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プログラミングスクールを選ぶときの口コミの考え方

公開日: : 最終更新日:2017/08/03 IT業界の実態 , , ,

先週は更新できませんでした・・。

更新を楽しみにしていた方がいたら申し訳ありません(汗)

年が明けてからもかなり多くの方にみていただいているのでがんばります!

さて、このブログを読んでいる方の中にはプログラミングのスクールに通おうかどうか迷っている方もいるかもしれませんね。

今回はプログラミングスクールを選ぶときのWEB上の口コミについて書きたいと思います。プログラミングスクールだけでなく、口コミ一般についての考え方にも応用できると思います。

口コミを参考にしている方は多いですよね。

私もamazonで本を買うときなんかはレビューを参考にすることが多いです。

一般的には売り手が提供する情報よりも客観的なもの、信頼できるものと思われているようですね。

ですが、私が考えるかぎり口コミにはもちろんいい面もありますが、悪い面もあります。

以下に私が考える口コミのメリットとデメリットをあげてみたいと思います。

なお、基本的には「WEBや雑誌などの媒体に投稿された非利害者関係の投稿情報」を口コミとして定義します。

メリット

まずは口コミのメリットから上げていきましょうか。

利害関係がない人の意見が聞ける

当たり前ですが、あるプログラミングスクールの担当者に話を聞けば、基本的にはいい話しがほとんどでしょう。

顧客を信頼させるために部分的に欠点をいうことはあっても全体的な部分ではプラスのことを言います。

口コミの場合、投稿者は基本的にスクールに対して利害はないですし、匿名のことも多いので、よい意見も悪い意見を聞くこともできます。

そして売り手と買い手の視点というのは、一般的には、ずれていることが多いです。

スクール側がセールスポイントだと思っていることが受講者にとっては大したことではなく、逆にスクール側がセールスポイントだと思っていないことが受講者にとってセールスポイントだったりします。

そういったことを知るのにも口コミは向いていますね。

感覚的な情報の判断に向いている

例えば授業カリキュラムなどはサイトに書かれている場合が多いですが、それがどれくらいきついのか、という感覚的な判断は当然受けた人間にしかわかりません。

私も講師経験が長いと受講生の目線から悪い意味でずれてしまうことがあります。

特に社会人のプログラミングスクールは学習塾のように偏差値やテストがあるわけではなく、レベルが測りにくいです。

200時間でプログラミングをマスター!と書いてあってもそれがどれくらいのペースなのか、難しさなのかはわかりません。

そんな時に体験者の意見を聞くことで肌感覚的な情報を得ることができます。

表にでてこない内部の雰囲気を聞ける

先ほどの定性的な情報と似ていますが、言葉にできないスクールや講師の雰囲気をしることができます。

WEBサイトやチラシなどではスクール側も雰囲気を一生懸命に生徒に伝えようとしますが、雰囲気を伝えることはそんな簡単なことではないでしょう。

サイトには「アットホームな・・」などと書かれていても受け手によっては人によって解釈が様々だったりします。

それを体験者から聞くことができるというのは確かにメリットといえるでしょう。

デメリット

逆に私が考える口コミのデメリットを上げていきます。

口コミ「事実」よりも、「意見」である。

まず口コミで聞けるのは客観的な事実よりも体験者の意見だということです。

情報として信頼できるというよりは「投稿者がどう思ったか」といった程度の判断にとどまります。

教育事業の場合、厳密にはサービス業であり、「授業」という形のないものをうるので客観的な評価というものが難しいのです。

言ってしまうとそもそも客観的な意見をもつこと自体が人間にとって難しいと思います。

説明が丁寧な授業をうけても、「わかりやすくていい」という方もいれば「やさしすぎる、丁寧すぎる」という人もいるからです。

バックグラウンドが自分とは全く違う人間かもしれないので、その人の意見が自分にもあてはまるとは限りません。

投稿者は評価できる知識を持っていない

「教育系」の事業は特に重要なことですが、投稿者がスクールを評価できる知識、見識を持ち合わせているのか、ということです。

レジャーランドやレストランであれば「楽しかったかどうか」が大切な要素になってきます。

スクールというのはそういった要素ももちろん大事です。

そしてそれ以上にわかりやすいというのも非常に大事になってきます。わかりにくい授業は意味がありませんので。

ここまでは受講者が評価できると思いますが、プログラミングスクールの場合、通って「スキルが身についたかどうか」というのが一番大事になってきます。

楽しかったんだけど結局スキルは身につかない授業というのは結構あります。

教育事業に関していうと一般的に難しい授業ほど、受講者に努力を強いりますので、受講者はストレスがたまります。

逆に難易度を落とすと、わからないことが少ないため受講者の満足度は一般的には高くなります。

しかしその場合、逆にスキルが身につかない、ということになります。

こういった授業の正否を知識がもともとない受講生が判断することは難しい面もあります。

投稿者は決して平均的な人間ではない

多くの方は口コミが客観的だから安心と考えているかもしれませんが、これは正確ではありません。

例えば国が行うような世論調査では投稿者をランダムに選んで意見を聞きます。決して希望者だけを集めて調査を行うということはしません。

特定の希望者は偏った意見をみなしますので、ランダムに選択しないと客観的な意見を集めることができないからです。

ただ一般的にいわれる口コミというのは無作為に選ばれたわけではなく、わざわざ自分から投稿しています。

この時点で、投稿者は自己主張のきわめて強い人間ですし、いい意味でも悪い意味でも問題に対して強い関心があります。

そういった意味で口コミは決して「平均的な意見」ではないのです。

特段関心がなかったり、自己主張が強くない人はわざわざ意見を言いませんので、そういう人の意見は表にでてきません。

投稿者は何の責任もとってくれない

当たり前ですが、投稿者の意見を信じて、失敗したと感じて保証はありません。

これがスクールの担当者の場合、事実と違えば、食い違った場合になんらかの責任をとってもらうことができます。

しかし、口コミの投稿者には一切責任をとってもらうことができません。

逆に言うと好き勝手なことがいえるのでそういった意味でも信頼性というものは低いといえます。

まとめ

口コミを信用できる情報源と考えている方は多いと思いますが、完ぺきな情報とは世の中に存在しません。

口コミが参考になることもあれば、ならないこともあります。

あくまで情報の一部という理解をしておくのがいいかと思います。

大切なのはメリットとデメリットを理解することと、全否定、全肯定をしないことです。

なんかいつも同じことしか言ってないなあ・・・

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