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卒業生インタビュー

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無料PHPスクール⑦~プログラミングが「分かる」から「できる」になるために

   

「自分自身で考えて書くという作業をどれだけやるか?」
  • ●プログラミングを学んでいくと、一つ一つの構文の意味や使い方は「分かる」のですが、「全体像(全体の動き)」が見えない、分からない。もしくは、「分かる」のですが、自力では「書けない」という、状況に陥ると思います。 (構文そのものではなく、「構文を組み合わせて、システムを作る」部分ですね。プログラミング学習で、多くの方がつまづいているのは、この部分だと思います。単発の構文なら分かるが、「組み合わせ」となると、どうしても分からなくなる・・・。) これは、プログラミングの初歩の初歩段階から、次のレベルに移っていると言えますが、ここをさらに、乗り越えることで、「できる(一人で成果物が作れる)」レベルになります。基本的には、データがプログラム中を、どう動いて、次に、どのプログラムに行くかという「つながり」の部分を理解することが大切になってきます。
  • ●大切なのは、試行錯誤する過程 1.「なぜそうするのか?」を知る 2.「試行錯誤する」もしくは、「人に教える(先生に説明する)」 3.2を数多く行う。 4.「悩む」「失敗」「間違い」「挫折」をいっぱいする。(イライラしないこと!!) 「悩む」→「書く」→「間違える」→「挫折感を味わう」→「やる気になる」→「悩む」→・・・のサイクルの繰り返し(試行錯誤の過程)が、もっとも大事です。プログラミングはスポーツや習い事同様「慣れ」がどうしても必要不可欠になってきます。説明を聞いたり、読んだりするだけではダメで、数多くの経験(たくさんのソースを見る、たくさんのソースを書く)が必要になってきます。なので、大事なことは一度、二度分からない、書けないからといって、そこで諦めないこと!「何度もやっていく内、気づいたらできるようになっていた」という経験はどのプログラマーにもあると思います。分からないことがあっても「試行錯誤する内に、いずれ分かるだろう」という「心構え」も大切です。やっていく内に、この考えは身についてくるかと思います。
  • ●プログラミングもスポーツと同様、トレーニングが必要不可欠 そうはいっても何も考えずにソースを写しているだけで理解でき、自力で書けるようになるわけではありません。自分なりに試行錯誤することが必要不可欠です。具体的にはソースを読む、書く過程において、以下のことを常に念頭に置くようにしましょう。 ・なぜ、このような動きになるのか? ・なぜ、そのようなプログラムを書くのか? ・プログラムの中で、データがどこをどう走っているのか?(分からない場合は、常に画面に出力表示) ・データが、どこから来て、どこにわたっているのか? ・データを送るには、どうしたらいいのか? ・単純化して考えたら(他の条件をはずしてみたら)どうなるか? こういったことを常に考えることで、プログラムに必要な論理的思考力が鍛えられることになります。ここは「知識」ではなく、純粋に「論理思考力」を鍛える場面なので、講師が手助けすることができません。残念ながら、「試行錯誤」して、繰り返し、学習するしか方法はありません。ただ、どうしても分からない場合は、再度「正解を写す(=写経)」ということも有効な手です。その場合も漠然と写すのではなく、上記を考えながらソースに常に疑問を持ち続けるようにしましょう。また、自力で「挫折」して、解答を見るのと、最初から見るのとでは、理解度が全く違います。プログラミングで大事なのは、「なぜ、そのようなプログラムを書くのか?」という思考の部分だからですね。スポーツをやられた方であれば、コーチ(指導者)から正しいフォームや動きなどを教えられただけではダメで、身につけるためにひたすらトレーニングを重ねてきたのではないでしょうか?プログラミングではそのトレーニングがこういった一連のプロセスになります。どんな道を辿るにせよ、「頭に汗をかく」のは避けられないですね。

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