正する許可を得ていますが、業務が忙しくて、できていません。

他にも、自社製品の導入も行っていて、日本全国に出張で訪問し、ソフトをインストールしています。

――入社後の良い意味でも、悪い意味でも、何かギャップはありましたか?

ギャップとは少し違いますが、想像していたよりも、中国語の割合が多いということです。

特に大変だったことは、用意されているツールが中国語版で、当然仕様も中国語なので、理解するのに苦労しました。それでも、調べながらやっていくと、自然と覚えるものですね。

今は慣れて、むしろ中国語を少し理解できるようになりました。また、ミャンマー籍の方も3人いるので、グローバルさも想像以上でした(笑)!

――実際に仕事をやってみて、自分が「エンジニアに向いているかもしれない」と思うときはありますか?

業務が上手くいったときです。POSシステムと自社製品との連携の中で、無事に商品が登録された時に、「成功した!」と喜びを感じました。

他には、コミュニケーションを取ることが得意なことです。技術力は大事ですが、コミュニケーションを円滑に取ることも、それ以上に大事だと感じています。

意識しているのは、開発サイドとのニュアンスにズレがないように、良く話しを聞き、確認していくことです。

――エンジニアとして、ビジネスパーソンとして、大切にしていることは何かありますか?

お互いに理解し合える関係を構築することです。一方通行ではなく、自分の認識が理解され、相手が求めていることを理解できるまで話すことを努めています。

――エンジニアにとって、プログラミング以外に大切なことって、何だと感じていますか?

コミュニケーションですね。相互理解を図ることはとても大切です。実際に、仕様書を作成する中で、結果的に認識がズレていた経験があり、そこは特に気をつけています。

――現在、プログラミング以外に勉強していることは何かありますか?

中国語を勉強しています。少しでも相手の気持ちに寄り添い、ギャップがないようにしたいと考えています。業務に関することでは、PHP、SQL、Git等を勉強しています。

――ちなみに、内山さんは、小学生の頃、どんな子供だったんですか?

常に外に出ていて、泥んこになって遊んでいました(笑)。アウトドア派だったので、ほぼ家にはいませんでしたね。

――今後は、どのようなエンジニアになりたいと思っていますか?

今は、上流工程を主に担当させてもらっていますが、下流工程をもっと理解して、コードの細かい部分を認識した上で、仕事をしていきたいです。上流から下流までの業務を理解したエンジニアになりたいです。

――今後、どんな人と働き、どんなことに挑戦していきたいと考えていますか?

社内外の多くの方と仕事をすることで、自分の見識を深めていきたいと考えています。現在、大手企業とのやり取りが増えているので、1日でも早く担当できる力を身につけて、成長していきたいです。

――ありがとうございました!最後に、これからIT/Web業界に就職しようと考えている「PHPスクール生」に、先輩として、何かアドバイスをお願いできませんか?

23日間という短い期間ですが、自分で選んだ環境だからこそ、やり切ってください。そうすることで、IT/Web業界への就職という結果に繋がるはずです。未経験ということは不安だと思いますが、大丈夫です。それは気にせず、できることを精一杯やり、自分の魅力を伝えることが大事です。大変だと思いますが、目標を目指して頑張ってください!

 - Pスク卒業生インタビュー

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