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【新卒⇒Webエンジニアへ】Pスク卒業生インタビューVol.062~チョ・ウェイ・ヤンさん

   

【IT専門学校卒 チョ・ウェイ・ヤンさん29歳】

●自分がシステムを構築して、サービスを提供する側にまわりたい!

――ヤンさんのこれまでの経歴を教えていただけますか?

はい、2017年3月に、ミャンマーの大学院(理学修士)を卒業して、その翌月に、日本に来ました。日本語学校で2年、CGアニメーション制作の専門学校で3年、IT専門学校で2年、プログラミングを学びました。卒業して、2024年4月から、株式会社●●で、主にPHPを使用して、Webシステム開発をしています。

――どうして、Webエンジニアになりたいと思ったのですか?

基本的に、たいていのことは、インターネットを通じて、Web上で実現できる社会になっていますよね。ECもそうだし、Web会議もそう。そんな便利な生活をする中、自分がシステムを構築して、サービスを提供する側にまわりたい、と考えたことが理由です。また、ITに関する技術を習得すれば、仕事効率の向上が目指せると思い、Webエンジニアになりたいと思いました。

――なぜ、母国(ミャンマー)ではなく、日本で働くことを選択されたのですか?

母国の治安の問題が大きいですが、技術レベルが高く、また、欧米ではない、同じアジアの居心地の良い環境で、生活したいと考えたことが一番の理由です。

――ドリーム・シアターのことは、どのように知ったのですか?

IT専門学校の先生から、紹介してもらいました。IT専門学校では、Javaを学び、PHPは独学していたのですが、プログラミング言語に強い拘りがあった訳ではないのですが、できれば、PHPをメインに、小規模ながら、システム開発の全行程に携われる企業に就職したいと考えていました。IT専門学校の求人は、Javaを使った、大規模なシステム開発を行う企業しかなく、先生に相談したところ、ドリーム・シアターさんを、紹介してもらったという流れです。

――面接用の成果物(自作Webアプリ/ポートフォリオ)は何を作ったのですか?

アマゾンのようなECサイトを、Laravel(PHP)を使って、開発しました。約2ヶ月かけて、自分が使用しやすいような、ユーザー視点を大切にして機能を実装しました。

●アマゾン風ECサイト開発(開発期間:2ヶ月)

機能:ログイン/ログアウト、商品一覧/詳細、検索(カテゴリー/ブランド/価格)、ECカート、購入履歴、商品管理(写真/在庫/販売期限)

使用技術:PHP(Laravel)、HTML5/CSS3(Font Awesome)、JavaScript、Bootstrap、MySQL

――企業面接はどうでしたか?

面接はとても良い経験でした。なかなか落ち着いて、自分の過去や現在、未来、強みや弱みを言語化(整理)する機会はないので、自信に繋がったというか、スッキリした状態で、面接に臨めました。また、ドリーム・シアターさんから、教えていただいた通り、「こんな質問されたらどうしよう?」と自分にだけベクトルを向けるのではなく、面接する企業側にベクトルを向けることで、内定が取れたのだと思います。「なぜ、採用を考えているのか?」「どんな人を採用したいのか?」「採用してどんな仕事をさせたいのか?」を考えることで、面接する企業の社長さんと、自然なキャッチボールができ、建設的な面接にできたと思っています。自分がその企業に入社した際は、どう貢献できるかを、具体的に話すことができた点が良かったと感じています。

●複数の企業と面接することができたことが一番良かったです。

――企業面接の結果はいかがでしたか?

何度も練習したので、面接の結果は非常に良かったですね。複数の企業の社長さんとの対話を通じて、自分の経験やスキルが役立つと感じました。そして、自分が役に立てることを、失礼のないように伝えることができました。その結果、面接後にポジティブなフィードバックをいただけたので、自信に繋がりましたね。

――企業との面接が始まる前に、企業を選ぶ上で、拘っていたことがあれば教えてください。

私は企業のビジョンや価値観に共感できるかどうかを重視していました。自分が成長することで、企業も成長させることができると考えているので、そこに合うような企業を探していました。そのことから、自分のスキルや経験を活かせる環境かどうかも重要なポイントでした。もしも、ITに関係のない業務が多かったり、これまで経験していない内容を、1年以上やることことになると、自分と企業の成長が遅れると考えていたので、そこはじっくり見させていただきました。1日も早く成長したいという気持ちが強かったです。

――拘っていたことは、面接を受けていく中で、変化していきましたか?

大きく変わることありませんでした。ただ、面接を通じて企業がやっていることを深く知ることができ、面接前には分からなかったことなどが分かったことも多く、志望度が上がった企業もありましたね。面接官の方が、的確に答えてくれたので、重視していた点に関する理解がスムーズにできたと思います。就活を始めたころは、ネットで登録した人材紹介のエージェント経由で面接を受けていたことがあります。その時は、企業の面接官にした質問の答えの的がズレていて、求めていた情報を聞くことができなかったことがありました。正直不信感を抱いたのですが、ドリーム・シアター経由の企業はそんなことはなく、事前に企業情報をたくさんもらえたこともあり、安心して面接ができました。

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――最終的に、株式会社●●さんに、入社を決めた理由はなんですか

私が拘っていたことに、ピッタリなところが一番の理由です。使用する言語は、勉強していたので、成長も速いと考えました。それによって、自分自身の成長も速く、会社に貢献できると思ったんです。他にも、●●社長は、性格がオープンなタイプだと感じ、自分の将来のことも考えてくれ、もちろん会社のことも考えていて、その話も直接聞くことができたので、この会社で働きたいと思いました。あと、私が日本に来た時、一番最初に住んだところが、福岡だったことも、ご縁を感じました。

――面接をして内定を勝ち取ったわけですが、どこを評価されたと思いますか?

企業のビジョンや価値観に共感できたので、その気持ちを伝えることができたことだと思います。他にも、自分が入社した際は、どのように働き、貢献していくのかなど、具体的な見解を述べることができた点も評価されたと思います。

――就職活動に、ドリーム・シアターを使ってみて、良かった点はどんなところですか?

自分の希望に合った6社の企業と面接することができたことが、一番良かったです。また、事前に情報をもらえたので、企業研究もしやすかったこともありがたかったです。他には、応募から選考までのプロセスを一切任せることができ、就職活動を効率的に進められた点も大きな利点でした。企業研究に時間を割くことができたので、集中力を維持できました。

●まず、Dockerで、Laravelの開発環境を構築して・・・

――入社当初は、どのような研修からスタートしたのですか?

まず、Dockerで、Laravelの開発環境を構築して、経験者であれば、数時間で終わるタスク(課題)を、1~3日かけて、実装していきました。独学では身につけられなかった、実務に近い研修でしたね。

――入社当初、不安はありましたか?

少し不安はありました。新しい環境なので、すべてを吸収して理解しようとする姿勢を大切に取り組んでいきました。新しいことへのチャレンジは、不安も伴いますが、その分、経験することが多いので、成長につながると思いますので、ポジティブな気持ちに切り替えることができました。

――今現在は、どのようなお仕事を担当されているのですか?

Dockerを使用して、WordPress(CMS)を運用しています。私は、WordPressに触れたことがなかったので、業務と並行して、独学でも勉強しています。他にも、Docker上で、Laravelが動く環境を作り、とにかく触り、動きを確認しています。環境自体は、すぐ構築できますが、思い通りに機能を実行させるためには、それなりの知識が必要なため、今は時間をかけて学んでいるところです。

――入社後の良い意味でも、悪い意味でも、ギャップはありましたか?

スキルに関するギャップは感じました。入社後、自分の知らない知識が多いことに不甲斐なさを感じたことがあります。それでも、新しい環境で学ぶ機会であり、成長の機会と捉えたので、今は全く気にしていません!それからは、新しい技術やプロセスに対する理解を深めるために、積極的に学習に励んでいます。

――実際に仕事をやってみて、自分が「Webエンジニアに向いているかもしれない」と思うときはありますか?

新しい課題に取り組む中で、分からない技術に対する強い興味と、それを克服するために、何としても調べて理解したい!という姿勢を持っていることは、この仕事に向いていると感じますね。

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――エンジニアとして、ビジネスパーソンとして、大切にしていることは何かありますか?

私が大切にしていることは、まずはアウトプットのクオリティと信頼性です。常に自分にできる最高水準のクオリティを追求し、相手から信頼されるような成果物を提供することを心がけています。また、コミュニケーション能力も重視しており、チームとの円滑な連携やクライアントとの関係構築に努めています。

――エンジニアにとって、プログラミング以外に大切なことって、何だと感じていますか?

エンジニアにとって、問題解決能力は、非常に重要なことだと思います。技術的な課題に直面した際には、柔軟な思考で問題を分析し、最適な解決策を見つけ出す能力が求められます。また、コミュニケーション能力も不可欠です。チームでの協力やアイデアの共有が円滑に行われることで、全体の効率が上がり、プロジェクトが成功する可能性が上がると思っています。

――現在、プログラミング以外に勉強していることは何かありますか?

現在、JavaScriptを詳しく学んでおり、同時に、フレームワーク(Node.js)も学びたいと考えています。もちろん、Laravelも忘れないように学習しています(笑)。

●やりたいことを実現するためには、情熱が大事です

――ちなみに、ヤンさんは、小学生の頃、どんな子供だったんですか?

小学生の頃は、新しいことに対する探求心が強かったです。友達を遊ぶことやスポーツも大好きで、チームワークを大切にしていました。

――今後は、どのようなエンジニアになりたいですか?

まずは、今できることに全力を尽くし、強みを作り、伸ばしていきたいと思います。将来的には、フルスタックエンジニアになりたいので、言語問わずスキル向上のための学習、経験を積んでいきたいです。

――今後、どんな人と働き、どんなことに挑戦していきたいですか?

多様なバックグラウンドやスキルを持つ人々と共に働きたいです。自分にはない経験や知識を吸収することで、自分のスキルアップに繋げて、価値を上げていきたいです。そして、チームで協力し合いながら、新しい技術やイノベーションに挑戦し、会社や社会に貢献したいと考えています。

――最後に、これからIT/Web業界に就職しようと考えている「IT専門学校生」に、先輩として、何かアドバイスをお願いできませんか?

あなたがやりたいことを実現するためには、情熱が大事です。学びを追求する情熱を忘れずに、自分自身の理想のキャリア形成するために頑張ってください!

 - Pスク卒業生インタビュー

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