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Pスク卒業生インタビューVol.001~Y・Mさん

   

【Pスク62期 Y・Mさん28歳】
――カンタンに、自己紹介をお願いできますか?(これまでの経歴)
父親の破産(飲食店経営/21店舗)により、大学を中退し、映画館での映写や、フードデリバリーのアルバイトをしていました。元々、PC好きでもありましたが、UBER EATSの店舗と配達員をマッチングするアプリに、衝撃を受け、IT業界に興味を持ちました。PCキッティングの短期バイトをしながら、HTML/CSS、PHPを独学で勉強し、結果が形となって、表現できるのが楽しく、ハマっていきました。本格的に、Webプログラマーを目指すため、株式会社ドリーム・シアター主催のPHPスクールに入学しました。 ――どうして、IT/Webエンジニア(プログラマー)になりたいと思ったのですか? UBER EATSの店舗と配達員をマッチングするアプリに、衝撃を受けたのがきっかけです。アプリ一つで注文から配達まで完結する仕組みに感動しました。また、店舗のデリバリーと比べ、カード払いも可能だったので、注文、支払い、配達が全てアプリで完結するのには驚きました。 ――IT/Webエンジニア(プログラマー)になろうと決めた後はどうされていたのですか? Progateやドットインストールなどを利用して、独学で勉強していました。HTMLは、中学の頃に触ったことがあったので、すぐに慣れて覚えることができました。主には、HTML、CSS、PHP、Ruby(Ruby on Rails)を学習していました。 ――「無料PHPスクール」を知ったきっかけは何だったのですか? ITスクールを探していた時に、ネットで見つけました。他にもスクールをいくつか調べたのですが、学習期間が長期間であったり、授業料が高額など、当時の私には合わないスクールがほとんどでした。また、短期であり、無料で就職ができるスクールであっても、必ず紹介された企業(NW系、インフラ系のみ)に入社しなければならない条件があり、受講を断念しました。それに比べてPスクは、短期で集中して学ぶことができ、無料(デポジット制)で参加して就活のサポートが受けられるので、条件にピッタリでした。 ――他ITスクールもある中、「無料PHPスクール」に参加してみようと思った決め手は何だったのですか? 上記にも記載しましたが、実質無料で通える上に、カリキュラムが実務に近いものだったからです。より実践的な内容と環境で学習できることがいいですね。また、職業選択の自由を説明していただき、信頼できると思い、安心して参加を決めました。 ――かなりハードだったと思いますが、「無料PHPスクール」に参加してみて、率直にいかがでしたか?(良い点・悪い点) 良い点は、最初は理解できなかった部分も、大量の課題とカリキュラムをこなしているうちに理解できるようになっていて、集大成として成果物を作るレベルまでプログラミングを身につけられることです。悪い点は、本当に課題が多いので、時間を上手に使わないと大変だということです。 ――面接用の成果物(自作Webアプリ/ポートフォリオ)は何を作ったのですか?(誰が使うどんなシステム、どんな機能を盛り込んだ、気をつけたことや拘ったポイントは?) 私は、プレゼントを贈る際に迷うことが多かったので、誰にどのようなものをプレゼントしてどのような反応があったかなどのデータと、ECサイトの機能を併せたWebサービスを作りました。 ●ギフト商品投稿+ECサイト開発 機能:ログイン/認証、会員登録、投稿、Myリスト機能、EC機能、サイト内検索 ――企業面接はどうでしたか?(面接練習はどんな風にした?苦労したことは?今までと比べて変えたことはありましたか?) 面接の練習はほとんどしませんでした。講義の期間で集団での面接ロープレのみです。ただし、事前準備はしていましたよ。時間に余裕を持ってカラオケに行き、質問まとめたり、声を出したり、面接までに準備をしていました。カラオケボックスは、誰にも邪魔されずにゆっくりできるのでお勧めです。面接が始まってからは、場数を踏んで慣れていきました。企業ごとにできる限りの質問は用意していましたが、慣れてくると、質問する内容を絞り、相手との会話の中での話題を中心に掘り下げたり、拡げるようにしていました。 ――企業面接には何社行って、結果はいかがでしたか?(内定何社?) 18社との面接を行い、5社から内定をいただきました。 ――どんな基準で、企業を選んでいましたか? 業務内容を一番重視していました。できれば自社開発しているサービスがあり、受託開発もしている企業で、自分のスキルを磨いていきたいと考えていました。他には、企業内の雰囲気も見ていました。面接官や社員同士がドライな関係で、殺伐としている環境は避けていました。ワガママですが、社内は静かすぎず、息苦しくない環境を望んでいました。勤務地もできる限り近くで、自宅からの通勤時間は最小限にしたいと考えていました。 ――最終的に、株式会社モスコソリューションズに入社を決めた理由(入社の決め手)はなんですか? 一緒に働く人の人柄を含めたフィーリングです!社長、エンジニア、デザイナーと面接をしましたが、温かい雰囲気で、一緒に働きたいと思い、入社を決めました――面接をして内定を勝ち取ったわけですが、どこを評価されたと思いますか? 運がよかったのが一番だと思います(笑)。強いて言えば、成果物を見せる際に、ソースコードがたまたまキレイに書けていた部分を評価してもらえたことです。他には一緒に仕事をやっていけそうかという部分で、コミュニケーションが上手に取れたのでそこを評価されたのではないかと思います。 ――「無料PHPスクール」含め、就職活動に、ドリーム・シアターを使ってみて、良かった点はどんなところですか? 何より内定を得るまでのサポートが手厚いです!頼もしかったのは、企業との面接に同席してもらえたので、すぐに改善のためのフィードバックをもらえたことです。また、履歴書や経歴書に関してもアドバイスをもらい、具体的な内容を書くことができました。最終的に5社から内定をもらった後は、入社する企業を選ぶのですが、これからのキャリアについて親身に、かつ真剣に一緒に考えて相談に乗ってもらえたことは、とても力強かったです。私の将来を真剣に考えてくれて嬉しかったです!●フロントエンドとUIに強いエンジニアになりたいです。 ――入社当初は、どのようなお仕事からスタートしたのですか? PHP(Laravel)フレームワークの研修が1ヶ月間ありました。サンプルソースコードが書いてあり、その解説があるので、実際に作ってみるという感じです。その後は、スポーツ用品ECサイトのプロトタイプを作成しました。具体的には、ポスト、検索、登録、ECサイトの基本機能を実装しました。特に意識したのは、ユーザー目線で考えて、時間をかけて必要な機能を洗い出した点です。顧客には、サイト構成のアウトラインを作り、必要な機能を実装して、動く状態で納品するタスクでした。 ――実務未経験ということで、入社当初、不安はありましたか? はい、ありました。私は、正社員としての社会人経験がなかったので、全てにおいて不安でした。 ――今現在は、どのようなお仕事を担当されているのですか?プログラミングとそれ以外の比率はどんな感じですか?) 少数精鋭でやっている会社なので、電話応対やその他の雑務も行います。これはビジネスマナーが身について、とても貴重な経験になっています。主な業務は、プログラミングに関わることがメインなので、今は自社サービスの機能追加や、そのテストをしています。割合的には、開発9:テスト1です。 ――入社後の良い意味でも、悪い意味でも、何かギャップはありましたか?(会社に対して、業界に対して) (面接時の印象と、入社してから感じる、社内の雰囲気(社風)に違いはありますか?) 毎朝朝礼があり、その際にスピーチがあるのですが、毎日違うことを発言する必要があるため、想像以上に負担がかかるということです(笑)。 ――実際に仕事をやってみて、自分が「エンジニアに向いているかもしれない」と思うときはありますか? 正直に話すと、向いてないと思うことがほとんどです。理由は、論理的に考えられないことが多く、イメージで考えてしまうからです。相手から言われてたことを、分かりやすく、論理的に纏める力を身につけなければいけないと感じています。向いていると思うところは、夢中になると、集中して考えていることが多く、それ自体が嫌ではないところです。調べたり、考えたりすることは全く苦になりません。 ――エンジニアとして、ビジネスパーソンとして、大切にしていることは何かありますか? 私が大切にしていることは、ユーザー目線を忘れないようにすることです。今は自分のスキルが高くないため、まずはできることやっていく必要があると考えています。それに、できないことを請け負ってしまうと、結果的に相手に迷惑をかけてしまい、自分の首も絞めてしまうからです。顧客と私たちエンジニアが、お互いの立場を理解しつつ、無理なく働ける環境を作ることが大事だと思っています。 ――エンジニアにとって、プログラミング以外に大切なことって、何だと感じていますか?

大切なのは、頑張り過ぎない精神力と体調管理だと感じています。また、コミュニケーションが円滑に取れることも、重要なことだと思います。それができると、タスク管理ができ、仲間に業務を振ることができ、結果としてバランスが取れた働き方ができると思います。逆にそれができないと、多くの業務を抱え込んでしまい、自分が苦しむことになります。

――プログラミング以外に勉強していることは何かありますか? 英語を勉強しています。主に英語の書籍を読んだり、通勤時に音声を聞きながら勉強しています。インプットするだけでは理解できないので、声に出してアウトプットをしています。英語と勉強している理由は、漠然といつか、エンジニアとして海外で働いてみたいと考えているからです。そのための準備です。 ――柳瀬さんは、どんな子供だったんですか? ジッとしていられない子供でした。今もそうかもしれません(笑)。好奇心が旺盛なので、興味があることも多いのですが、飽きっぽいところもあるのがネックです。 ――今後は、どのようなエンジニアになりたいと思っていますか? 現在の業務は、バックエンドがメインですが、フロントエンドも触る機会が多いので、フロントエンドとUIに強いエンジニアになりたいです。 ――今後、どんなことに挑戦していきたいと考えていますか? Webサービスで僅かながらでも収益を上げてみたいです。自分でイチから作って、人の役に立てるサービスを作りたいですね。そのためのスキルを身につけ、人の役に立ちたいと考えています。 ――今後、どんな人と働いていきたいですか? 多様性のある環境で、世界中の国の人と一緒に働いてみたいです。3年後には、それができるくらいの力を身につけていたいですね。 ――ありがとうございました!最後に、これからIT/Web業界に就職しようと考えている「PHPスクール生」に、 先輩として、何かアドバイスをお願いできませんか? 心配する必要はありません。Pスクの課題は、想像以上に多いのですが、やりきれば最低限のリテラシーは身につきます。その後に制作するポートフォリオは、完成度が高ければ高いほどいいですが、こだわり過ぎてしまうと、キリがないので、基準にするサイトやサービスを見つけて、真似するのがいいと思います。その先の面接では、もちろん事前の練習も大事ですし、この人だったら一緒に働きたいと思われることも重要だと思います。細かいことは、ドリーム・シアターさんがアドバイスをくれるので、ぜひ頑張ってみてください!

 - Pスク卒業生インタビュー

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