就職対策Vo.086~初めての転職活動は・・・
キャリアコンサルタントのサイトウです。今回は、初めての転職活動を成功させた人の事例を記載いたします。
最近、
初めての転職活動をするために、無料PHPスクールに参加された人がいます。
その候補者は、大学を卒業後、新卒で食品製造会社に入り、3年10ヶ月の経験がありました。
転職の理由は、学生の頃に勉強していたプログラミングを独学で再開したら、とても面白くてハマり、仕事としてやりたくなったからです。
このように、
無料PHPスクールには、異業種からの転職者が多いのです。
就活は順調で、成果物も作成し、企業との面接へ進んでいきました。
そこで私が取り組んだのは、
ビジネスマナーを含めて、面接への準備がどれだけできるかの確認でした。
その方は、新卒で入社していますので、1社の経験しかありません。
また、その企業は社内での業務が中心だったため、社外との交流がなかったのです。
もしかしたら、基本的なことをおさらいした方がいいのかもしれないと考えました。
確認した結果、ほとんど経験したことがなかったので、
就活の基本からアドバイスをしていきました。
・挨拶の仕方
・スーツの着こなし
・名刺の受け取り方
・相手との会話のキャッチボールの仕方
・面接時にする質問の考え方
中でも、一番力を入れたのは、質問の考え方です。
最初に、候補者自身で考えた質問を聞いた時に、これでは内定を取ることは難しいと思ったからです。
なぜかというと、
質問の内容が、自分が聞きたいことだったからです。
でもこれは仕方のないことだと思います。
面接を経験したことのない人にとっては、聞きたいことを質問するのは、当然にことだからです。
しかし、
実際の面接では、それでは上手くいかないのです。
大事なのは、自分の聞きたいことを聞くのではなく、相手が話したいことを聞くことです。
相手に気持ちよく喋ってもらうのです。
これを伝えるだけでは難しかったので、一緒に質問を考えたりしました。
自分だったらどんなことを聞かれたら印象がよくなるのか。
相手の立場になって考えるように、アドバイスをしていきました。
その結果、
17社との面接をした中で、内々定を含めて、4社からの内定評価をもらうことができました。
そして、第一志望である企業へ入社が決まり、とても喜んでくれました。
成功した要因は、面接に慣れたこともあると思いますが、質問内容の重要性が伝わり、行動できたことだと思います。
今後は、IT業界で新しい生活がスタートしますが、粘り強く頑張ってほしいと思います。
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