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卒業生インタビュー

Hope for the best, but expect the worst.

Pスク卒業生インタビューVol.029~秋谷結菜さん

   

【Pスク80期 秋谷結菜さん19歳】

 

●「卒業生の声」を読んで、スクールに参加している期間はとても忙しいが、それだけ成長できる期間になる、と感じたことが一番です。

――秋谷さんのこれまでの経歴を教えていただけますか?

高校3年時に、大学進学(その後の大学院進学)も考えましたが、一早く、ITエンジニアとして、働きたいと考え、就職することにしました。

ITエンジニアを志望した理由は、病院(調剤室)勤務の薬剤師の職業体験で、自動的に、薬が梱包されて出てくるシステムに感動したことがきっかけです。

それからは、プログラミングの独学や、ITパスポートの受験勉強を行い、本格的に、プログラミングを学ぶため、株式会社ドリーム・シアター主催の「無料PHPスクール」に入学しました。

――薬の自動包装システムに感動されたとのことですが、どうして、ITエンジニアになりたいと思ったのですか?

最初は、プログラマーを目指していたわけじゃないんです。中学生の時、目の怪我をしてしまい、すごく怖かったんですが、目薬で治ったことに感動して、将来は、薬学を勉強して、創薬関係の仕事をしたいと考えていました。

その過程の中で、病院を見学させていただいたときに、医療機器の種類の多さや、自動化されていることに衝撃を受けて、システム開発、プロブラミングに興味を持ったんです。

また、数学が好きだったこともあり、よりやってみたいと思うようになりました。もちろん、「プログラミングができたらかっこいいな!」と思ったのも、ITエンジニアになろうと思った理由です(笑)。

――ITエンジニアになろうと決めた後、ITパスポートの受験勉強含め、独学をされていらっしゃったとのことですが、具体的に何をされていたのですか?

やると決めた時は、当時高校を卒業したばかりで、プログラミングの勉強はしたことがなく、就職活動に関しても知識がありませんでした。だったら、スクールに行くのが一番の近道だ!と思ったので、ネットで探しながら、オンラインサイトでプログラミングを学習して、ITパスポートの受検勉強を始めました。

まずは、自分専用のパソコンを買うところから始まり、タイピングの練習、プログラミングの学習サイトで少しづつ勉強し、ITパスポートを取得していきました。

オンラインサイトなので、表面上ではありますが、Java、PHP、HTML/CSS、JavaScriptを勉強していると、楽しいと思えたので、これは自分に合っていると思いましたね。

――「無料PHPスクール」を知ったきっかけは何だったのですか?

プログラミングが学べて、就職活動の支援もしてくれるスクールをネットで探していたところ、見つけました。まとめサイトや比較サイトも含めて、結構調べましたね(笑)。

――他ITスクールもある中、「無料PHPスクール」に参加してみようと思った決め手は何だったのですか?

サイトで「卒業生の声」を見て、スクールに参加している期間はとても忙しいが、それだけ成長できる期間になる、と感じたことが一番です。

費用が無料(デポジット制)なことや、23日の短期間で学べることも、参加した決めてです。中には、「大変です!」「しんどいです!」という声も多かったんですが、それだけ充実してるんだ!と解釈しました(笑)。

 

●家に帰ってからは、同期の生徒からもらったアドバイスを活かしながら、実際に面接をしている気持ちで質問に答えていました。

――かなりハードだったと思いますが、「無料PHPスクール」に参加してみて、率直にいかがでしたか?

ソースコードを繰り返し、「写経」するので、何もわからない状態からでも、挫折しにくい学習方法だと思います。また、就職活動のことも、イチから教えてくれるので、とてもありがたかったです。

私は、スクールに通っている間、勉強に多くの時間を割けたのですが、人によっては、時間の使い方が上手くないと、大変かもしれないと感じました。

――面接用のポートフォリオ(自作Webアプリ)は何を作ったのですか?

コロナ禍で、世の中的に、家で過ごす時間が多くなっていたので、部屋やベランダで楽しめることは何だろうと考え、フラワーギフトショップを思いつきました。

ただ、「ビジネス用」ではなく、あくまで「面接用」なので、開発する過程で、得られるスキルを意識しました。まずは、自分で考えてソースコードを書いてみて、ネットで検索する時は、何を(具現化)したいのか、何が分からないのかを意識していました。

ネットでは、流用できそうなソースコードが数多くありましたが、コピペはせず、自分で考えて書くことを徹底したんです。そうすれば、意図しない、変なエラーは出ないし、何より考えることで、理解できると思ったからです。

●フラワーギフトショップ(EC)サイト開発(期間:2ヶ月)
⇒ユーザー側:ログイン/認証/ログアウト、会員登録、マイページ(会員編集/退会/購入履歴)、商品一覧(カテゴリ/検索)、商品詳細(レビュー/ECカート)、問合せフォーム、レスポンシブ対応
⇒管理者側:商品管理(登録/編集/削除、検索/ソート機能)、注文管理、ユーザー管理(ページネーション)、問合せ対応

――企業面接はどうでしたか?

面接練習は、スクールの講義で合同練習をやって、家では1人で練習していました。家に帰ってからは、同期の生徒からもらったアドバイスを活かしながら、実際に面接をしている気持ちで質問に答えていました。

質問を纏めたExcelを参考にして、想定問答を行っていましたね。面接本番で大変だったことは、知らない用語がよく出てきたことですね。

緊張しやすい性格なので、分からないことや上手く話せないことがあると、焦ってしまうんです。なので、しっかり練習した後は、「逆に失敗してもいい!」くらいの気持ちで、面接に臨んでいました(笑)。

――企業面接の結果はいかがでしたか?

15社の面接をさせていただき、4社から内定をいただきました。その中で、●●社さんに入社を決めました。

――企業との面接が始まる前に、企業を選ぶ上で、拘っていたことがあれば教えてください。

一番は、社風や社員の人達が自分に合うかどうか、ということです。ただ、この情報は、面接や企業情報を見るだけではあまり分からないので、面接官や社長様の人柄をよく見るようにしていました。

私の希望としては、気軽に会話ができる環境がいいなと思っていたんです。でないと、仕事がやりにくいので、そこは大事にしました。

あとは、その会社に入ったら、どんな言語が学べるのか、入社後にどんなスキルが身につけられるかどうかも大切にしていました。

――拘っていたことは、面接を受けていく中で、変化していきましたか?

ほとんど変わりませんでした。ただ、実際に入社してみないと分からないことも多いと感じたので、確実性がないことよりも、自分で見た、聞いた情報を大事にするようにしましたね。

――最終的に、●●株式会社さんに入社を決めた理由はなんですか?

建築・建設・不動産に特化している部分はあるのですが、小規模なWebシステムの受託開発から、大規模プロジェクトへのアサインも可能で、幅広い知識・経験が身に付くと思ったからです。

現段階では、「こういったものが作りたい!」という思いや、「この分野を極めたい!」というのが、定まっていないので、まずは幅広く経験して、自分が一番楽しめるものを見つけたいと思ったんです。

また、内定面談で、社内の方とお話しさせていただく中で、社風が自分に合っている、と思ったことも決め手になりました。

――面接をして内定を勝ち取ったわけですが、どこを評価されたと思いますか?

面接では、とにかく笑顔でいることを意識していました(笑)。話す内容や成果物も大事だと思いますが、自分の自然さを出した結果、良い印象を持ってくれたのだと思います。

スキルについては、頑張れる力があることをアピールしたので、それが面接官に伝えられたのかもしれないですね。

――「無料PHPスクール」含め、就職活動に、ドリーム・シアターを使ってみて、良かった点はどんなところですか?

プログラミングを挫折せずに勉強できたことです。たぶん、一人でやっていたら、ITエンジニアとして就職することは、簡単ではなく難しかったと思うので、「無料PHPスクール」を利用して本当に良かったと思います。

スクールに入った頃を考えると、ほぼ何も分からない状態から、今就職できていることを考えると、本当に濃い時間を過ごせたと思っています。

 

●目指す目標に向かって、一歩一歩確実に進みながら、目標に向かって、ぜひ最後まで頑張ってください!

――入社当初は、どのようなお仕事からスタートしたのですか?

まずは、自社HPの社員コメントが書いてあるページを作成しました。言語は、HTML/CSSを使いました。自分が制作したものをサーバー上で公開するのは初めてだったので、ブラウザにちゃんと表示された時は、すごく嬉しかったです。

その時は、やっとエンジニアとしてスタートができたと思いました。

――入社当初、不安はありましたか?

社会人経験がなかったので、不安でばかりした。入社後は、周りの方々が優しく接してくださり、仕事も丁寧に教えてくださったので、すぐに不安はなくなりました!どちらかというと、会社への不安ではなく、私が会社に迷惑をかけないかが心配でしたね。

――今現在は、どのようなお仕事を担当されているのですか?

今は、Excel(VBA)を使った仕事をしています。特定のお客様が使用する、売上データの分類分けを行い、表示できるようにしています。約2ヶ月間のプロジェクトですが、新しい知識を身につけるのが楽しく、日々成長できると実感しているので、とても楽しいです。

――入社後の良い意味でも、悪い意味でも、何かギャップはありましたか?会社に対して、業界に対して、面接時の印象と、入社してから感じる、社内の雰囲気(社風)に違いはありますか?

良いギャップがありました。私の基準の一つは、質問しやすい雰囲気だったので、●●社を選びました。面接などでは、そういった印象があったのですが、入ってみたら、想像していたよりも、もっと聞きやすい環境でしたね。皆さん、丁寧に教えてくれますし、上司が常にフォローをしてくれるので、とても助かっています!

――実際に仕事をやってみて、自分が「エンジニアに向いているかもしれない」と思うときはありますか?

考えること、頭を使うことが好きなので、この仕事は合っていると思いいます。もちろん、自己解決が難しい時もあるのですが、解決できた時の達成感は、何事にも代えがたい気持ちですよ。

手を動かすことも大事なのですが、私の場合は、いきなり取り組むと思いがけないところで躓くことがあるので、根本から理解するようにしています。

――エンジニアとして、ビジネスパーソンとして、大切にしていることは何かありますか?

常に相手や周りのことを考えることは大切にしています。忙しい人が多いので、お疲れ様です!、お忙しいところ失礼します!など、必ず一言入れるようにしていますね。後は、できるだけ自分で考えることです!(笑)

――エンジニアにとって、プログラミング以外に大切なことって、何だと感じていますか?

コミュニケーション能力や説明する力が大切だと思います。私は、作ったシステムを説明するのが苦手なので、これから身につけていきたいと思いました。できるだけ短い言葉で、簡潔に分かりやすくですね!

――現在、プログラミング以外に勉強していることは何かありますか?

今は、プログラミングの勉強に集中しています。自社の商材である、住宅系の知識は研修で学びましたし、業務知識は、これから仕事をしていく上で、もっと身につけていきたいです。

――ちなみに、秋谷さんは、小学生の頃、どんな子供だったんですか?

幼少期は、すごく人見知りで静かでした。今は、コミュニケーションは良く取れる方ですが、昔は恥ずかしかったんだと思います。

――今後は、どのようなエンジニアになりたいと思っていますか?

今は、これを極めたいというのがないんです。なので、幅広い分野を勉強しながら、いずれはプロジェクトを纏められる人になりたいですね。

その過程の中で、やりたいことがあれば、それを極めるのも良いと思っています。経験できることに感謝ですね!

――今後、どんな人と働き、どんなことに挑戦していきたいと考えていますか?

これまで通り、楽しんでプログラミングができたらいいなと思います。自分のしたいことは、まだ明確に決まってはないのですが、仕事をしていく中で、自然に出てくればいいなと思います。

勉強することは楽しいですし、できることが増えるって、とても成長を感じます。今は、Javaを学びたいですし、データサイエンス(Python)にも興味があるので、時間が足りないですね(笑)!

――ありがとうございました!最後に、これからIT/Web業界に就職しようと考えている「PHPスクール生」に、先輩として、何かアドバイスをお願いできませんか?

23日間は、課題も多く、忙しい毎日で大変な期間だと思いますが、一つ一つやるべき事を乗り越えて行けば、とても成長できる期間になるはずです。目指す目標に向かって、一歩一歩確実に進みながら、目標に向かって、ぜひ最後まで頑張ってください!

 - Pスク卒業生インタビュー

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