就職対策Vo.066~新卒、中途の退職について⑤
キャリアコンサルタントのサイトウです。これまでに4回に分けて、退職に関する記事を記載してきましたが、今回が退職に関する最後の記事です。
過去2回に分けて、早期退職の事例を記載してきました。
大事なのは、「在籍期間」であり、最低3年は同じ会社で働くことが必要だと話しましたね。
働いていると、当然嫌になることも出てきますが、石の上にも3年です。
あなた自身のためにも、踏ん張ることが大事です!
さて、これから先は、就職活動の流れを見て、
どのような方法があなたに合っているかを、考えてみてください。
あなたは、就職活動をする場合、どのような方法で始めますか?
・求人媒体に登録して企業に応募する
・人材紹介会社に登録して、企業紹介をしてもらう
・ハローワークの求人を探す
・学校求人に応募する(新卒)
・企業に直接応募する
上記に記載したのは、代表的な就活の方法です。
また、多いケースは、求人媒体を使用するか、人材紹介会社に登録して、コンサルタントから企業を紹介してもらうケースでしょう。
では、この代表的な2つの就活方法についての違いを、一緒に見ていきましょう。
まず、
求人媒体と紹介会社の大きな違いは、
自分で企業を探すか、エージェント(コンサルタント)が探すかの違いがあります。
求人媒体は、あなたの情報をあなたが登録して、企業に求める条件を指定して、企業を探していきます。
それに対して、
人材紹介会社を利用すると、あなたの情報は、コンサルタントによって纏められ、添削されていきます。
そして、
企業紹介は、提示された中から、応募していくという方法が主流です。
分かりやすく説明すると、こんな感じです。
・求人媒体:書類準備から面接対策まで、全て自分でやる
・人材紹介会社:書類添削や企業とのマッチングは、コンサルタントが間に入ってやる
どちらが自分に合っているかどうかは、人により考え方が違うので、
自分にあった方を選ぶのがいいでしょう。
もちろん、他の方法が合っているのなら、その方法を選ぶことをおススメします。
ちなみに、㈱ドリーム・シアターは、人材紹介会社ですので、私が間に入って、就職活動をしています。
自分でやるか、間にコンサルタントが入るかどうかは、就活の内定合否に関係してくる場合があります。
求人媒体の場合は、すべて自分で行うため、間違った言葉遣いや、ビジネスマナーに相応しくない応対をしてしまうこともあります。
例えば、履歴書の前に記載するエントリーシートがありますよね。
その内容が魅力的に書かれていなければ、企業からは面接の機会をもらえません。
もちろん、できる人には余計なお世話かもしれませんが、自己PRを書くということは、意外に難しいのです。
これをクリアして、書類選考と1次面接に進みます。
当然、履歴書や経歴書の添削もありませんので、全て自分で考える必要があります。
うっかり間違った表現や言葉遣いをしてしまうと、面接の機会を失うことにもなりかねません。
この点、
コンサルタントがいれば、間違った点は指摘されて、改善することができます。
これは、
面接でも同様のことが言えます。
求人媒体で応募した企業には、一人で行きますので、面接の内容がよかったか、悪かったかどうかは分かりません。
一方では、
面接に失敗しても、掲載されている企業数が多いので、こだわらなければ、多くの企業と面接をするチャンスがあります。
紹介会社の場合は、コンサルタントが面接に同席することがありますので、その場合は、面接後にフィードバックがもらえ、次に活かすことができます。
紹介企業数は、求人媒体に比べると多くはありませんが、
コンサルタントによるマッチングが可能です。
ちなみに、
ドリーム・シアターでは、就職活動をする方には、2社以上の内定を取得することを、コミットしています。
つまり、あなたが就活を諦めない限り、ずっとお付き合いさせていただくのです。
このように、一言で就職活動と言っても、進め方によってはやり方が違うことで、結果も変わってくることもあります。
最後になりますが、
就職活動はあなた自身のことですので、その方法は、あなたが決めることです。
そして、
結果に関しては、選択して行動したことが全てです。
誰の責任でもなく、あなたが行動した結果と言えます。
あなた自身が、理想とするキャリアを実現するために、何を選択し、どんな行動をするのか。
少しでも、今回の「新卒、中途の退職について」の内容が参考になれば幸いです。
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