就職対策Vo.007~面接練習は回数多く、たくさんの人とした方が良い
キャリアコンサルタントのサイトウです。今回は、面接の練習について、書かせていただきますね。
あなたは就職(転職)活動をしている時に、
面接練習を何回くらいやっていますか?5回くらいでしょうか?10回以上やっている人もいますか?
中にはこれから慌ててやる人方もいそうですね(笑)。企業との面接日程が迫ってくると、必ず緊張しますので、それに打ち勝つために練習をすることが必要です。
その回数は、
多ければ多いほど良く、回数を重ねるごとにブラッシュアップされていきます。
また、
できるだけ違う方と練習をしていくことをおススメします。
これまでに、多くの方に面接練習の必要性を伝えてきましたが、ほとんどの方が、
他人との練習が恥ずかしいそうで、少ない回数で終わっていました。
もちろん、恥ずかしい感情は理解できますし、誰もが最初はそんな感じです。大事なのは、面接練習の回数を増やし、違う人からのフィードバックをもらうことです。
面接練習の回数が増えてくると、ある程度マンネリ化して、ダラダラとした練習になりがちです。
また、面接官役が同じ相手の場合は、フィードバックの内容も同じ事が多く、結果としてあまり意味を成さないこともよくあります。
ですので、
できるだけ相手を変えて、面接練習に臨んで欲しいのです。
以前に、中途採用で転職をしようとしている、23歳の女性と面接練習をしました。
その方は、複数の方と練習をしていて、相手役からの評価も良かったので、大きな問題はないと思っていました。
そこで、私が面接官役で練習をしてみると、
これまで見えなかった改善点が見えてきました。
それは、相手からの質問に対して答える際に、うなずくだけで、「はい」や「いいえ」などの返事がなかったのです。
この改善点は、複数のPHPスクール生が面接官役で、練習をしたにも関わらず、気が付かなかったのです。
なぜかというと、合同練習する、
その場の雰囲気に流されて、当たり障りのない部分だけを指摘していたからです。
気を遣って言いづらかったのかもしれませんが、
面接練習の場合、気を遣うことは不要です。
その女性は、その後も相手を変えて、練習回数を増やして行き、
10回以上練習した結果、改善点を修正して内定を取ることができました。
このように、回数も大事ですが、違った方と複数回やることで、これまでとは違った視点でフィードバックをもらうことができます。
やるからには
内容の濃い、意味のある練習にしていきましょう!
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