就職対策Vo.010~面接ですべき質問内容とは(前編)
キャリアコンサルタントのサイトウです。今回は、前回のブログの続きの内容です。
「就職対策Vo.009~面接で自分が聞きたいことは聞くな!」は、面接で自分が聞きたいことを聞くのではなく、相手が話したいことを質問しましょうと話しましたね。
では、相手の話したいことはどんなことなのか、
どんな質問を準備すれば良いのかを前編と後編に分けて考えていきます。
まず、質問を準備するということは、
企業のことを調べないといけませんよね?
つまり、前段階としては、企業のHPをはじめ、採用に際に利用している求人媒体などがあれば内容を確認して頭に入れて(メモして)おく必要があります。
ここまでは最低限の事前準備といえます。
ではここから質問を作っていくのですが、気を付けなければならないポイントがあります。
それは、事前に
HPや求人媒体などに記載がある(答えがある)内容を質問してはいけないということです。
これをしてしまうと、企業は、あなたが何も調べていないと思ってしまいます。
では、どんな質問を準備していくかというと、事前に分かっている情報を基に、
深堀して質問をしていくというやり方が良いでしょう。
この時に注意するのは
、自分が関わる業務内容に関する質問を中心にするということです。調べれば分かるような、福利厚生や教育研修などの質問をするのは、面接時ではなく別のタイミングです。これは後のブログに記載していきます。
例えば、業務内容などがHPに記載してあった場合は、どんなプロジェクトがあり、どんな環境で、どれだけの人数で、どのくらいの期間で開発をしているのかなど、さらに深く聞いていくことが良いですね。
聞き方としては、「HPに業務内容がWeb系システム開発と書いてあったのですが、実際は・・・」のように、前置きがあった方がやわらかい印象を与えます。
そして、答えてくれた内容に、さらに深堀できると
会話のキャッチボールが自然に継続しますよね。これがベストです。
このように分かっていることをそのまま聞くのではなく、その先のことを深堀して質問することが大事です。
そのためには、事前に情報を集めて整理することが必要なので、
この時間は惜しまずに、徹底して調べることをおススメします。
次回後編は、別の質問内容について記載します。
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