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卒業生インタビュー

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Pスク卒業生インタビューVol.038~関根虎之介さん

   

【Pスク85期 関根虎之介さん25歳】

 

●23日間の短期間という期間も魅力でしたが、講義のカリキュラムが「甘くない!」というスパルタの方針が、自分に合っていたんです(笑)。

――関根さんのこれまでの経歴を教えていただけますか?

直近4年間は、国際物流会社にて、営業と貿易実務を経験しました。煩雑になりやすい貿易事務を、OCRやAIを使った、自動入出力/自動計算により、書類作成コストを30%削減することができたことがきっかけで、IT/Webエンジニアになりたいと考えるようになりました。

業務後、自宅で、HTML/CSS、JavaScript、Python、PHP、Swiftの独学を始め、面白さにハマり、エンジニアを目指すためにPHPスクールに入学しました。

――どうして、IT/Webエンジニア(プログラマー)になりたいと思ったのですか?

もう一度、自分自身に挑戦したいと思い、憧れのエンジニア職に挑戦しようと決めました。IT系の専門学校で学んでいたのですが、在籍していたところは、貿易に関わるコースでした。卒業が近くなった、専門2年生の11月頃に、エンジニアのコースに在籍する友人の話を聞く中で、興味を持っていましたね。

――IT/Webエンジニア(プログラマー)になろうと決めた後はどうされていたのですか?

専門の時は、1、2ヶ月くらいオンラインで独学をしたのですが、卒業が近いこともあり、就職活動を優先にしたんです。その後、転職を考えるタイミングがあり、30歳までの残り5年間あれば、自身の可能性はまだ広げられる!と感じたので、挑戦しようと決めました。やりたいことを、まずはやるというのが私のモットーです。

――「無料PHPスクール」を知ったきっかけは何だったのですか?

同じ専門学校のエンジニアコースで学んでいた友人からの紹介です。エンジニアへの転職を相談した際、「無料PHPスクール」を紹介してもらいました。彼自身が、「無料PHPスクール」に参加して就職していたため、私もやり切ればできると思いました。

――他ITスクールもある中、「無料PHPスクール」に参加してみようと思った決め手は何だったのですか?

友人の信頼があったためです。23日間の短期間という期間も魅力でしたが、講義のカリキュラムが「甘くない!」というスパルタの方針が、自分に合っていたんです(笑)。やる時は一気にやる方がいいですね。また、就職率が高いことも理由の一つで、やることをやって、成果物を制作できれば就職できると思いました。

 

●営業の方のアドバイスを聞き、面接のやり方を考えて修正していきました。

 

――かなりハードだったと思いますが、「無料PHPスクール」に参加してみて、率直にいかがでしたか?(良い点・悪い点)

良い点:チームで学習できたので、アウトプットを通じて不明点を理解できたところです。

悪い点:写経の量が多かったことで、時間をかけてソースコードを理解するのが難しかった点です。

――面接用の成果物(自作Webアプリ/ポートフォリオ)は何を作ったのですか?(誰が使うどんなシステム、どんな機能を盛り込んだ、気をつけたことや拘ったポイントは?)

気をつけたこと:Ajaxとライブラリー気をつけて、自分のスキルをアピールできるようにしました。
拘ったポイント:ページネーション機能をつけて、見やすくしたことです。

・英単語帳サイト開発(ページネーション/レスポンシブ対応済み、2ヶ月)
⇒ログイン/認証/ログアウト、ユーザー登録/編集/退会、英単語登録(カテゴリー/画像投稿)、一覧(検索/翻訳機能)、詳細(編集)、
カテゴリー(一般英単語/熟語/スラング)


――企業面接はどうでしたか?(面接練習はどんな風にした?苦労したことは?今までと比べて変えたことはありましたか?)

自分の欠点を理解し、そこを直していけたので、その後は、上手く面接ができたと思います。私は、熱くなると話が長くなることがあるので、営業の方のアドバイスを聞き、面接のやり方を考えて修正していきました。

――企業面接の結果はいかがでしたか?

内定をいただいた、4社の中からハングリードに入社を決めました。

――企業との面接が始まる前に、企業を選ぶ上で、拘っていたことがあれば教えてください。

特にないですが、ソースコードに触れられること、また、できれば開発業務に関われる企業を探してもらいました。私の希望は、技術力を付けることを優先し、5、6年のキャリアを積んだ後、6年目以降で上流工程をやっていくことでした。

――拘っていたことは、面接を受けていく中で、変化していきましたか?

はい、色々な視点を持つことで変化していきましたね。最初は、Pythonがやりたいという願望があったのですが、面接をしていく中で、他の言語にも魅力を感じました。これまでは拘ってしまうところがあったのですが、まずは自分のできることをやる、という思考に変わっていきました。

――最終的に、ハングリード株式会社に入社を決めた理由(入社の決め手)はなんですか?

一番は、開発に関わる業務に想定されていたことです。他にも、楽天グループなので、英語が使用できる環境だったことも大きかったですね。面接で話した際、社長が真摯に私と向き合って話をしてくださったので、この人の下で働きたいと思いました。社内の雰囲気も、挑戦できる環境があると感じたので、入社を決めました。

――面接をして内定を勝ち取ったわけですが、どこを評価されたと思いますか?

目標達成する力があると判断されたところだと思います。学んでいる英語は、高校生では苦手な分野で、克服するために学習した経緯があります。その過程をみていただき、プログラミングにおいても、目標を立てて、それに向けて行動し、結果を出せる思っていただけたのだと思います。

――「無料PHPスクール」含め、就職活動に、ドリーム・シアターを使ってみて、良かった点はどんなところですか?

就職できたことが一番です!また、そこに至るまでに、営業の方が面接対策や面接同席などをしてくれたので、改善することができ、非常に助かりました。また、困ったこととかも心身に相談することができたので、とてもありがたかったです。

 

●あなたが諦めなければ、必ず就職できると思いますので、頑張ってください!!

 

――入社当初は、どのようなお仕事からスタートしたのですか?(誰が使うどんなシステムのどの部分を開発した?)

研修自体は、約2.5ヶ月くらいです。そこからは社内システムの開発に関わる実務に入りました。

1ヶ月:決められた話題に関する調査、ドキュメント作成、プレゼンをする。
2ヶ月:要件定義書、仕様書、設計書、開発を行い、成果物(自分で決める)を制作する。PHP(Laravel)を使用し、ソースコードレビューがある。
2.5ヶ月:社内システムのセクションに在籍し、実務スタート。

――入社当初、不安はありましたか?

あまりなかったですが、開発セクションがある、楽天本社に来てからは少し緊張した日々が続きました。グローバルか企業なので、同じフロアには、外国籍の方が多く、70名以上のエンジニアがいるので、最初は緊張しました。

――今現在は、どのようなお仕事を担当されているのですか?

社内向けのシステムの構築をドキュメント作成から任されています。開発するのは、各部署の効率化を図るシステムをなので、自分からヒアリングを行い、提案して開発していきます。

今開発しているシステムは、イベント企画部がチーム分けに使用するための、帳票自動化システムです。

環境:PHP(Laravel)、JavaScript(jQuery)、MySQL、Azure

――入社後の良い意味でも、悪い意味でも、何かギャップはありましたか?会社に対して、業界に対して、面接時の印象と、入社してから感じる、社内の雰囲気(社風)に違いはありますか?

ギャップは特にないですね。思っていた通り、自由があり、成長、チャレンジができる会社です。

――実際に仕事をやってみて、自分が「エンジニアに向いているかもしれない」と思うときはありますか?

粘り強さがあるところでしょうか。エラーが出てくると、嫌になってくる人も多いのですが、私は諦めが悪いところがあり、何とか解決してやる!という気持ちが燃えてくるんです。

――エンジニアとして、ビジネスパーソンとして、大切にしていることは何かありますか?

コミュニケーションです。また、ここにいるまでの過程でお世話になった人への恩恵を忘れないことです。多くの人の支援とパワーをもらってきたので、その気持ちに感謝をしています!

――エンジニアにとって、プログラミング以外に大切なことって、何だと感じていますか?

これも円滑なコミュニケーションを取ることだと感じます。特に、営業と開発は仕事が違うため、価値観も違うことが結構あります。だからこそ、双方の気持ちを考えて、サービスを使う人の気持ちを考えて制作したいです。

ただ言われたことをやるのでは、ロボットですから。コミュニケーションを取りながら、相手が満足するサービスを提供できるかどうかも、エンジニアとしてのスキルだと思っています。

――現在、プログラミング以外に勉強していることは何かありますか?

英語を継続して学習しています。将来的には、IT、貿易、営業の経験を活かし、何かしらのアプトプットをしていきたいですね。

――ちなみに、関根さんは、小学生の頃、どんな子供だったんですか?

少し我儘だったかと思いますが、人を敵にするような性格ではなかったかと思います(笑)。どんな人とも仲良くし、人のことを想う、そんな小学生だったような気がします。

――今後は、どのようなエンジニアになりたいと思っていますか?

上流工程~下流工程までを一貫して行うことができるエンジニアになりたいです。また、いずれは、海外事業プロジェクトなどに携わり、語学を活かした営業と、エンジニアとしての力を融合させて、世にサービスを展開していきたいですね。

――今後、どんな人と働き、どんなことに挑戦していきたいと考えていますか?

向上心が高く、人のことを思いやれる方と働きたいです。そして、力を合わせて大きなプロジェクトに関わり、成功させたいですね!将来的には、世界へ、縛られず自由になる!といことが目標です。

――ありがとうございました!最後に、これからIT/Web業界に就職しようと考えている「PHPスクール生」に、先輩として、何かアドバイスをお願いできませんか?

今がどんなに辛くても諦めないでください。なぜかというと、諦めたらそこで可能性が消えるからです。私ができたのですから、あなたにもやれることだと思います。

もし、気持ちが焦ったり、迷ったりした際は、もう一度エンジニアになりたい理由を考えて、迷いを捨て、決断することをおススメします。あなたが諦めなければ、必ず就職できると思いますので、頑張ってください!!

 - Pスク卒業生インタビュー

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