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無料PHPスクール⑤~「写経」勉強法

   

  • PHPスクールでは、「写経(しゃきょう)」をすることより、できるプログラマーの『型』を体得していきます。しかしながら、ただ漫然と写していても、効果は薄いため、以下のような点に注意して「写経」して下さいね。 ●【1回目の写経】「一言一句」「間違えず」書き写す 1回目は意味も分からず、できるプログラマーが書いた、完成されたプログラミング文章(ソース)を「一言一句」「間違えず」書きます。当初は、全く同じものを書き写すことだけでも「大変だ」ということを実感されると思います。 ●【2回目の写経】全ての内容を理解しながら書き写す 全ての処理に対して「なぜこの処理を書くのか?」という疑問を持つこと。もし、分からない場合は「消したり」「順番を変える」とエラーが出たり、意図しない表示になりますので、疑問点をもった場合はぜひ、やってみてください。また、コメントアウトされた部分(説明箇所)は書かずに、プログラミング部分だけを写経し、書き終わった後に、ご自身の言葉でコメント(説明文)を残すこともやってみて下さい。コメントを書くために、ソースコードを熟読することになりますし、最後にコメントのみをご自身で読み直せば、ソースコードの流れを解説したオリジナルのファイルになり、断片的な知識が線で繋がります。さらに余裕があれば、ご自身のコメントのみを頼りにソースコードを書いていくのもおすすめです。(コメントがソースコードを示す内容として適切かどうかご自身でチェックできます) ●【3回目の写経】ざっとソースを見て覚え、見ないでソースを書く 「構文単位」でソースを見て覚え、サンプルソースを見ないで、ソースを書きます。 ●【4回目の写経】PC上ではなく、ノートに手書きでソースを写経する PC上でのプログラミングではなく、白紙のノートに手書きで、サンプルソースを写経していきます。 ●【5回目の写経】画面だけを見て、ソースを復元してみる これは、ブラウザに表示されている「画面だけ」を見ながらソースを復元する行為です。画面に出ていない場合は、「どんな処理だったか」ということを確認するために、元のソースを見るのはもちろんOKです。当然、「写す」のと違いスムーズにはできないかと思いますが、悩みながら復元していくことでプログラムを考える力が付きます。【6回目の写経】さらにカスタマイズしてみる 厳密には、写経ではないですが、自分なりに処理を付け加えてみましょう。「問合せフォーム」の場合、「項目を増やしてみる」「新たなエラーチェックを入れてみる」などです。新機能を追加する過程で、いろいろなことを調べると思いますし、エラーを出しまくるかと思いますが、この「悩む過程そのもの」がプログラムを組む上での論理的思考能力を養います。このようにすると、加速度的に力がついていきますよ。  プログラミングを勉強する方法は世の中に数多くあり、万人に通用する学習方法は世の中にないと思っています。これは、プログラミング以外でも同じでよすね。なので、学習方法に関して、個人個人が試行錯誤することは、とても良いことだと思っています。 「無料PHPスクール」では、「写経」勉強法をしていますが、下記メリットがあるので、行っています。 ・タイピング速度の向上 ・「慣れ」を作ることができる(プログラミングは習うより慣れろの部分があります) ・「書くこと」が一番覚える ・復習の場合、既に同じことをやっているので、理解するための労力が少ない(時間対効果が高い) また、過去8年間、生徒さんを見てきた経験則ではありますが、「じっくり考えている(だけの)生徒」よりは「とにかく書く(量をこなす)ことを実践する生徒」の方が結果として、「理解力アップ」に繋がっていると感じています。(当然ながら、「考えること」は非常に大切ですよ。)

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