ブロック ブロック

Blog

卒業生インタビュー

Hope for the best, but expect the worst.

Pスク卒業生インタビューVol.019~沼田幸太朗さん

   

【Pスク70期 沼田幸太朗さん26歳】

 

●実務に近いソースを書くことで、学ぶことは多いと思いましたね。

――どうして、IT/Webエンジニア(プログラマー)になりたいと思ったのですか?

7歳の頃からゲームが好きで、兄弟のおさがりのゲームボーイで遊び、中学3年時には、学校の友達とのオンラインゲームにハマり、Skypeを通して遊ぶことに没頭していました(笑)。そこの時点で、PCに興味を持っていましたね。

前職では、材料在庫から生産計画を立てる際、データ連携の不具合があり、毎回、手入力が発生している状況でしたので、それを改善するために、自分でシステムを作ってみたいと思い、本格的にプログラマーを目指しました。

――IT/Webエンジニア(プログラマー)になろうと決めた後はどうされていたのですか?

周囲からは止められましたが、基礎から学ぶため、会社を退職して、専門学校に進学することを決めました(笑)。入学が決まってからは、ITに関する知識と英語を勉強していました。

――「無料PHPスクール」を知ったきっかけは何だったのですか?

学校で学ぶことに加えて、もっと知識を身につけていきたいと思い、学科長に相談したところ、紹介してもらいました。また、1年時の成果物発表会で、2名で共同制作した成果物をプレゼンをした際、株式会社ドリーム・シアターのエンジニアさんが来ていたこともあり、参加してみたいと思いました。

――他ITスクールもある中、「無料PHPスクール」に参加してみようと思った決め手は何だったのですか?

1つ目は、23日間という短期間で集中して学び、成果物が作れることです。2つ目は、自分が作った成果物を活かした就職活動ができるところです。学校では基礎的なことは学んでいますが、さらに実務に近いソースコードを書くことで、学ぶことは多いと思いましたね。とにかく何でも吸収していく!という姿勢を持って参加しました。

 

●事業内容、想定質問の用意、こちらからの逆質問など、本番を想定して準備しました。

――かなりハードだったと思いますが、「無料PHPスクール」に参加してみて、率直にいかがでしたか?

良い点:短期集中で学び、ECサイト構築の講義を受けて卒業できるところです。
悪い点:期間中は、課題が多くあるため、他の事に手が回らなくなることでしょうか。あくまで私の場合です(笑)。

――面接用の成果物は何を作ったのですか?

素人が料理を作る際に参考にするサイトを作りました。また、自分でもレシピを投稿することができ、美味しいを共有できる機能も実装しました。

拘ったこと:自分が使いたいと思う機能があるサイトです。材料を登録して、必要な食材が表示されるようにしました。

大変だったこと:全体をイメージして設計することが難しかったです。実装しながら修正を繰り返したので、効率は悪かったと思います。

ちなみに、レシピの情報は、ダミーではなく、実際に作れるレシピなので、登録にかなり時間がかかりました(笑)。

●料理レシピ投稿サイト開発
機能:ログイン/認証/会員登録、レシピ投稿/編集/削除、人気順/サイト内検索/問合せフォーム、レスポンシブ対応

――企業面接はどうでしたか?面接練習はどのように行い、苦労した事はありましたか?

面接は、1週間に2~3社を受けるくらいのペースでしたが、事前に準備しておくことが多くあり、ちょっと忙しかったです(汗)。

具体的には、事業内容、想定質問の用意、こちらからの逆質問など、本番を想定して準備しました。その結果、面接では大きな緊張もなく、冷静にできたと思います。

――企業面接には何社行って、結果はいかがでしたか?(内定何社?)

7社の選考を受けた中で、2社からご評価をいただき、日本テクノ・ラボ株式会社に決めました!

――どんな基準で、企業を選んでいましたか?

与えられたことをやるだけではなく、自主的に行動して、チャレンジをしたいと思っていたので、スキルアップが継続できそうかを大切にしていました。私は、チームでワイワイやるというよりは、ストイックに進めたいので、どちらかというと個人主義の環境を求めていました。技術は、能力のある人から盗むイメージです(笑)。

――最終的に、□□株式会社に入社を決めた理由(入社の決め手)はなんですか?

面接の際に、社長から「やる気があれば、長い目で見る」と言われたことが決め手です。IT業界は未経験でしたので、すぐに会社に利益をもたらすことができるかという不安がありました。

他の面接官の方とも話をしていく中で、この会社でじっくり腰を据えて頑張ってみたいと思いました。また、社内を見学させていただいた際、個人主義な雰囲気を感じたので、合っていると思いました。

――面接をして内定を勝ち取ったわけですが、どこを評価されたと思いますか?

正直、あまり勝ち取ったという意識はありませんね。評価ポイントは、技術面ではなく、仕事に対する姿勢考え方などではないかと思っています。社会人経験があったので、仕事に対する気持ちが伝わったのかもしれません。

――「無料PHPスクール」含め、就職活動に、ドリーム・シアターを使ってみて、良かった点はどんなところですか?

1人で就職活動するよりも、多くの面接機会が得られたことです。企業とのスケジュール調整などは、全てやっていただけたので、事前準備に集中することができ、就職活動に専念できました。もし、自分で就職活動をしていたら、エントリーから日程調整、事前準備などに追われていたと思います。また、面接している期間も、学校の授業はあったので、授業と就職活動だけに集中できて、とても助かりました!

 

●皆さんも就職サポートを受けていれば就職できると思います。頑張ってください!

――入社当初は、どのようなお仕事からスタートしたのですか?

約1ヶ月は、C#WPF(.NET フレームワーク)の研修がありました。その後は、仮想ストレージアプリケーションの画面プログラムを、C#でリファクタリングしています。他にも、自社製品である、業務用複合機向けカードリーダーの設置を、全国に出張をしながら先輩の手伝いをさせていただいてます。

――入社当初、不安はありましたか?

もちろんありましたね。新しい環境で馴染めるかどうか不安でしたが、社員の方が気さくに話かけてくれるので、馴染みやすかったです。

――今現在は、どのようなお仕事を担当されているのですか?プログラミングとそれ以外の比率はどんな感じですか?

現時点の仕事は、プログラミング10割ですね。大変なこともありますが、やりがいを感じています。

仮想ストレージアプリケーションの画面プログラムのリファクタリング
業務用複合機向けカードリーダーの設置、チェックリスト、報告書作成

――入社後の良い意味でも、悪い意味でも、何かギャップはありましたか?会社に対して、業界に対して、面接時の印象と、入社してから感じる、社内の雰囲気(社風)に違いはありますか?

決して嫌なことではないのですが、入社前に予想していた業務量よりも多く、思っていたよりも忙しかったです(笑)。入社した4月以降、大規模案件が進行中ということもあり、会社全体が毎日忙しくしています。帰宅時間が遅くなることもありますが、学ぶことも多いので、充実した時間になっています。

――実際に仕事をやってみて、自分が「エンジニアに向いているかもしれない」と思うときはありますか?

変な意味ではなく、今は感じないですね(笑)。おそらく、業務を深く突き詰めていく中で、これから感じることかもしれません。

――エンジニアとして、ビジネスパーソンとして、大切にしていることは何かありますか?

1番は、ユーザー視点で考えることです。システムを開発する上では、誰がどのように使うのかを理解し、考えながら仕事をしていきたいと考えています。実際、使う側の気持ちを理解するのと、そうではないのとでは、顧客の評価も変わってくると思います。心がこもるというか、それがないと本当の意味の顧客満足に繋がらないと思うのです。

――エンジニアにとって、プログラミング以外に大切なことって、何だと感じていますか?

何でしょうかね。。。今はまだ分からない、というのが正直なところです(笑)。まだまだエンジニアを名乗れるようなレベルではないので、これから見つけて大切にしていきたいと思っています。

――プログラミング以外に勉強していることは何かありますか?

最近はあまり時間を取れていませんが、英語の勉強です。専門学校では、英語の授業もあったため、学んだ知識は活かすべく、さらなる高みを目指していきます。

――ちなみに、沼田さんは、小学生の頃、どんな子供だったんですか?

友達と遊ぶこともありましたが、どちらかというと、1人遊びが好きでした。

――今後は、どのようなエンジニアになりたいと思っていますか?

エンドユーザーに喜んでもらえるモノづくり、を続けていきたいです。目の前の業務をこなすだけではなく、使う側の視点を持ち、手を動かしていくことが大事だと思っています。頭を使って、手を動かしていく感じです!

――今後、どんなことに挑戦していきたいと考えていますか?

まずは、今行っている業務を理解して、基礎を固めていくことが大事だと思っています。休日などには、面接用に開発した料理レシピサイトをブラッシュアップしていきます。あれもこれもやりたいではなく、1つ1つを深く掘り下げることも大事だと思っています。

――今後、どんな人と働いていきたいですか?

メンタルが強く、業務知識もあり、問題解決力のある、優しい人と一緒に働いていきたいですね!優しいといっても、普通ですよ。理不尽なことで、感情的に怒る人は苦手です(笑)。そんな人と一緒だったら、長く安心して働けると思います。

――ありがとうございました!最後に、これからIT/Web業界に就職しようと考えている「PHPスクール生」に、先輩として、何かアドバイスをお願いできませんか?

Pスク期間中は、想像以上に大変だとは思いますが、乗り越えれば何とかなりますので、まずは23日間頑張ってみてください!成果物は、趣味を活かしたものを作ると、プログラミングが楽しめると思います。辛いこともあるとは思いますが、出来る限り楽しみながら作ってみてください。未経験からの就職ですが、私が就職できたので、皆さんも就職サポートを受けていれば就職できると思います。頑張ってください!

 - Pスク卒業生インタビュー

  関連記事

  おすすめ記事