無料スクールと有料スクールの特徴

今回は、ITスクール(有料スクール)や人材紹介会社(無料スクール)選びについて、お話させていただきます。
プログラミングを学ぼうと思った時に、書籍や動画だけでは、挫折してしまい、スクールへの通学を検討されるという方は多いと思います。
(私もその一人ですからね。)
そこで、今回はスクールの選び方について情報提供させていただこうと思います。
もちろんこれがイイ、これがダメというのではなく、「どれが自分に合うか」ということを考えていただければと思います。
プログラミングスクールは、現在運営されているものを大きく分けると「有料スクール」と「無料スクール」になります。
※「無料PHPスクール」は基本的には「無料スクール」に 属しますが、(私のように)有料として、受講することもできます。
無料プログラミングスクールが無料な理由
まずは、なぜ無料なのか?ということですね。
※正確には、授業初日に、デポジット(保証金)としてお金を預けていただき、就職後、お返しする形になります。
当然、我々はボランティア団体ではなく、営利企業ですから、労働の対価としてお金をいただきます。
そのお金をいただく相手は受講生ではなく、受講生の就職先を紹介した企業になります。
企業からすると、通常の採用に加えて下記のようなメリットがあります。
- 基礎的なITスキルを持った人材を採用できる
- ITスキルや人物に関して、スクリーニングされており、信用が
おける - 早期退職した場合、紹介料の返金制度がある
- 若い人材を採用することができる
- 求人広告とは違い、就職が決まった時のみにお金を支払うので、
採用しなければお金が一切発生しない
会社経営において、優秀な人材をいかに集めるかというのは、最重要課題になります。
(強い野球チームを作るのに選手集めがどれくらい重要かを考えていただくとイメージしやすいかと思います。)
また、就職に苦戦した方からするとあまりイメージができないかもしれませんが、一般的に企業が人材を採用するのはとても大変で、普通にしていては、なかなか人が来てくれません。
その戦力補強の一つとして、我々のようなスクールが活用されています。
無料プログラミングスクールがマッチする方
「就職」がターゲットになりますので、無料プログラミングスクールに合う方は一般的には下記のような方々になります。
- 当然ですが、就職・転職したい方
- プログラミングに対して(仕事にするという意味で)意欲的な方
- 年齢が若い方(具体的には、32歳ぐらいまでの方)
基本的に、社会常識があり、意欲的であれば、問題はありません。
就職が前提にはなりますが、強引に就職をさせることは一切ありえません。(職業選択の自由)と言いますか、そんなことはどう頑張ってもできませんが・・・。
仮に、強引に就職させて早期退職した場合、先ほど説明した返金制度があるため、我々の売上・利益自体も減ることになり
誰も得をしません。
就職先についても、当然皆さんの意思を最大限に尊重致します。
それが我々にとっても、企業にとっても皆様にとっても、一番イイ形だからです。
有料プログラミングスクールがマッチする方
- お金に余裕のある方
- 就職する意思のない方
- 年齢が高く、無料スクールに入学できない方
- 自分のペースで学習したい方
プログラミング自体は学べるところが増えてきたとはいえ、それでも専門的なスキルになりまして、学習できる場所は一般の学習塾と比べると限られています。
そのため、かなり高額(15万円~35万円)となるところが一般的です。
大切なのは自分に合うかどうか
最初にも述べましたが、スクールの形態自体に良い悪いはないので、ご自身にあったスクールを利用していただければと思います。
私自身プログラミングスクールは有料も無料も通いましたが、それぞれにメリット・デメリットがありますので、それをよく考えて受講されるのが
一番良いと思います。