就職対策Vo.079~面接対応は、企業によって変化させていく

キャリアコンサルタントのサイトウです。今回は、面接でのやり取りについてです。
あなたが面接を受ける場合、企業からの質問に、上手に受け答えはできていると思いますか?
複数社の面接を受ける場合、同じ質問もあれば、違う質問もあるでしょう。
事前に想定できていればいいのですが、全ての質問がそうではないと思います。
面接官とのやり取りは、コミュニケーションが大事です。
簡単に質問をしているようですが、質問の裏には必ず、聞きたい意図があるのです。
例えば、こんな質問があるとします。
「将来どんなプロジェクトに関わりたいですか?」
この時に、あなたの素直な気持ちを話すことは大事なのですが、気をつけなければならないポイントがあります。
それは、その会社で実現可能な範囲で答えるということです。
面接を受けている企業が、業務系システム開発会社なのに対して、CtoCのWeb系案件に関わってみたいと答えたらどうでしょう。
「当社では実現できないので、他社を受けてみてはどうですか?」
と言われる可能性があります。
もちろん、このような極端な答えはないと思いますが、うっかり本音を言い過ぎてもダメなのです。
面接官は、企業にあなたが必要だと思わない限り、内定を出しません。
面接では、企業側に一緒に働くイメージをしてもらい、「採用しないと損をする」と思われないとダメなのです。
企業の採用計画に、あなたがベストマッチだと感じてもらう必要があるのです。
そのためには、企業研究を怠らず、改善を繰り返すことが一番です!