就職対策Vo.002~第一印象と気持ちの事前準備
キャリアコンサルタントのサイトウです。企業との面接は、多くの場合は1時間以内に終了しますが、面接官は、どの段階で合否を決めているのでしょうか?
気になったので、数社の企業の面接官に、合否の判断のタイミングを聞いたことがあります。
すると実は、面接が始まってから15分以内という早い段階で、結果を決めていることがわかりました。
その判断基準となっていたのは、第一印象です。
企業との第一印象は、面接の前から始まっていることもあり、受付に訪問する際に社内の人が見ていることもあります。
ですので、企業が入っている建物の敷地に入った時点で、面接は始まっていると考えるようにして、気を抜かないようにしなくてはなりません。
また、企業の受付に電話がある場合も多いのですが、その対応も評価に繋がってくることもあります。
過去にあった事例ですが、中途採用の求職者の方が、企業に訪問した際に受付の内線電話を取りました。
その際に、面接官の名前を聞かれ、覚えていなかったために答えられなかったそうです。幸い企業側は、社内で確認を取ってくれたため、担当者が受付まで迎えに来られました。
本来、ドリーム・シアターでは、訪問する企業の面接官の名前は伝えてありますので、誰宛に訪問するかは事前に確認できるはずです。
しかし、準備に焦ったりしていると、確認をしないまま訪問してしまうこともあります。面接官の名前を分かっていない訪問者の印象は良いでしょうか?
答えは当然良くないですよね。面接は、事前準備がとても大切ですので、気持ちの準備もしておく必要がありますね。
他にも、清潔感のある身だしなみでスーツを着こなし、丁寧な言葉づかいで相手と話すことができるかどうかも評価のポイントです。
スーツを着ている男性にありがちなのは、肩の部分にフケなどがあり、目についてしまうことです。他にも、ひげの剃り残しや鼻毛が出ていることも第一印象を悪くしてしまいます。
これらは基本的なことですが、自分ではできていると思い、見落としがちな点です。
ですので、面接の前には必ずトイレに行き、鏡で確認をした方が良いでしょう。自分の目で確認すれば間違いはありませんし、自信も出てくるはずです。
これ以外にも、企業情報を整理するなどやることは山ほどあるはずです。それを完璧に準備をすることは難しいですが、一つ一つを丁寧に準備していくことはできますね。
その結果が第一印象となり、早い段階で内定がでるかどうかのポイントになるはずです。大事な転職活動だからこそ、成功するために事前準備を丁寧にしていきましょう!