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プログラミングや就職以前に大切な情報リテラシーについて

公開日: : 最終更新日:2018/08/13 IT業界の実態 ,

プログラミングの学習や就職活動をしていると本当に様々な情報が出てきます。

例えば以下のようなことですね。

  • 「WEB系企業の方が業務系よりもレベルが高い」
  • 「PHPしかできないエンジニアは能力がない」
  • 「客先常駐よりも自社開発の会社を選ぶべき」
  • 「PHPのフレームワークはCakePHPやLaravelを抑えるべき」
  • 「いやいやそもそもフレームワークは使うべきではない」

そしてこのブログでも様々な情報を発信していますので、ひょっとしたら混乱させているかもしれません・・(汗)

今や、プログラミングや就職活動に関してはインターネットであらゆる情報が手に入ります。

ただしインターネットは情報を得るためにはいいツールなのですが、一般的に下記のような悪い傾向もあります。

  • 誰でも発信できるため情報の質が担保されない
  • 極端な意見を持った人は積極的に書き込みを行う
  • 人間は自分と近い意見の人と群れたがる傾向にある
  • そのため極端な意見ほど支持をされやすい

このような傾向があるためインターネットを使った情報収集は自体を悪化させてしまう傾向にもあるのです。

インターネットで常識と思われていることが実は一部の人の間での常識でしかないということは多いでしょう。

これはインターネットだけに見られる現象ではなく、閉鎖的なコミュニティ全般でおこる現象だと思いますが、インターネットができてからものすごいスピードで加速しているようです。

未知の情報にどのように対処するか

プログラミングや就職活動に限った話ではありませんが、人間は、不安な環境(特に未知の環境)におかれると判断力が低下し、絶対的な存在に依存しやすくなります。

先ほどの「Web系と業務系企業」の問題でも
「どの企業や働き方にもメリット・デメリットがあり、そもそもレベル自体の定義が難しすぎる。全体として一般的な傾向がないとは言えないが、一番大切なのは自分がどう頑張るか」
のような中立的で常識的な意見よりも
「WEB系企業の方が業務系よりもレベルが高い!」
のような心地よい断言に惹かれます。

これは人間であれば当然持っている傾向なので仕方がないのですが、情報に接する考え方としてはあまり正しくはありません。

絶対的な意見を鵜呑みにするのが良くないのと
困ったことに
「フレームワークは就職に必要なのでしっかり勉強しておくべき」という意見と「フレームワークは使わずに開発すべき」のような真逆の意見も出てきます。

それではどのように情報に接すればいいのでしょうか?

一番いい方法は自分が実際に経験して見ることです。

例えば、私はエンジニアとして仕事をしており、複数のフレームワークも学びましたし、フレームワークなしの開発もしましたので、ある程度はメリット・デメリットを体で理解しています。

なので先ほどのような一見矛盾するようなアドバイスが実は矛盾がないことを知っています。

しかし、すべての物事を経験することは当然できませんし、そもそも経験する前に知っておきたいというのが一般的です。

そのためには基本的には下記のような考え方で情報に接することにしています。

  • 「すべての物事にはプラスとマイナスがある」
  • 「何が正しいかは」前提条件次第
  • 前提条件を考えれば「すべての情報が正しい」
  • 肯定的な意見と否定的な意見を両方聞くこと
  • 努力を伴わないうまい話は基本ないと考える
  • 比較的正しい意見は非常に常識的で大体努力が必要

情報とは使い方で毒にも薬にもなる

先ほどのフレームワークの話ではありませんが、どんな情報でもそれが言われる事情や背景を理解していれば「正しい」ケースがほとんどです。

逆に前提条件が不完全であれば「間違った」情報になります。このようにほとんどの情報は時と場合に応じて正否が決まります。

なので私は未経験者にプログラミングの情報を伝える時には極力「前提条件」をしっかり伝えるようにします。

指導的立場にある人でもこのことを忘れて断定的な言い方をする人は少なくありません。

そういう人から何か教わる場合でも常に「すべての物事にはプラスとマイナスがある」ということは覚えておいていただければと思います。

また比較的正しい(当てはまるケースが多い)意見は非常に常識的なもので大体努力が必要です。

例えば
「就職までにプログラミングを勉強し、成果物(ソースやアプリ)をみせたほうが就職には有利になる」
などですね。

真面目にエンジニアの就職指導をしている方であれば上記に異論を唱える方はほぼいないと思います。

ただ世の中には採用にいい加減で不真面目な企業というのも世の中にはありますので、その場合は適用されないかもしれませんが(汗)

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