就職対策Vo.011~面接ですべき質問内容とは(後編)
こんにちは。キャリアコンサルタントのサイトウです。
今回は、「就職対策Vo.010~面接ですべき質問内容とは(前編)」の続き、後編をお届けします。
前編では、面接の際に「自分が関わる業務内容」について質問することが大切とお伝えしましたね。
そして、相手の答えを受けてさらに深掘りしていくことで、自然な会話のキャッチボールが生まれるということもお話しました。
このようなやりとりができないと、面接が「質問→回答→終了」の繰り返しになってしまい、会話がぶつ切りになります。
それはまるで、アンケートに答えているような印象になってしまい、面接官との距離も縮まりません。
だからこそ、スムーズな会話の流れを意識しながら質問を投げかけることが重要です。
さて、ここで気になるのは、「じゃあ具体的に、どんな質問をすれば良いの?」ということですよね。
前回は業務内容に関する質問を中心にお伝えしましたが、今回は「面接官本人に関する質問」にフォーカスしてみましょう。
なぜなら、面接官にとって「自分のことを聞かれている」と感じると、話しやすくなり、親しみを感じやすくなるからです。
たとえば、面接官が社長であれば、その方の「過去・現在・未来」に関する質問をしてみると良いでしょう。
例としては、
過去:「社長ご自身が、なぜこの会社を起業されたのですか?」
現在:「今、会社としてどのような課題を感じておられますか?」
未来:「今後、どんな会社にしていきたいとお考えですか? 差し支えなければビジョンをお聞きしたいです」
というように、相手の立場を考えた質問が効果的です。

面接官が現場のエンジニアや採用担当者の場合も、立場に合わせた質問を準備しておくと良いですね。
例えば、
●現場エンジニアに対しては、
「開発チームの体制はどうなっていますか?マネージャーやメンバーの比率などを教えていただけますか?」
●採用担当者に対しては、
「●●さんにとって、この会社で一番やりがいを感じる瞬間はどんな時ですか?」
といった質問が適切です。
特に、実際にその仕事をしている人に聞く「リアルな声」は、求人票やホームページからは分からない情報として貴重です。
最後に注意点をお伝えします。
面接でいきなりプライベートな話を深く聞いてしまうと、空気がピリッとしてしまうこともあります。
ですので、相手が話しやすいと感じるタイミングを見て、会話が自然に進んでから、少しずつ深い話題に入っていくのが良いでしょう。
また、誰が面接官になるかは当日まで分からないことも多いです。
そのため、「社長向け」「エンジニア向け」「採用担当向け」など、それぞれに合わせた質問を事前に5つずつ準備しておくのがおすすめです。
質問の質は、あなたの面接の印象に直結します。
企業に興味を持ち、真剣に考えていることが伝われば、相手もきっと前向きにあなたを見てくれるはずです。
ぜひ、自分なりの「聞きたいこと」ではなく、「相手が話したくなる質問」を意識して準備してみてくださいね。

